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JALのCAやスタッフが、アンテナショップ「おいしい山形プラザ」をPR
東京・銀座の店頭で実施。「寒鱈汁」が500名に振る舞われる
2017年1月16日 18:32
- 2017年1月16日 実施
JAL(日本航空)グループは、2013年6月からJAL東北応援プロジェクト「行こう! 東北へ」を展開しており、東京でも東北各県の特産品の販売や観光のPRに注力している。それらの活動の一環として1月16日、東京・銀座にある「おいしい山形プラザ」の店頭に、山形出身のCA(客室乗務員)やJALグループのスタッフが立ち、観光情報PRや物産品販売のサポートを行なった。
山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」
営業時間:10時~20時、レストランは11時~15時(ラストオーダー14時)/18時~23時(ラストオーダー22時)
定休日:年末年始、レストランは年末年始と毎週月曜
所在地:東京都中央区銀座1-5-10 ギンザファーストファイブビル1~2階
TEL:03-5250-1752(特産品展示販売)、03-5250-1750(観光情報コーナー)、03-5250-1755(レストラン)
Webサイト:山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」
「おいしい山形プラザ」は山形県のアンテナショップで、1階では山形県特産品を販売、2階では観光案内カウンターと、山形の地産品を活かした料理を提供するレストラン「YAMAGATA San-Dan-Delo」が営業している。
1月16日は12時から「寒鱈汁」が500食限定で無料で振る舞われたため、多くの人で賑わった。
リピーターを確保して、好調な山形線をさらに伸ばしたい
店頭でのPR活動終了後、JALの代表取締役副社長 執行役員である藤田直志氏が囲み取材に応じ、東京~山形線の状況についてコメントした。
「山形線は2014年度(3月30日)から1日1往復から2往復に増えた影響から、旅客数は2013年度の2万8000人から2015年度は8万3000人と約3倍に増え、搭乗率も77%(2016年上期)と好調で、認知度が上がっていると思います。山形は食事が美味しく歴史もある街なので、そこをさらに訴求して、リピーターを確保するためにもプロモーションを継続していきたいです。
山形から東京へのお客さまの飛行機の利用率は上がっているのですが、東京から山形への利用率を上げることがこれからの課題だと思っています。新幹線とは競合しているとは思っておらず、JRさんとも一緒に東北を盛り上げていきたいと思っております」と、首都圏から山形への需要拡大へ意欲を見せた。
また、「JALの国内線を1万800円から利用できる、訪日外国人旅行者向け国内線新運賃『Japan Explorer Pass』の認知度をさらに上げて、海外からのお客さまをさらに日本の各地域へ送客していきたいと思っています」と訪日外国人に向けての施策にも触れた。
地域活性化プロジェクト「JAL 新・JAPAN PROJECT」については、各地域の人にとっては日常の景色、物事でも、観光資源となる場合があるので、そこを丁寧に収集することを継続しつつ、アニメという切り口など新しい取り組みも行なっていきたいとした。若者や訪日外国人にとってアニメの聖地巡礼は大きなトレンドでもあるので、山形や東北各県への送客の1つとして検討していきたいと、新たな施策の可能性として説明した。