旅レポ
ANAの直行便でクアラルンプールへ! マレーシアで開運&美スポット巡り(その1)
羽田発の深夜便で早朝に現地到着。新名所近のブティックホテルで優雅な初日を
2018年3月14日 00:00
マレーシア政府観光局とANA(全日本空輸)が、1月末から2月にかけてプレスツアーを開催。テーマはクアラルンプールと周辺エリアを中心にした「開運・願掛け&パワースポット巡り」。人々が集う場所や建築美、さらにグルメをたっぷり堪能したツアーの様子をお届けする。
日本出発は羽田空港を0時05分に出発し、クアラルンプール国際空港に6時45分に到着するNH885便。使用機材はボーイング 787-8型機。Webチェックインを事前に行なっていたため、サクッと荷物を預けて保安検査場&出国審査場へ。スムーズに機内へと入りマレーシアヘの旅がスタートした。
ANAの直行便でクアラルンプールへ! マレーシアで開運&美スポット巡り 記事一覧
シートは3-3-3の配列。毛布、枕、ヘッドフォンが置かれていた。足元にはユニバーサルAC電源を発見。9インチのタッチパネル式液晶モニターの下部にはUSBポートやイヤフォンジャックを装備。足元にはネットタイプのフットレストも。
着陸後機体が安定するとスナックを配布。深夜便なのでちょっとつまめる程度の量がうれしい。「カントリーマアム」と「ハラール&ベジタリアンおかき」に、「始元水きりしまの名水」がセットに。ドリンクは「香るかぼす」をオーダー。ほどよく時間がたったところで就寝時間に入る。
着陸1時間前のタイミングで朝食に。「パンケーキ&ポーチドエッグ」をチョイス。パンケーキは頬張ると中央のメープルシロップがじゅわっとあふれ出し、幸せ気分に。ポーチドエッグのトロッと感も絶妙だった。ドリンクは国産野菜を使用したこだわりスープが話題の「茅乃舍」のコラボスープ「茅乃舍 野菜だしスープ」に。温かな味わいでホッとひと息。着陸前にキャンディーのサービスも。
クアラルンプール国際空港に到着してエアロトレインに乗車し、入国審査を経てもまだ外は真っ暗。1月末のマレーシアの日の出は午前7時過ぎとのこと。
なお、同空港は黒川紀章氏が設計に携わっており「Airport in the forest, Forest in the airport(森の中の空港)」がテーマ。自然と建物の調和を重要視したデザインで木々の間をトレッキングできる「KLIAジャングルボードウォーク」も用意。緑豊かな空間でリラックスができる。
なお、帰国便はNH886便。クアラルンプール国際空港14時15分発、羽田空港22時05分着の便だ。機材は行きと同様、ボーイング 787-8型機。スナックは「ハラール&ベジタリアンおかき」だ。
ハラール認定済みのランチは「白身魚のグリル バジルソース」を選択。前菜に「コールスローサラダ スモークサーモン ミックスレタス ケッパー」、麺に「うどん レッドコーラルレタス トマト ツナマヨネーズ 青葱 麺つゆ」、ブレッドに「カイザーロール」、デザートに「マンゴーケーキ」となっていた。到着前の軽食は「クロワッサンサンドイッチ(チェダーチーズと野菜)」。
クアラルンプール市内のブティックホテルでちょっと贅沢なホテルステイを楽しむ
マレーシア滞在時に宿泊したのは2017年にオープンしたばかりの「ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクション」。朝食付きで比較的リーズナブルな価格のうえ、サービスもよいと評判だ。
「デラックスルーム」は約30m2でキングベッドまたはシングルベッド2台を設置。ふんわりとした寝心地の羽毛布団がうれしい。洗面台がベッドルーム側にあり、別々で使えるのも二重丸。鏡には女優ライト的な装飾が施してありメイクもしやすい。バスルームはシャワーにレインフォレストシャワーの2種類を完備。シャンプー&リンスとボディーソープは備え付けとなっている。
アメニティは歯ブラシキットにソープ、「AROMATHERAPY ASSOCIATES」のボディーローション。イランイランとホワイトラベンダーの香りで夢心地に。
ドライヤー、ケトルに無料のミニバーはサイドの扉の中に。コーヒーメーカーは50インチの薄型テレビの下に設置。ボックスを開けるとマレーシアの老舗ティーブランド「BOH」の金黄特級紅茶にジャスミンティー、煎茶などが揃っている。スリッパやバスローブ、アイロン&アイロン台はクローゼット内に一式。広めのデスクトップには、内線やメモ&えんぴつ。そばにはキャンディ類のサービスも。なお、ユニバーサルタイプのACコンセントがデスク脇に3カ所。枕元にも1カ所ずつあるなど、かなりの数で充電時に大活躍してくれる。
ほかにも45m2でバスタブ付きの「エグゼクティブスタジオ」も。こちらはバスソルトなども用意されており、広めの客室でゆったりとくつろぐことが可能だ。
なお、屋上にはインフィニティプールが。クアラルンプールの2大タワーの一つ「KLタワー」も眺められるため、昼夜問わずに利用したい。夕方からはバー「MAN TAO BAR」がオープン。落ち着いた雰囲気のなか、美しい夜景を楽しむこともできる。
朝食やアフタヌーンティーで利用したいのがホテル内の「BRASSERIE 25」。赤レンガやダークウッドを使った内装はおしゃれ度も抜群。地元産の新鮮な食材を使ったメニューが自慢だ。
朝食にはマレーシア料理の定番「ナシ・レマ」を用意。バナナの葉の包みを開けるとピリ辛のサンバルソースに卵、ココナッツミルクで炊いたご飯が。小魚を使ったイカンビリスとピーナッツで食感と味わいがプラスされており、朝にちょうどよい量。「ロティ・テロー」も用意され、朝からマレーシアの食が堪能できる。もちろんココナッツをベースとした「カヤジャム」も用意されているので「カヤトースト」を頬張ることもできる。
お勧めしたいのが、毎日変わるフレッシュフルーツをたっぷり使ったスムージー。ブルーベリー仕立てやストロベリーがベースなど毎朝飲むのが楽しみになるほどの美味しさだ。
「BRASSERIE 25」では、「アフタヌーンティー」として「LE GOUTER」(80リンギット:約2240円、1リンギット=約28円換算)も実施中。マレーシアのおやつ「カレーパフ」など地域食もプラスし、ここだけでしか味わえないスペシャルなスイーツやホットミールが楽しめる。
スイーツのラインアップは、シトロンタルトにビスコッティ、マドレーヌをはじめ9種類。ホットミールもリゾットボールやソーセージロールなど4種が揃う。サンドイッチやドリンクと一緒に優雅なひとときを過ごしてみては。
ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクション
所在地:25, Jalan Kamunting 50300 Kuaka Lumpur
Webサイト:ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクション(英語)
ホテル近の最新アドレス「THE ROW」で絶品。マレーシアならではのニョニャ料理を味わう
ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクションから徒歩3分ほどの場所にある「THE ROW」。1940年代の建物をリノベーションし、店舗が連なるリノベーションスポットとして話題となっている。ここで必ず訪れたいのが「LIMAPULO:BABA CAN COOK」だ。マレーシアに渡り住んだ中華系移民とマレー人との末裔を“プラナカン”と総称するが、男性をババ、女性をニョニャと呼ぶ。そのババが作るスパイスの利いた絶品料理が味わえるのだ。
訪れた日も店頭にシェフを担当するババがゆったりと座っており、笑顔で迎えてくれてとてもよい雰囲気。オススメは「ニョニャ・ラクサ」とのことで早速オーダー。魚介の深みのある味わいに、ピリ辛スープと独特のスパイシーさ。たまご麺とビーフンの2つの食感がさらに美味しさを引き立たせ、いつの間にか完食。
「パイ・ティ」はさっくさくのパイ生地に旨味たっぷりの切り干し大根やエビがベストマッチ。脂がのった白身魚のシアカップをダイナミックに調理した「ニョニャ・フライド・チリ」もスパイシー&ほっくほくの白身の美味しさで箸が止まらない。
デザートは「サゴ・グラ・マラッカ」「チェンドル」「ABC」をオーダー。タピオカがギュッ&プルッな食感がうれしいプリン「サゴ・グラ・マラッカ」や「チェンドル」、マレーシアならではのご当地デザート「ABC」でひんやりクールダウン。どの料理を頼んでも美味しさ保証付きの人気店のため、クアラルンプール滞在の際にはぜひ足を運んでほしい。
LIMAPULO:BABA CAN COOK
所在地:50, Jalan Doraisamy, 50300 Kuala Lumpur
Webサイト:LIMAPULO:BABA CAN COOK(英語)
ANA利用でマレーシアを楽しむツアー1回目は、日本からクアラルンプールまでの機内の様子に滞在ホテルと絶品ニョニャ料理が味わえる人気店をレコメンド。次回は開運スポットやマレーシア旅で必ず訪れたい建築美を堪能した様子をレポートする。