【イベントレポート】
【関空旅博2017】SIAホリデイズが飽きのこないマレーシアとペナン島の魅力を解説
シンガポール訪問時は21施設で利用できる「シンガポール・エクスプローラー・パス」がお勧め
2017年6月1日 18:21
- 2017年5月27日~28日 開催
SIAホリデイズは、5月27日~28日に関西国際空港で開催された「関空旅博2017」でセミナーを開き、マレーシア、ペナン島にフォーカスして魅力を伝えた。
SIAホリデイズの「SIA」はシンガポール航空(SIngapore Airlines)のICAOコードで、シンガポール航空のツアーブランドとなる。
今回フォーカスしたのは、お隣のマレーシア。その魅力について、国内でSIAホリデイズを展開するオーバーシーズ・トラベル 大阪支店の土橋征仁氏は「多様性」を挙げる。マレーシアは、ビーチ、自然、グルメ、ショッピング、街歩きとよくばりに楽しめ、多民族国家で異なる言語や文化、宗教が共存する多様性が魅力で、飽きのこない楽しさがあるという。
時差も1時間で物価も日本の約1/3程度と安く、CNNの世界のベストショッピング都市でも第4位に選ばれているという。また、ロングステイ財団の調べによる「住みたい国」では世界1位を11年連続で獲得。グルメも多民族国家であることから多様性に富んでおり、「マレー料理」「中華料理」「ニョニャ料理」「インド料理」と、さまざまなスタイルのレストランが揃っているという。
その首都であるクアラルンプール、通称「KL」について、現地で「ジャランジャラン」という街歩きの楽しさを紹介。特に、ローカルから高級ブランドまでショッピングセンターが集中し、ホテルも充実している「ブキッビンタン」のエリアを初めての人にもお勧めとした。
KLの定番観光地は、高さ421mで300mの位置に展望台がある「KLタワー」は、新たにオープンした「スカイボックス」を取り上げ、300mの高さでガラス張りの床を持つこのアクティビティを「かなり怖い」と紹介。
このほか、まとめ買いなどしたい人向けにお勧めの1888年建築のコロニアル調の建物である「セントラルマーケット」や、物価の安さを活かしてリッツ・カールトンにあるアフタヌーンティーで優雅なひとときを過ごすプラン、トレーダースホテルのスカイ・バーから見るペトロナス・ツインタワーの夜景などをお勧めした。
続いて紹介したのがペナン島だ。「ビーチと世界遺産の島」と形容し、特に繁華街のジョージタウンはマラッカとともに世界文化遺産に登録されており、英国時代のコロニアル調の建物が残され、「世界遺産+リゾートの滞在が可能」と特徴を伝えた。
そして、ペナン島をカメの形に例え、カメの右後ろ足部分に空港、そこから約15分~20分でカメの右前足部分に「ジョージタウン」、そこから30分ほどのカメの頭部にリゾートに向く「タンジュンブンガ」があると案内。
そして、「ペナンのMUST(マスト)」として紹介したのが、ペナンの名物料理「チャークエテオ」と、デザートの「アッサムラクサ」「チェンドル」。さらに街歩きの際には「トライショー」という人力車をぜひ試してほしいとした。
ジョージタウンの見どころとして挙げたのは15カ所あるウォールアートや、51カ所あるワイヤーアートなどで、「写真スポットにもよく、街全体が美術館になっている」としたほか、プラナカン文化を伝える博物館「プラナカンマンション」や、ハーモニーストリートなどわずか20分の徒歩圏内で、ペナン最古の教会や観音寺、ヒンズー寺院、モスクなどの異宗教体験をできる魅力を伝えた。
ペナン島のこのほかのスポットとして紹介があったのは「バツフェリンギ」エリアで、シャングリ・ラ ラササヤンやローンパイン、ゴールデンサンズなどのリゾートホテルが建ち並ぶエリアでのショッピングを楽しめるとのことで、土橋氏は「ショッピングは値段交渉しないと損します」とアドバイス。なかでもお勧めとして挙げたシャングリ・ラ ラササヤンについては朝食のメニューも豊富で、「デザートもたくさんあるので、3泊以上してぜひ全種類コンプリートしていただきたい」と提案した。
ペナン島の話題の最後に、新施設として2016年12月にオープンした「THE TOP」の紹介があった。ペナン島のランドマークである「コムター」にできた商業施設で、博物館やレストランなどのほか、最上階ではガラス張りの床を歩くアトラクションも用意されている。
続いて、シンガポール航空の本拠地でもあるシンガポールについて。SIAホリデイズならびにシンガポール航空利用者が利用できる「シンガポール・エクスプローラー・パス」を紹介し、21カ所以上、449シンガポールドル分のアトラクションを1日5900円で利用できるお得なパスであることを説明。
このシンガポール・エクスプローラー・パスで利用できる「SIAホップオンバス」は、10~15分間隔で市内を網羅しており、観光に便利だという。また、同じく同パスで巡れるいくつかのスポットの紹介があり、有名なところでは「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは昼の散策もよいが、スーパーツリーがライトアップされる夜の方がお勧め」とし、さらに観覧車の「シンガポール・フライヤー」も夜がお勧めで、とりわけ平日の夜がよいとした。平日を勧めるのはオフィスビルの電気が点いているからだそうだ。