旅レポ
オーストラリアの2つの都市とフルマラソンを体験! ブリスベン&ゴールドコースト4泊5日のよくばり旅(その4)
海沿いを走る「ゴールドコーストマラソン」で42.195kmのフルマラソンに初挑戦
2017年10月18日 00:00
2017年7月1日から2日にかけて開催された「第39回ゴールドコースト・マラソン」。全8種目を2日間に分けて実施され、7月2日にはゴールドコーストの美しい海岸線を走ることができるフルマラソン(42.195km)が行なわれた。今回、クイーンズランド州政府観光局が主催するツアーの一環としてフルマラソンに初挑戦。大会当日の熱気あふれる会場や実際に走ってみた様子、そして完走後に祝杯をあげるのに最適な地ビール工場、さらにオーストラリアで今人気の複合系屋台レストランなどを紹介する。
波の音をBGMに42.195kmを駆け抜ける「第39回ゴールドコースト・マラソン」
1979年に第1回の大会が開催され、2017年で39回目を迎えた「ゴールドコーストマラソン」。2017年は大会総参加者数約2万5000名、日本人も600名以上が参加。フルマラソンでは野口拓也選手が自己ベストの2時間8分59秒で優勝するなど、日本人ランナーにはうれしい結果となった。
7月2日にオーストラリアのゴールドコーストを会場に行なわれたフルマラソンのスタートは7時20分。ハーフマラソンが同日の6時スタートとなっていた。
会場には、フルマラソン参加のランナーたちがウォーミングアップ中。“スタートの1時間前には会場入りを”とのことだったので当日は4時30分に起床。7月初旬のオーストラリアは冬の真っ只中で、現地に到着した際の気温は10℃程度とかなりの寒さ、しかも外はまだ真っ暗。走り出すと暑くなるので、なるべく荷物は持って行きたくなかったが、羽織るものを着て会場へ行くことに。
ウォーミングアップをしていると、大会広報大使で1992年にゴールドコーストマラソンのフルマラソンで優勝経験もある谷川真里選手の姿が。周囲にいた初参加のランナーたちは「走っているときは手前ではなく、少し先を見ること」やストレッチなどを指導してもらえるサプライズも。
十分なストレッチを行ない体がポカポカしてきた7時ごろに、スタート地点のサウスポート地区ゴールドコースト・ハイウェイとマリーン・パレード通りとの交差地点へ移動。6時間でのフィニッシュを目指していたのでAからDまである出発地点の最後尾、Dゾーンへ。
ゴール予想タイムは申し込み時に事前申告となっており、タイムに応じてスタート地点がA(3時間30分以内)、B(3時間30分~4時間)、C(4時間~4時間30分)、D(4時間30分~6時間30分)の4ブロックに分かれている。実力により安全にスタートができるシステムだ。
国歌斉唱のあとアナウンスが入り、しばらくするとスターターピストルの合図が会場に鳴り響いた。筆者は先頭集団がスタートしてから約4分後にスタートのゲートを通過。スムーズに1km地点を駆け抜け2km地点の「メイン・ビーチ」周辺へ。陽が昇り出すとかなりの暑さとなり、肌がジリジリ焼けていくのが自分でも分かるほど。オーストラリアのなかでも特に日差しの強いクイーンズランド州ゆえに、レース中の日焼け対策は必須だ。
「サンデールブリッジ」を駆け抜け、ぐるりと迂回して「サーファーズ・パラダイス」へ。途中ボードを持って応援するファミリーがいたりと和気あいあいな雰囲気だ。
2.5kmの場所に最初の「ウォーター・ステーション」を発見。4月に「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」に出場した際に“毎回給水ポイントで水分補給をすること”と伝授されたため、今回もそれに習って毎回給水することに。「第39回ゴールドコースト・マラソン」のフルマラソンでは、5kmごとに8カ所の「リフレッシュメント・ステーション」、その間に「ウォーター・ステーション」が8カ所。合計16カ所の給水ポイントがあったため飲み過ぎてしまい、途中で4回ほどトイレ休憩をする事態に見舞われつつも、熱中症や脱水状態になるよりはマシだと思い積極的に取ることにした。
また、少し先にはエイドステーションも。ワセリンやテーピング用の道具、アイシンググッズなども置かれていた。海沿いをそのまま軽快に走っていると5kmの文字が。この時点で約38分(ガン・タイムは約44分)。1kmを7分弱のスピードだ。5km地点は「サーファーズ・パラダイス」にほど近いということで、ほかの場所に比べとても華やかな雰囲気。チアリーダーの応援やブラスバンドなど、笑顔で走り抜けることができる絶好の場所だ。大会公式ドリンクの「ENDURA SPORTS NUTRITION」の「ENDURA REHYDRATION PERFORMANCE FUEL(LEMON LIME)」が提供される「リフレッシュメント・ステーション」もあり、パワーチャージができた。
続いては、「ブロード・ビーチ」へ。向かう途中で7時15分にスタートした車椅子のレースの選手とすれ違い、「マーメイド・ビーチ」では先頭集団に遭遇。この時点で自分は8km、折り返し側は23kmのためその速さに圧倒されることに。なお、途中にはタッチするとパワーチャージできると噂のボードも発見したので迷わずタッチした。
しばらくするとAゾーンから出発したランナーたちと続々と折り返してくるタイミングに。沿道のオーディエンスもヒートアップし、ボードをアピールしながら応援する姿があちこちで見られた。また、「マーメイド・ビーチ」を過ぎたあたりには、地元で人気のカフェ「BSKT CAFE」を発見。走りながら気になるエリアやショップの場所などをチェックできるのはうれしい。
再度海沿いの景色が広がり「バーリー・ヘッズ」の15km地点を過ぎ、しばらくしてトリオのジャジーなサウンドが聞こえてくると南側の折り返し地点に到着。ここからは再び来た道を戻ることに。
その後、来た道を黙々と走り続け、ハーフ地点に2時間52分で到着。4月に挑戦したホノルルハーフマラソン・ハパルアで4時間超えだったことに比べるとかなりの成長を実感。しかし、ハーフまでは経験があったが、ここからは未知の領域。途端に1km約10分と急激に遅くなりだした。ちょうど30km地点でゴールへ向かうゲート直前を通り過ぎるため、あと少しでゴール! と気力も若干回復したが、残り12kmが想像以上にハード。また、前半はコースの下見を行なっていたが、後半の12km分の下見も必要だったと痛感。今後初参加するランナーには、ぜひコースを確認することをお勧めしたい。
後半フィニッシュまでの約12kmはまさに延々と続く長い道。「ランナウェイ・ベイ」を進み、36km地点で折り返して戻ってくるのだが、コースを知らないため体力の配分がうまくできないのと、時間制限も迫り若干焦りも。
しかし、そんななか、声援や差し入れを手渡してくれる人々に本当に救われた。真っ赤なカエル型の大きめグミを「食べて元気になって!」と手渡してくれたり、「氷持って行って!」と氷をがっつり渡してくれたりと、そのたびに気力も復活。30km地点ではキッズたちが「ENDURA SPORTS NUTRITION」のエナジージェル「ENDURA SPORTS ENERGY GEL」(COLA KICK味)を投げ渡してくれる楽しい瞬間も。
また、クールダウンするために霧の吹き出たゲートがあるなど後半ならではの演出もあった。
38km付近ではアジアからの参加者とともに励ましあいながら数kmを走るなど色々な出会いがあった。ゆっくり走り過ぎたため制限時間が最大の懸念材料となったが、40km地点で時間内にゴールできると確信し余裕も生まれた。
その後、フィニッシュラインまであと250mという場所で写真を撮っていると大勢のオーディエンスから「時間が迫っているから、早くゴールへ走って!」とアドバイスが。慌てて250mを一気に走り抜け無事にゲートタイム6時間34分53秒、ネットタイム6時間28分13秒でゴールできた。フィニッシュラインを踏んだ際には自分の名前が呼ばれ、達成感はかなりのもの。ちなみに制限時間は6時間40分なので相当ギリギリ。次回は、もっと速くフィニッシュできるように頑張りたい。
ゴール後は間髪入れずにそのまま「リカバリーエリア」へ直行。走りきったランナーのみが手にすることができる完走メダルとTシャツなどの記念品を入手。「おめでとう!」と言われながらかけてもらうメダルは格別で、また走りたくなった。
なお、ファミリーや友人とともに訪れている場合は、ラップタイム計測用マットの通過時間がリアルタイム表示され、ゴールの予測時間もスマホからチェックできるシステムを使ってみよう。自分のゼッケン番号を知らせておけば、長時間待たずともゴールした際に待ち構えておいてもらえるからだ。なお、ペースが速くなった、遅くなったことも分かるので、見ている方も一緒に走っているようでドキドキするとのこと。
キウイとオレンジを頬張り水分と軽い栄養補給をしたところで、大会の特大ハッシュタグ(#GCAM17)フォトスポットを発見しパチリ。余韻に浸りながら、ゼッケンを提示すれば当日利用が無料となる「ライトレール(Gリンク)」のステーション「Southport Station」へと向かった。
なお、完走証やレース中の写真は後日公式Webサイトよりダウンロードが可能。完走証は無料となっており、写真や動画は有料。写真をチェックしてみると、レース中のことが蘇るとともに、自分では気づかないようなタイミングで撮られていたるなどかなり面白いのでお勧めだ。
さらに、レース完走者は全種目翌朝発売の地元の新聞「Gold Coast Bulletin」の「Gold Coast Airport Marathon Edition」に掲載される。毎年あっという間に完売するため、走った記念に急いで手に入れよう。
ゴールドコーストマラソン
Webサイト:ゴールドコーストマラソン
駅近で大会前後もスムーズにアクセス。中心地のホテルでマラソン後もアクティブに
ゴールドコーストで2泊したのは「WATERMARK HOTEL & SPA GOLD COAST」。「スカイポイント・オブザベーション・デッキ」の正面で、部屋からもタワーをしっかり眺めることができる。最寄り駅はライトレールの「Surfers Paradise」。大会前後にライトレールを使っての会場とホテルの行き来もスムーズ。海岸へは歩いて3分。ショッピングセンターへ行くにも徒歩でサクッと向かえる好立地で、全388室の4.5星ホテルだ。日本人スタッフはオーストラリア内随一の人数とのことで、マラソンに参加する日本人ランナーも多く宿泊していた。
利用したのは「スーペリア・ルーム」にキングベッドが用意された「スーペリア・キング・ルーム」。ベッドの正面には液晶テレビとテーブル、椅子が2脚。窓側にはソファも用意。大きな窓は「スカイポイント・オブザベーション・デッキ」側を向いており、ビルの間から水しぶきをあげる海も望める。
クローゼットにはセキュリティボックスとドライヤー。アイロン台&アイロンを提供。ガウンやスリッパなどの用意はない。クローゼット横のスペースにはウェルカム・マカロンとポットがあり、棚を開けるとカップとスプーン、紅茶が入っている。また同じ棚の1段目にはミニ冷蔵庫は空で、自分で好みのものを入れるスタイル。
バスルームには固定式のシャワーとバスタブにトイレ。床が木製で落ち着ける空間となっている。マラソンで体を酷使したあともゆったりと湯船に浸かり癒すことができるのはうれしい。
アメニティは「ZEN by Watermark」のシリーズを提供。シャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュ、モイスチャライザーにソープが揃っている。プラスしてサニタリーバッグが付属。
朝食はホテル1階の「WAVES BUFFET RESTAURANT」。名前のとおりビュッフェスタイルで食事を味わえる。さっくりと焼き上げられたクロワッサンをはじめとした種類豊富なブレッドに、オーストラリア産の蜂蜜、フレッシュフルーツにシリアル。そしてチアシードを使ったプディングまで、ゆったりと時間が流れる店内で朝のひと時を過ごすことができる。
WATERMARK HOTEL & SPA GOLD COAST
所在地:3032 Gold Coast Highway, Surfers Paradise, Gold Coast, Queensland 4217
Webサイト:WATERMARK HOTEL & SPA GOLD COAST(英文)
フルマラソン後は帰国前最後のディナーへ。アフターパーティと地ビールで完走をお祝い
無事に走り終わりホテルで小休憩をしたあとは「第39回ゴールドコースト・マラソン」日本事務局が主催するアフターパーティーへ。「Helm Bar & Bistro Surfers」を会場に、谷川真里選手らが参加ランナーとともに親睦を深め、健闘を称え合う場となっている。大人2500円、3~12歳の子供が1800円。ワンドリンクと軽食が用意された会場には、無事大会を走り終えたランナーらが笑顔でテーブルを囲んでいた。
アフターパーティー終了後は、完走の喜びを再びビールで乾杯するために地ビールの醸造所とバーを併設している2006年創業の「Burleigh Brewing Company」へ向かった。フルマラソンの折り返しポイントでも訪れたバーレーヘッズにお店を構えており、地元だけしか飲めないビールから、少量生産のプレミアムな一杯を味わうことができる。可能な限り周辺地域で採れた原材を採用し、地元の水を使うなどナチュラルな一杯を生み出すことを意識。自社工場で一貫製造を行ないゴールドコーストの地ビールの先駆けとして、現在に至っている。
1日2万L、9種類の地ビールを生産しており、なかでも女性に人気なのが「TWISTED PALM」。試飲したところジュースのように軽めで、かなりの飲みやすさ。「28」はグレープフルーツのようなフルーティさを感じる味わい。「DUKE PREMIUM」はヨーロッパの醸造の歴史に敬意を示し、馬車で行ける範囲である15km以内でしか販売しないTHE地元な一本。
お気に入りのテイストを探したい場合はテイスティング用の「TASTING BOARDS」(15オーストラリアドル:約1425円、1オーストラリアドル=約95円換算)を利用しよう。好みの6杯を選び注文すると、ボードに6杯分揃った状態でサーブされる。
「Burleigh Brewing Company」では飲むだけではなく、ビールについて学ぶことも可能。毎月第3水曜日の18~20時の2時間に「BACKSTAGE WITH THE BREWMASTER」を開催しているのだ。事前予約が必要で参加費は1人50オーストラリアドル(約4750円)。1時間の工場見学ツアーと1時間の試飲の両方が楽しめる。
気に入った味わいのビールはその場で購入が可能。数量限定のビールは特製ボトルに入りの「BURLEIGH BREWING GROWLER」(25オーストラリアドル:約2375円)として持ち帰りもできる。ボトル片手にパーティーなどへお土産として持参するのが人気とのこと。
Burleigh Brewing Company
所在地:2 Ern Harley Drive, Burleigh Heads, Queensland 4220
Webサイト:Burleigh Brewing Company(英文)
ゴールドコースト滞在ラストの夜は、オーストラリアでいま流行っている屋台巡りからヒントを得た複合系屋台レストラン「The Collective Palm Beach」へ。旧郵便局をリノベーションした同レストランは、5つのジャンルの異なるレストランとバーが一つ屋根の下で営業している。
注文はテーブルで一度にできるうえ、お会計も5店舗まとめてOK。そのため1人につき3オーストラリアドル(約285円)の「マルチダイニング・サーチャージ」を会計時にのせる形となる。
「The Collective Palm Beach」内には、イタリア料理でピザとパスタが中心の「THE ITALIAN JOB」、オーストラリア料理などを扱う「THE KITCHEN」。アジア料理を提供する「UMAMI」。懐かしさあふれるアメリカンな食事が得意な「LUCKIES DINER」。そして骸骨が目印でメキシコ料理が自慢の「CALAVERA」の5レストランが営業している。
それぞれ同じタイミングでオーダーしてもテーブルに提供される時間が揃わない場合もあるため同レストランではシェアスタイルを推奨。そのため、大人数で一気に頬張れる大皿料理が多くラインアップされている。できる限り同じ料理を頼まないようにするのが5つのレストランを最大限に味わい尽くすコツだ。
今回はシェアすることを前提にメキシコ料理の「CALAVERA」で「NACHOS」(18オーストラリアドル:約1710円)と個人で頬張りたかったキッズメニューの「KIDS CHEESE BURGER」(12オーストラリアドル:約1140円)をオーダー。
「NACHOS」はオーブンでカリッカリに仕上げられたコーンチップにアボカドをふんだんに使ったグアカモーレ、トマトやオニオンたっぷりでしゃっきり野菜が美味しいピコデガヨを乗せると幸せが押し寄せてくる。
「KIDS CHEESE BURGER」はキッズサイズと表記はあるものの目視で13cm以上のビッグサイズ。オージービーフならでは香りと肉本来の旨味が頬張るごとに肉汁と一緒にガツンと広がり、肉好きにはたまらない。ポテトの揚げ加減も絶妙で一気に完食した。なお、キッズサイズは店内を観察していると意外に大人が食べている場面も多かった。シェアした料理をつまみつつプラスアルファでキッズメニューもというスタイルもありのようで、スタッフも注文する際に特に問題なくオーダーを取ってくれた。
The Collective Palm Beach
所在地:1128 Gold Coast Hwy Palm Beach, Queensland 4221
Webサイト:The Collective Palm Beach(英文)
帰国はカンタス航空で約9時間。窓の外にはグレートバリアリーフが
フルマラソン出場の翌日は朝一でブリスベン空港へ。ゴールドコーストから約1時間15分かけて到着し、ブリスベン空港10時55分発、成田国際空港19時10分着のカンタス航空QF61便を利用。機体は行きと同じエアバス A330-300型機だ。
空港に到着後は、カンタス航空の自動チェックイン機で座席指定や預け入れ荷物のタグと搭乗券を発行。カウンターで荷物を預け出発ロビーへ。無人で出国審査が行なえるスマートゲートなど利用し、スムーズに出国ができた。
快晴のなか、時間どおりに出発。まずはドリンクが提供された。ハイビスカスとオレンジのフレーバーでとても爽やかな飲み口。「糖分のポップアップで疲れがよく取れるので、マラソンを走ったあとならばなおさらお勧め」とCA(客室乗務員)が教えてくれた。また、ペットボトルの水1本も手渡された。
ドリンクを飲みながらふと外を眺めていると、目の前にグレートバリアリーフの美しい珊瑚礁が。地図で確認したところちょうど真上を通っている最中。突然のサプライズに思わず窓に釘付けに。
しばらくすると、ランチの時間となった。「アジア風コールスローとチキンのサラダ ココナッツと胡麻のドレッシングかけ」「カボチャのトルテリーニ ローストしたカボチャとほうれん草にリコッタとパルメザンチーズを添えて」「鮭の胡麻醤油ソース グリーンビーンと白飯を添えて」の3種類から選ぶことに。今回は「カボチャのトルテリーニ ローストしたカボチャとほうれん草にリコッタとパルメザンチーズを添えて」をチョイス。
温かいガーリックブレッドと、デザートに「アップルとブルーベリーのクランブルスライス カスタード添え」がセットになっていた。
「カボチャのトルテリーニ ローストしたカボチャとほうれん草にリコッタとパルメザンチーズを添えて」はカボチャの甘みとホワイトソースがパスタにほどよく絡み、優しい美味しさ。ごろっとカボチャとほうれん草の相性のよさも抜群。オーストラリア産の「アップルとブルーベリーのクランブルスライス カスタード添え」は少し緩めなプリン的な印象。しっとり&サクサクの食感も○。
なお、食後のドリンクとして「Cadburyのホットチョコレート」と「リンツ」のチョコレート「リンドール」も配布。チョコづくしでホッと一息つくことができた。その後、アイスクリームとして「Weis' Raspberries & ICE CREAM BAR」も1本提供された。
到着前には軽食として「野菜の焼きそば 蜂蜜胡麻ドレッシング」がサーブされた。酸味と甘さがミックスされたスペシャルなドレッシングをたっぷりかけて味合う。太めのパスタ風の麺を使用していた。
定刻どおりに成田国際空港に到着し、ブリスベン&ゴールドコーストの旅が無事に終了。コアラ抱っこに、こだわりチョコレート、そしてフルマラソンと、2都市の滞在だけでも楽しめるコンテンツが盛りだくさんのクイーンズランド州。紹介したなかで1つでも気になることがあるならば、きっとそれはオーストラリアが呼んでいる証拠。ぜひ夜出発朝到着の便で訪れ、到着した瞬間からフルスロットでさまざまな体験をしてみてはいかがだろうか。