旅レポ

自分のペースでワイキキ&ハーフマラソンを満喫! JAL&ジャルパックで行く「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」(その4)

いよいよハパルア当日! 名所が詰まった21.0975kmで大満足ラン

「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」のスタート地点の様子

 2017年4月9日に開催された「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」。本大会は、JALホノルルマラソンを主催しているホノルルマラソン協会が行なっており、女性や初心者をはじめファミリーで気軽に参加できるとともに、ホノルルマラソンへの下準備としても注目度の高いハーフマラソンだ。

 今回、ジャルパックのパッケージツアー「ホノルルハーフマラソン・ハパルアツアー」の各種特典を利用するとともに実際の大会に挑戦。レポート第4弾は「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」と、ランのあとも楽しめるアクティビティ中心にお届けする。

レーススタート直前のケアも万全! ジャルパックのウォーミングアップ会場でリラックス

 今回初参加した「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」は今年で第6回目。大会名にもある「ハパルア」はハワイ語で「半分」の意味を持っており、フルマラソンの半分の21.0975kmを時間制限なしで走ることができる。ファミリーや女性をはじめ、走りながらハワイの自然をたっぷり満喫したいランナーから初心者まで、参加しやすいことが特徴。

 プレゼンティングスポンサーのJAL(日本航空)は、同大会にJALの日本~ホノルル線を利用したランナー向けに、フィニッシュ後のケアを行なう「JALテント」などの特典を用意。より快適なハパルア体験を約束してくれる。ジャルパックもパッケージツアーの大会参加者向けに、ヨガや朝夕のスペシャルランをはじめ、体のコンディションを最高の形で大会を迎えられるプログラムを提供している。

JAL便利用の参加者専用の「JALテント」。フィニッシュエリア内に設置
ジャルパック利用のランナーが参加できるモーニングヨガ、ランのひとコマ

 大会当日も、ジャルパック利用者向けにスタート前のウォーミングアップ会場を「ハイアット リージェンシー ワイキキ」内に設置。5時からは、スポーツナビゲーターでトライアスリートの白戸太朗氏と、ローカルアスリートのSHOKO FOX氏をゲストに、レース前の心構えや水分補給の重要性を改めて確認するイベントを実施。

 アップテンポな音楽に合わせて軽い運動や「Team ジャルパック」と「疾走」の文字が描かれたバナーへの寄せ書きなども行なわれ、気分が徐々に高まっていく。

「“Team ジャルパック”のステッカーを見かけたら、ぜひレース中に声をかけ合ってほしいです。それだけでも力が湧くのを感じるはず。そしてよりランが楽しい時間になるはず」と白戸氏がアドバイス。スタート直前には、参加者全員でかけ声を上げて、一気に団結。一緒に走る仲間がいることの心強さを感じることができた。

スタート地点から徒歩30秒の場所にウォーミングアップ会場を用意。まだ暗いなか「Team ジャルパック」ののぼりが見えたら入口だ
ホテル内も会場への動線にのぼりが掲げられているので迷わない
「Team ジャルパック」と「疾走」の文字が描かれたバナーへ意気込みを書き込む参加ランナーたち
スポーツナビゲーターでトライアスリートの白戸太朗氏と、ローカルアスリートのSHOKO FOX氏がレース前に重要事項を参加者とともにおさらい
音楽に合わせてリズミカルにウォーミングアップ
イベントのラストには、全員で掛け声! レースに向けて気持ちが高まる

 会場には、水分補給用のミネラルウォーターや、ラン中の空腹対策&エネルギーチャージ用に井村屋の「スポーツようかんプラス」を配布。ワンハンドで手軽に味わえて、1本で113kカロリー。さらに手元を見ずに本体中央をギュッと押すだけでシールが開き、ようかんがするりと飛び出て来る、便利で美味しいアイテムだ。持続性糖質のマルトデキストリンとパラチノースも配合し、レース中の体にゆっくりと吸収されるようになっている。

水分補給用のミネラルウォーター。目覚めの1杯で胃腸を刺激
井村屋の「スポーツようかんプラス」もプレゼント。スポーツ用だけあり、甘み少なめ&塩気を感じるようかんだ

 長距離のマラソンには欠かせないワセリンも用意。擦れ防止のために、脇やウェア、靴下と肌の境目などに塗っておくことで快適に走ることができる。また、ハワイの強い日差しから肌を守り、体力消耗を防ぐためにスポーツ用のSPF30/50の日焼け止めも提供。ホテル内のレストルームが使えるため、まさに至れりつくせり。6時のスタートを万全の体制で迎えることができるのだ。

ワセリンと日焼け止めスプレーなども用意。体力が奪われないようにランナーたちが出発前に使っていた

初参加でも安心の時間制限なし、ワイキキの見どころが詰まったコースに感動

 ジャルパックによるレース前イベントが終了し、トイレ休憩も済ませ会場を出ると、多くのランナーがスタート地点に大集合。5時50分ごろに国歌斉唱が始まり、厳かな雰囲気に包まれた。

 今回のエントリー数は8339名(うち日本人は1937名)で過去最大規模で開催。スタート地点となる「デューク・カハナモク像」周辺はかなりごったがえしており、まさにお祭りムード。世界レベルの招待選手がローカルエリートランナーを追いかける関連イベント「ザ・チェイス」のランナーが先に出発し、一般参加者がいよいよスタート! ラストのランナーが出発するまで約10分ほどかかったが、計測チップがセンサーを通ったところで計測開始なので、最後尾付近でも問題なし。

スタート約1時間前の4時50分ごろのスタート地点は、ランナーもまばら
直前は、前に進めないほどのにぎわいに。ランナーそして応援者で大盛り上がり
一般参加ランナーが一斉にスタート
(写真提供:ホノルルマラソン協会、Photo by Tom Pennington/Getty Images for The Hapalua - Hawaii's Half Marathon)

「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」のコースは、「デューク・カハナモク像」から「カラカウア通り」を西に向かってスタート。「レインボートロリー」で毎日通っていたエリアを自分の足で進むのはとても新鮮だ。見逃していたショップや気になる観光スポットも目視できるため、土地勘を得るためにも重要だ。レースが終わってからの街歩きにも、ここで得た知識が役立つ。

 なお、ランナーたちは歩いてゆったり進んだり、ベビーカーとともにファミリーで楽しんだりと思い思いにハパルアを満喫している様子。コース周辺は交通規制がされているため、安全にランを満喫することができる。

「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」のコースマップ(画像提供:ホノルルマラソン協会)
ゆったり歩いたり、ファミリーでランを楽しんだりする姿も見られた
見慣れた風景を夜明け前に走るのはとても新鮮。静かでいつもとは違う雰囲気だ

「アラモアナ通り」を抜け、「アラモアナセンター」へ続く橋のたもとで、招待選手の福士加代子選手とすれ違い、その速さを実感。反対車線のランナーから声援が飛ぶ光景も。福士選手は、本大会で1時間17分03秒でフィニッシュし、女子優勝を勝ち取ったが、その速さを実感した瞬間だった。

招待選手の福士加代子選手とすれ違い、そのスピードに驚愕

 そして、「アラモアナセンター」前を通り、「ワード・センター」そして「ワード・ウェアハウス」前へ。自分がつい先日訪れた場所を再度確認しながら走るのは興味深い。「エイドステーション」があったため、到着日の「直前アドバイス」での言葉を思い出し、ノドが渇いていない状態だったがドリンクを飲み干した。

 開始1時間ほど過ぎたところで、一般参加ランナーの第1陣と多くすれ違い始める。沿道にはDJブースが用意され、音楽に合わせて軽快に走るランナーが続々と折り返し地点から戻って来る。6kmを過ぎたところで地元の「プナホウ・スクール」の生徒たちによる「エイドステーション」に到達した。

「アラモアナセンター」前に到着
バナナの仮装ランナーやボードを持って応援するギャラリーの姿も
「ワード・センター」そして「ワード・ウェアハウス」など定番ショッピングエリア横も通過
DJブースからは走りやすいリズムの音楽をプレゼント
「エイドステーション」にて「Gatorade」をゴクリ。それとともに水ももらった。白いコップが水、ロゴ入りコップが「Gatorade」だ

 ダウンタウンを通過し、7kmを過ぎたあたりで「カメハメハ大王像」と「イオラニ宮殿」を通過。ホノルルの観光名所を一気にめぐることのできるコースに感動。また、像の正面では地元の学生たちが吹奏楽でランナーを応援。演奏が終わるとランナーから拍手が起こり、ほのぼのとした雰囲気に包まれていた。10km地点でも水分補給をし、来た道を一気に戻る。

ダウンタウンを通過するとまもなく折り返し地点
「カメハメハ大王像」と「イオラニ宮殿」に到着。吹奏楽の演奏で笑顔になれた

 12kmを過ぎると再び見慣れた風景に。「Team ジャルパック」のスタッフに全力で応援してもらえ、笑顔で手を振った。と同時に各種プログラムで出会った参加ランナーたちとも途中で走りながら声援を送り合うことができ、マラソンの楽しさを実感。同じゴールに向かう者同士ですれ違いの瞬間にパワーを渡し合えるのはうれしい。14km付近ではワイキキ・ビーチを眺めながら軽快にラン。そしていったんゴール横を抜け、最難関の坂へと突入することに。

12kmから13kmの間はいつもの見慣れた風景。「Team ジャルパック」のスタッフも全力で応援してくれた
14km付近ではワイキキ・ビーチ沿いをラン
ハパルア最大の難所である上り坂がやってきた

 前日に「KCCファーマーズマーケット・ラン」で一度走っているコースのため、知っているという安心感も。シャワーの祝福を受けつつ、一歩一歩着実に登っていく。隣の斜線を「レインボートロリー」が走り抜けて、乗りたい気持ちを抑えつつ、坂を制覇。そして、ダイヤモンドヘッドを臨む16km地点に到達。ここからももうひと勝負始まるため「エイドステーション」にて、氷と水をたっぷり補給して海沿いを駆け抜ける。

15km、16kmと上り坂との戦いを征しつつ、ダイヤモンドヘッドも観光
コース内最後の「エイドステーション」で氷と水をもらい、ラストスパートへ

 ダイヤモンドヘッドロード脇に咲いている花々からよい香りが漂うなか、海岸線を走り、いよいよカピオラニ公園へ。最後の長い直線の向こう側には小さく「FINISH」の文字が見える。ボードを持ち、ランナーを迎える応援者に見守られながらようやくゴール。ゴール後にはアナウンスで自分の名前が呼ばれ、祝福の言葉ももらえてうれしさが最高潮に。

 オアフ島の見どころをたっぷり堪能できた約4時間は、速度を落としてゆったりと走ったため、コース周辺の観光スポットを余すことなく確認し、さまざまな魅力を発見することができた。

ダイヤモンドヘッドロードをひたすら走る。海岸線は波の音を楽しめてリラックスできた
カピオラニ公園へと入る。直線を進むとついに「FINISH」の文字が
「FINISH」エリア。裏側は大会のロゴ。草花がデコレーションされたナチュラルな造型

 無事にゴールすると「完走メダル」をプレゼントしてもらえた。「2017 FINISHER」の文字とともに大会のロゴが浮かぶゴールドメダルだ。そのままゆっくりペースを保ち「フィニッシュエリア」へ直行。フィニッシュしたランナーには、ハワイ名物の揚げ立てのマラサダやシェイブアイス、フレッシュジュース、フルーツにスナックが提供されているのだ。21.0975kmを走りきり、エネルギーを補給したいランナーたちが多く集っていた。会場には大型ビジョンもあり、少し遅れて放送されているので自分の「FINISH」の瞬間の確認も可能。レースタイムも貼り出されており、チェックする家族やランナーたちの姿があった。

ゴールの先で「完走メダル」をかけてもらえた。大会のロゴ入りのゴールドメダルでキラキラとまぶしさあふれるデザイン
「フィニッシュエリア」では、マラサダやバナナ、ペイストリーにシェイブアイスなどを豊富に用意。参加者はフリーで食べることができる
大型ビジョンでは「FINISH」の瞬間を時差を設けて放送。レースタイムも紙で貼り出されていた

「フィニッシュエリア」内には、ナンバーカードの受け取り時に手続きを行なった「JALテント」も設置されていた。JALハワイ線を利用した大会参加者向けの専用テントで、さまざまなサービスがあり、なかでもそうめん「揖保乃糸」はレース後の体でもツルリと完食できると、ランナーたちに大好評だ。ゴロッと野菜とお肉がたっぷり入ったカレーも空腹のお腹にしみ込む美味しさ。リンゴやクッキー、ドリンクの配布も。

 参加者はゆったりとレースの余韻に浸りながら、ともに楽しんだ仲間たちと談笑していた。「完走証」の授与はネット経由となっており、専用サイトでナンバーカードの番号を入力し、ダウンロードをして手に入れる。5km、10km、15kmのスプリットタイムも同時に確認可能。自分自身のペースもチェックでき、次回への対策などに有効利用できる。

 なお、「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」の総合優勝はPhilip Tarbie選手、女子優勝は福士加代子選手だった。

「JALテント」はゴール横に設置されている。ナンバーカードに添付したJALステッカーのチェック後に入場となる
広々としたテント内では、リンゴ、ドリンクにクッキーなどをまず配布
奥のテーブルでは疲れた体にちょうどよい「揖保乃糸」や具沢山の「カレー」を提供
テント内は椅子やテーブルが用意され、くつろげる空間となっていた
「完走証」の「HO' OMAIKA' I」(おめでとう)のフレーズもうれしい
総合優勝はPhilip Tarbie選手、女子優勝は福士加代子選手(写真提供:ホノルルマラソン協会、Photo by Tom Pennington/Getty Images for The Hapalua - Hawaii's Half Marathon)

レース後もトロリー利用で大充実、オーガニックスーパーへサクッと買い出しへ

「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」を走りきり、宿泊ホテルへと戻ったのが11時30分。午前中のため、まだまだ観光が楽しめる時間帯だ。12時30分からのジャルパックによる「アフターランチパーティー」(30ドル、約3300円、1ドル=110円換算)へ向かうため、再び「ハイアット リージェンシー ワイキキ」へ。

 スタート前のウォーミングアップや各種プログラムの講師の白戸太朗氏とSHOKO FOX氏とともに、「Team ジャルパック」として参加したメンバーとレースの反省や次回への抱負を確かめ合える内容となっている。会場にはテーブルが用意され、ステージには皆の寄せ書きでいっぱいになったバナーをデコレーション。ブッフェには、ガッツリ系のチキンを中心に、濃厚なチョコレートケーキなどが並んだ。また、会場では抽選会も実施。ラン関連のアイテムをプレゼント。ラストは参加者全員で記念撮影。走りきった満足感で皆素晴らしい笑顔だった。

各種プログラムの講師やともに走った仲間たちとの交流会も行なわれた
パワー系メニューや、チョコレートを使ったデザートなどが並んだビュッフェ

「アフターランチパーティー」が終了したのが14時30分過ぎ。「レインボートロリー」の運行時間をチェックすると「ダウンタウンルート」や「ダイヤモンドヘッドルート」は終バス。そのため、遅くまで運行しており、朝食からランチ、ディナーまで幅広い時間で運行する「カイムキ・カハラルート」で「カハラ・モール」まで足を伸ばしてみることに。

「Tギャラリア ハワイ by DFS」の建物外のバス停で待っていると15時45分発のトロリーが到着。フロントに行き先のボードがあるためチェックして乗車しよう。

「Tギャラリア ハワイ by DFS」の建物外のバス停に「カイムキ・カハラルート」のトロリーが停車する

 ローカルな景色を眺めつつ約40分ほどで「カハラ・モール」に到着。高級住宅地に位置する大型ショッピングセンターで、雑貨店や大型ドラッグストア、デパートにレストラン、映画館をはじめ100を超えるショップが一同に介している。

 特にオーガニックスーパー「ホールフーズ・マーケット」が人気で、常に観光客やロコたちをはじめ買い物客でにぎわっている。なお、日曜日の訪問だったため営業時間は10時~18時。17時40分出発のトロリーでワイキキへ戻るプランを立てて、「ホールフーズ・マーケット」メインでショッピングを開始した。

「カハラ・モール」のオーガニックスーパー「ホールフーズ・マーケット」に約40分かけて到着

 まずは生鮮食品からチェック。ギッシリとパック詰めされた「ラズベリー」(6.99ドル、約769円)や「ブルーベリー」(5.99ドル、約659円)が目に飛び込んでくる。「REBBL Turmeric Golden-Milk Super Herb Elixir」(4.99ドル、約549円)や店舗で絞った「Organic Orange Juice」(4.99ドル、約549円)など魅力的なドリンクがズラリ。地元で収穫されたパパイヤやバナナ、オーガニックなリンゴやポテトが山積みで販売されている。

ブルーベリーやラズベリーなどがギッシリ入ったパック。パンケーキのトッピングによさそうだ
ドリンク類も充実。お店で絞ったオーガニックジュースなどが揃う
地元産の野菜もどっさり。コンドミニアムタイプや長期滞在の際に買いだめするのに最適

 個人的に気になったのはナッツの量り売りコーナー。トレイルミックスもありトレーニングの際に重宝するものから、ドライフルーツまで豊富な品揃えが魅力。ラズベリーベースや抗酸化作用の高いミックスなど、機能やフレーバーと好みに合わせて選べるのがポイント。

ナッツやドライフルーツの量り売りも女性にはうれしい

 量り売りゾーンの充実度がとても高く、お惣菜からホットスープ、オリーブ漬けまで各メニューをチェックするだけでも時間を忘れるほど。日本語で重さに関するアドバイスが貼られていて、初めての買い物でも安心だ。

とにかく量り売りが大充実。価格と内容を自分のなかで相談しながら吟味

 話題の「KOMBUCHA」も発見。シトラス味やドラゴンフルーツ系をはじめ、棚に数多く並んでいる。そのため、買うラインアップをあらかじめ決めておいたほうがよさそうだった。

「MASTER BREW KOMBUCHA」(各3.99ドル、約439円)

「ホールフーズ・マーケット」を訪れたら、ソープもチェックしたいアイテムの1つ。こちらも量り売りで、カットされているものはだいたい5~8ドル(約550~880円)。レモングラスやローズマリーのハーブ系の香りが売れていた。1時間弱店内を歩き回り、「TAZO」の紅茶「organic darjeeling」(5.49ドル、約604円)と「chai decaf」(4.99ドル、約549円)の2種、そして健康志向の高級チップス「TERRA」の「TARO SEA SALT」(5.69ドル、約626円)、「MEDITERRANEAN HERBS&A HINT OF LEMON」(3.79ドル、約417円)を購入。

 エコバッグ持参のため、10セントの割引が適用された。日持ちして、皆でシェアして楽しめるものを意識してみた。今回は「フィニッシュエリア」で満腹になったため、デリの挑戦はあきらめたが、量り売り系のメニューにトライするために再度訪れることを心に決めた。

 会計してバス停に着いたのが17時30分。ちょうど「レインボートロリー」がやってきたので乗り込みワイキキ方面へ。その後、「アラモアナセンター」へ向かい、こちらも日曜はクローズ時間が早めの19時のため、ラストまでショッピング。ホテルに着いたのは19時30分と、レース後もたっぷりショッピングと街歩きを楽しみながら、早く就寝できる時間帯に帰ってくることができた。

ロゴ入りのものから、マーブル、ハーブ系にフルーツ系など色とりどりのソープはお土産にぴったり
「TAZO」の紅茶2種と「TERRA」のチップス2種を購入した

午後便でレース後の睡眠時間を確保、シャトルバスでスムーズに空港に移動

 今回利用した帰国便は、12時35分ホノルル国際空港発のJL781便。行きと同じく「JALOALOカード」でリーズナブルに予約した「ロバーツハワイ」を使って空港へ。予約の際に出発便を入力すると自動で迎えの時間を算出。9時に宿泊先の「アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル」にシャトルバスが到着した。カードを提示し名前を告げ、乗り込み、10時前に空港へ。

 イースターのデコレーションがされたカウンターを通り、スムーズに出国。JL781便へ。同便の機材は、ボーイング 777-200型機。機内エンタテイメントは「MAGIC-Ⅲ」。シートにはスリッパと枕、毛布、ヘッドホンを用意。

帰国時も「ロバーツハワイ」を利用。大型バスで時間ぴったりにお出迎え。そして空港へ
チェックインカウンターの様子。スムーズにどんどん進む。イースターのデコレーションもかわいい
27番搭乗口のJL781便。フロントには「がんばろう日本」とメッセージが掲げられていた
機内エンタテイメントは「MAGIC-Ⅲ」。アメニティはスリッパ。枕と毛布、ヘッドホンも設置

 定刻どおり出発し、成田国際空港へ。1時間を過ぎたあたりでスナックとドリンクの提供がスタート。「あられミックス」と「JALオリジナルドリンク スカイタイム“キウイ”」をチョイス。カリカリのおかきに、ほんのりキウイ風味のドリンクが合う。

 しばらくすると機内食の提供が開始。「牛肉のそぼろ丼」または「エスニック風チキンカレー」の2種類。今回は「エスニック風チキンカレー」をオーダー。メインのカレーはホロホロと柔らかな大きめチキンと野菜がたっぷり。スパイスは効いているが辛くはなく、とても食べやすい1品だ。

「スモークサーモンとポテトサラダ」は、サーモンの旨味が存分に味わえて、ポテトサラダもクリーミー。「胡瓜と海老の酢の物」は久しぶりの味わいにホッと一息つける酸味。

 鶴丸マーク入りのボックスには、「ビッグアイランド・キャンディーズ」の「BUTTER SHORTBREAD DIPPED IN DARK CHOCOLATE」と「LEMON SHORTBREAD」がイン。大人味のチョコレートとショートブレッドのコンビが絶妙な1枚と、爽やかにレモン香る1枚が楽しめた。食後には「TROPILICIOUS ice cream&Sorbet」の「PINEAPPLE STRAWBERRY DREAM」がデザートとして配られた。パイナップルの味わいにほんのりストロベリーが合わさった懐かしいフレーバーだった。

「あられミックス」とともに「JALオリジナルドリンク スカイタイム“キウイ”」
「エスニック風チキンカレー」をオーダー
副菜の「スモークサーモンとポテトサラダ」と「胡瓜と海老の酢の物」
デザートの「ビッグアイランド・キャンディーズ」のショートブレットと「TROPILICIOUS ice cream&Sorbet」のアイスクリーム

 着陸前には「ハムとチーズのサンドイッチ」をメインに「UPSTATE FARMS」のラズベリー味のヨーグルトを提供。しっとりペイストリーにチーズとハムのシンプルな味わいとサイズは、寝起きにちょうどよい。

到着前には「ハムとチーズのサンドイッチ」やヨーグルト、各種ドリンクが提供された

 その後、機内エンタテイメントを楽しんでいると、あっという間に雨の成田国際空港へ。定刻どおり16時35分に到着。「ホノルルハーフマラソン・ハパルア2017」に初挑戦した4泊6日の旅が終了した。

 自分の足で観光名所をめぐりながら21.0975kmを走りきり、ハワイの素晴らしさを体全体で感じられたことが何よりの収穫だった。レース後もトロリーを使うことで、疲れることなく効率的にショッピングも楽しめて大充実。

 ジャルパックによる各種ハパルア関連プログラムを受講したことで、コンディションを整えて、知識を持った状態で臨むことができた。これが走りきれた、そしてレース後の疲労が少なかった理由だと感じた。

 ランも観光も想像以上に充実させることのできる「ホノルルハーフマラソン・ハパルア」。初めてリゾートランに挑戦するのであれば、まずはハパルアからトライして、都市部から自然までたっぷり時間をかけて走るその気持ちのよさを体験してみてはいかがだろう。

 そして毎年12月の第2日曜日にワイキキを舞台に開催される「JALホノルルマラソン2017」に挑戦してみるのもありだろう。こちらもハパルア同様に制限時間がなく、初めてのマラソン挑戦には最適。Team JALパックが全面サポートする「JALホノルルマラソンツアー」も用意されている。

相川真由美

フリーライター/鉄鋼業やIT系やエンタメ関連の雑誌やWeb媒体の編集者を経て、フリーの記者として活動中。海外は一人旅がほとんど。趣味は世界のディズニーのパーク&リゾート巡り。最近は年間パスポート片手に日々舞浜通い。うなぎとチョコレートが好物で、旅の基本は“出されたものは全部食べる”。激辛とうがらしから謎の木の実まで挑戦するのがモットー。