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ピーチが「台湾をつなぐ翼」に。成田空港発着の国際線2路線がスタートし、ピーチカラーのビッグハンドでお見送り

2019年10月27日 就航

ピーチが成田発着の国際線、成田~高雄線、成田~台北・桃園線の運航を開始した

 ピーチ(Peach Aviation)は10月27日、バニラエアから移管した成田空港発着の国際線ピーチ便に就航した。

 前日にバニラエアが運航を終了し、2社の統合が完了。10月27日より全便をピーチとして運航をスタートしたところ(関連記事「『新たな歩みを進めるピーチの『ファーストフライト』』。成田空港を拠点に首都圏ネットワーク拡大へ」)。同記事でも触れているとおり、同日より第3ターミナルに移転し、国内線、国際線ともにすべて同じターミナルを利用することになる。

 10月27日にピーチが運航を開始したのは、バニラエアが9月30日まで運航していた成田~台湾・高雄線と、10月26日まで運航していた成田~台北・桃園線。いずれも1日1往復の運航となるが、台北・桃園線については11月24日に1往復、2020年1月21日にはさらに1往復を追加する。

ピーチの成田発着国際線(2019年10月27日~11月23日)

MM635便: 成田(18時50分)発~高雄(22時40分)着、毎日運航
MM636便: 高雄(08時15分)発~成田(12時30分)着、毎日運航
※MM636便は土・日曜のみ高雄を15分早発(08時00分発)。

MM627便: 成田(22時20分)発~台北・桃園(翌01時45分)着、毎日運航
MM620便: 台北・桃園(02時30分)発~成田(06時35分)着、毎日運航

 10月27日夜に成田空港を出発するMM635便(成田18時50分発)と、MM627便(成田22時20分発)では、バニラエアから移籍したCA(客室乗務員)4名が搭乗口でピーチ新路線を紹介。「本日10月27日に成田空港を拠点とするバニラエアと統合し、バトンタッチしてピーチが就航します。台湾をつなぐ翼として、これからもたくさんのお客さまにお使いいただけるとうれしく思います」とあいさつした。

 また、高雄を「グルメ好きの方がたくさん集まるお店があり、ゆっくり過ごせるエリア」、台北を「PEACH LIVEでも紹介しているとおり、女性の目を引くような美味しいグルメや癒やしのスポットがあり、ピーチユーザーからも人気の就航地」と、それぞれの便で就航先の魅力も紹介した。

 そして、搭乗を待つ乗客にシールを配布したり、一緒に記念撮影したりして楽しい時間を提供し、搭乗の際には初便就航記念のタグをプレゼント。高雄行きのMM635便は126名の乗客を乗せて19時25分に、台北行きのMM27便は170名の乗客を乗せて22時30分にそれぞれ出発。両者統合のプロセスに新たなマイルストンを刻んだ。

搭乗口付近でPEACH LIVEとシールを配布
フォトプロップスも用意して一緒に写真撮影も
搭乗客にはそれぞれの便の初便就航記念タグをプレゼント
成田~高雄線(MM635便)の就航セレモニー
MM635便搭乗前、搭乗時の様子
成田~台北線(MM627便)の就航セレモニー
MM627便搭乗前、搭乗時の様子。搭乗時にはピーチカラーのビッグハンドでハイタッチ
高雄行きのMM635便の出発。MM635便は登録記号「JA808P」、MM627便は同「JA812P」の機体を使用した