ニュース

バニラエア、ラストフライトに向け機体を清掃する「きらきらプロジェクト」。井上社長自らモップを手に外装を磨く

2019年10月25日実施

機体をピカピカにする「きらきらプロジェクト」の10回目を実施

 バニラエアは10月25日、翌26日のラストフライトの成田~台北(桃園)線の機体を清掃する「きらきらプロジェクト」を成田空港の格納庫で実施した。当日は代表取締役社長の井上慎一氏と取締役副社長の森健明氏も参加し、同社の社員約20名と一緒に機体をピカピカに磨き上げていた。

 今回実施した「きらきらプロジェクト」は機体の大掃除であり、「機体をキレイに保ち、お客さまに気持ちよくお過ごしいただきたいという想いのもと、LCCらしく、お金をかけずに自分たちでできるところを清掃しよう」という社員からの発案で2015年より始められたイベント。

 ラストとなる今回は10回目で、20名ほどの有志が参加。外装から内装まで、各自が熱心に清掃に励んだ。機体の外装は柄の長いモップを使って、通常は手の届かない窓付近もリフトで昇って磨き上げていた。機体内部は掃除機を使って隅から隅まで丁寧にホコリやゴミを取り除き、テーブルやシートも1席ずつ時間をかけて水拭きをした。

 本日クリーンナップされた機体、エアバス A320型機(登録記号:JA12VA)は26日の台北行きJW103便(13時発)で使用される予定であり、磨き上げられた機体で飛び立つ。

機体は10月26日の台北行きJW103便で使われるエアバス A320型機(登録記号:JA12VA)
清掃に参加する代表取締役社長の井上慎一氏(写真左)と取締役副社長の森健明氏(写真右)
専門スタッフから注意事項を説明されたあと、外装と内装担当に分かれて清掃作業を開始
井上氏は外装を担当。柄の長いモップで機体を拭き上げる
高所から見えにくい部分まで熱心に磨き上げる姿が見られた
コクピットのフロント部分もピカピカに
森氏は内装を担当。シートまわりを丁寧に水拭きしていた
通常の清掃に加え、普段は見落としがちな部分まで、声を掛け合いながら清掃する