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ピーチ、バニラエアから移管した成田~新千歳(札幌)便の運航開始。黄色いビッグハンドでハイタッチ

2019年9月1日 就航

ピーチがバニラエアから移管した成田~新千歳線んお運航を開始した

 ピーチ(Peach Aviation)は9月1日、2019年度中の統合を予定するバニラエアからの移管路線となる成田~新千歳(札幌)線の運航を開始した。初便にはピーチのCA(客室乗務員)らによる運航記念セレモニーが開催され、MM581便の初便搭乗客を見送った。

 バニラエアの路線はすでに一部の運航を終了しているが、9月1日よりピーチでの運航を開始した成田~新千歳線は4490円から(シンプルピーチ、片道)。1日最大6往復で首都圏と北海道を結ぶので、弾丸ツアーや思いつき旅行などの気軽な旅はもちろん、ビジネスにも利用しやすい運航スケジュールとなっている。

 またこれにより、ピーチの成田発着路線は4路線となり、1日最大22便の運航となる。

ピーチの成田~新千歳線(2019年9月1日~)

MM581便: 成田(07時50分)発~新千歳(09時40分)着
MM583便: 成田(10時15分)発~新千歳(12時05分)着
MM585便: 成田(11時35分)発~新千歳(13時25分)着
MM587便: 成田(12時50分)発~新千歳(14時40分)着
MM589便: 成田(15時25分)発~新千歳(17時15分)着、9月1日~9月30日運航
MM593便: 成田(19時15分)発~新千歳(21時05分)着

MM582便: 新千歳(08時00分)発~成田(09時35分)着、9月2日~
MM584便: 新千歳(10時20分)発~成田(11時55分)着
MM586便: 新千歳(12時55分)発~成田(14時30分)着
MM588便: 新千歳(14時25分)発~成田(16時00分)着
MM590便: 新千歳(15時20分)発~成田(16時55分)着
MM592便: 新千歳(18時00分)発~成田(19時35分)着、9月1日~9月30日運航

 MM581便の初便搭乗客には、移管初便を記念したステッカーをCAたちが待合室でプレゼントしながら、一緒に記念撮影をしていた。

 運航記念セレモニーのスピーチでは、「私たちピーチは、成田空港を拠点とするバニラエアと10月27日に一つになります。統合に向けてバニラエア就航路線、機体も少しづつピーチにバトンタッチしています。今年6月には、統合によってはじめて東京~沖縄線がバトンタッチで就航しました。

 また、ピーチのカラーに変わったバニラエアの機体で、お客さまを乗せて今年の8月から就航しています。私たち客室乗務員も交流を深めているところです。林下と髙田は3月までバニラエアの客室乗務員として働いていましたが、現在はピーチの一員としてフライトを行なっています。

 この東京~札幌路線は、バニラエアから引き継いだ2番目の路線となります。昨日までバニラエアでは一日最大9往復を行ない、数多くのお客さまにご利用いただいてきました。食の魅力あふれる札幌を、引き続きお楽しみください」と語った。

スピーチに立った4名のCA。左から長朶(ながた)さん、林下さん、竹腰さん、髙田さん。「THANKSセール・東京-札幌バトンタッチ、50席限定で片道820円。そのほかの路線もスペシャルプライスでご用意しております」とアピールした
初便搭乗客に記念ステッカーをプレゼントしたり、一緒に記念撮影をするCAたち

 お見送りでは、ピーチ運航便ながらバニラエアのセレモニーでおなじみの黄色いビッグハンドによるハイタッチを実施し、記念フライトタグを配布。170名の乗客が、MM便名となった成田~新千歳線で7時48分に札幌へと旅立った。

黄色いビッグハンドによるハイタッチと記念フライトタグの配布の模様
MM581便が見えなくなるまでビッグハンドを振ってCAAたちがお見送り