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「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」、1階~3階で楽しめるメニューをおさらいしてみよう
2019年3月16日 00:00
- 2019年2月28日 オープン
スターバックスコーヒージャパンは、東京・中目黒に「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」を2月28日にオープンした。
連日多くの人を集めている「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」は、焙煎工場を併設する「スターバックスの妥協を許さないコーヒーイノベーション」を表現したというコンセプト店舗で、2014年にアメリカ・シアトルに1号店をオープンして以来、2017年の中国・上海、2018年9月のイタリア・ミラノ、12月のアメリカ・ニューヨークに続き、東京は世界で5番目の店舗となる(関連記事:「写真と動画で見る、世界の「スターバックス リザーブ ロースタリー」。東京・シアトル・上海・ミラノ・ニューヨークの“特別なスタバ”をおさらい」)。ちなみに6店舗目はシカゴを予定している。
本誌でもその内覧会の様子をレポートしているが(関連記事「日本初・世界で5軒しかない特別なスタバ『スターバックス リザーブ ロースタリー 東京』が中目黒にオープン。店内を紹介」)、ここでは「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」で提供するビバレッジやフードメニューを紹介したい。
1階:「Starbucks Reserve(スターバックス リザーブ)」
「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」は4階建てで、1階にはメインバーや焙煎設備、イタリアンベーカリー「Princi(プリンチ)」、グッズの販売エリアなどがある。「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」では、日本市場向けに年間68万kg以上のコーヒーを焙煎するという。およそ60kg入る豆袋を1日あたり約30個焙煎するために、最大118kgの焙煎が可能な「Probat G-120 Roaster」と、最大16kgの焙煎が可能な「Probat P25 Roaster」と、2台の大型コーヒーロースターを備えている。
米国ワシントン州ケントとネバダ州カーソンバレーにあるスターバックスの焙煎プラントと、「スターバックス リザーブ ロースタリー シアトル」で約9か月間トレーニングを重ねてきた日本人のマスターロースターたちが作業を行ない、ローストしたコーヒーは、店舗で提供するほか、日本各地のスターバックスへも出荷される。そしてコーヒーの専門性に加えて、高いレベルのコミュニケーションやカスタマーサービスを併せ持ったというバリスタが、約60種類のビバレッジを提供する。
メインバーのシグネチャービバレッジ
Barrel-Aged Cold Brew(バレルエイジド コールド ブリュー): 1200円(税別)
バーボンウイスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆をコールドブリューで抽出。コールドブリューコーヒーの芳醇な香りと ウイスキーの香りが一体となって、贅沢な気分のコーヒー体験を楽しめる。
Melrose Tokyo(メルローズ トウキョウ): 1100円(税別)
さっぱりとしたコールドブリューコーヒーに、甘酸っぱいチェリーとほのかな苦味のチェリービターズフレーバーのフルーティな香りが印象的なビバレッジ。デメララシロップのコク深い甘みをシェイクし混ぜ合わせた。
Cascara Lemon Sour(カスカラ レモン サワー): 1200円(税別)
メープルシロップのコク深い甘み、絞ったレモン果汁のフレッシュな酸味が繊細に重なり合い、コールドブリューコーヒーのすっきりとした苦味を引き立てている。
Americano Con Crema(アメリカーノ コン クレマ): 800円(税別)
オレンジがほのかに香る温かいアメリカーノの上に、シナモンが効いたリッチでクリーミーなフォームをオン。表面を横切るように振りかけたデメララシュガーがアクセントになっている。
Iced Macchiato Con Crema(アイス マキアート コン クレマ): 850円(税別)
シナモンの香りがほんのり香る濃厚なフォームとコーヒーの香りが印象的なビバレッジ。途中でかき混ぜて、下の層のミルクとコーヒーを混ぜると 味わいが一体となり、まろやかな味の変化を楽しめる。
1階:イタリアンベーカリー「Princi(プリンチ)」
Princiは、1980年代にミラノにオープンしたイタリアンベーカリー。創業者のRocco Princiが開発したパン、コルネッティ、ピザ、サラダ、デザートなどのメニューを取り揃えている。厳選された食材を細部までこだわり作り上げたメニューを通じて、「まるでミラノで食事をしているようなイタリアの食文化」を提供するという。日本では「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が初出店となる。
イタリアンベーカリー「Princi(プリンチ)」の代表的なメニュー
コルネッティ/コルネッティ(ランポーネ、ミルティッロ、クレマ、ノッチョーラ): 270円/各340円(税別)
「コルネッティ」はイタリア語で「小さい角」という意味。発酵バターをたっぷり生地に練り込んで焼き上げたコルネッティは、美しい層を織りなし、サクサクとした心地よい食感が楽しめる。プリンチではプレーンに加え、ランポーネ(ラズベリー)、ミルティッロ(ブルーベリー)、カスタード、ノッチョーラ(ヘーゼルナッツチョコレートクリーム)の5種類を用意。
フォカッチャ ピッツァ モッツァレラ ディ ブッファラ: 980円(税別)
イタリアを代表する平らなパン「フォカッチャ」に、自家製のポモドーロソース(トマトソース)、イタリアから輸入している「モッツァレラ ディ ブッファラ」(水牛のモッツァレラ)、オレガノ、バジルをトッピング。仕上げにオリーブオイルを振りかけて提供する。
ベイクドエッグ with ポルチーニ: 960円(税別)
フォンドボーで煮込んだポルチーニ茸の上にタマゴを乗せてオーブンで焼き、とろりと溶けたタマゴの上に、パルミジャーノレッジャーノ、イタリアンパセリを添えた一品。
プリンチーナ: 650円(税別)
カカオタルトを底に敷き詰めて、プリンチオリジナルのチョコレートガナッシュを流し入れ、最後にチョコレートソースでコーティングし、ココアパウダーで仕上げたチョコレートタルト。
ミニパネトーネ3種ギフトボックス(クラッシコ/リモーネ/桜): 2000円(クラシッコ1種類は650円、税別)
イタリアの伝統的な発酵菓子「パネトーネ」。12時間かけてじっくり発酵させてから焼き上げることで、独特のとろけるような食感が生まれる。フレーバーは伝統的な味わいの「クラッシコ」、イタリア由来のフレーバー「リモーネ」、日本由来のフレーバー「桜」の3種類。
2階:「TEAVANA(ティバーナ)」
2階には世界最大という「TEAVANA(ティバーナ)」のティーバーがあり、ティバーナ独自のシグネチャーブレンドティー、ピュアティーのルースリーフ、日本茶を代表する玉露、煎茶、玄米茶などを用意し、ティービバレッジや茶葉を使ったデザートを楽しむことができる。
「TEAVANA(ティバーナ)」の代表的なメニュー
Sakura Path(さくらの小径): 1200円(税別)
静岡県にある酒蔵の日本酒を絞ったあとにできた酒粕を使い、日本酒の香りをつけた玉露。旨味が凝縮された最後の一滴まで丁寧に抽出し、桜の花をあしらった枡で提供する。玉露の旨味のあとに日本酒の香りが優しくふわりと香る。
TEAVANA Cream Soda Matcha(ティバーナ クリームソーダ 抹茶): 900円(税別)
日本の喫茶店にある「クリームソーダ」からインスピレーションを受けたビバレッジ。バリスタが注文を受けてから一杯ずつ点て、京都宇治産抹茶に、スパークリングウォーター、オリジナルのバニラアイスクリームを組み合わせ、仕上げに真っ赤なチェリーをあしらった1杯。
Pop'n Tea Sakura Jasmine(ポップン ティー さくら ジャスミン): 950円(税別)
「ジャスミン シルバー ニードル ティー」に、やわらかなチェリーとハイビスカスの香りが特徴の「さくらアリュールティー」で作った色鮮やかな手作りアイスキャンディーを添えたビバレッジ。
Golden-sky Black Tea Latte(ゴールデン スカイ ブラック ティー ラテ): 950円(税別)
ブラックティーにターメリックやカルダモンでスパイシーな風味を付けたティー ラテに、ターメリックシュガーで作った黄金のわたあめを乗せた、ユニークなビバレッジ。
Nitro Milk Tea(ナイトロ ミルク ティー): 900円(税別)
「ゴールデン モンキー ティー、アカシアハニー」のやさしい甘みとコンデンスミルクのコクが特徴のロイヤルミルクティー。ナイトロ(窒素ガス)を加え、ベルベットのようななめらかな味わいと口当たりを実現している。
3階:「ARRIVIAMO(アリビアーモ)」
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京の3階にあるバーサービス「ARRIVIAMO(アリビアーモ)」では、アルコールを含んだコーヒー、カフェインフリーのカクテル、食前酒、ワイン、ビール、ノンアルコールの「スピリッツフリー」などのドリンクメニューを楽しめる。
「ARRIVIAMO(アリビアーモ)」の代表的なメニュー
Spring Shower(スプリング シャワー): 2000円(税別)※期間限定
天面に「スターバックス リザーブ コールド ブリュー コーヒー」をスプレーし、グラスを顔に寄せると、コーヒーの香りが鼻孔をくすぐる。ひと口飲めば、フローラル、フルーティ、樹木を思わせるスモーキーさが広がる「Spring Shower(スプリング シャワー)」。
Tokyo Pour Over(トウキョウ プア オーバー): 3000円(税別)
日本の「シェア」の文化に敬意を込めたという「Tokyo Pour Over(トウキョウ プア オーバー)」。「スターバックス リザーブ コーヒー」をフィルターにセットし、ウイスキーなどのお酒でプアオーバーすることで、コーヒーの持つ芳醇で個性的な香りを楽しめるカクテルを、冷酒用のとっくりとちょこで提供する。
Nakameguro Espresso Martini(中目黒 エスプレッソ マティーニ): 2000円
エスプレッソ マティーニと生チョコレートを合わせたデザート感覚の1杯。国産のウォッカに栗のリキュール、カカオリキュール、抽出したてのエスプレッソを加えてシェイクし、 仕上げの天面には、チョコレートをシェイブして飾り付け。
Terrace Lager(テラス ラガー): 900円(税別)
プリンチのピザを食べながら飲みたいラガービール。ホップの華やかな風味と、後味にほのかに感じるライチのような甘味が心地よく広がる。アルコール度数は5.5%。
Nakameguro way(中目黒 ウェイ): 1500円(税別)※東京限定
なめらかなフォームの上に桜の花びらをかたどったグレープフルーツを添え、桜が咲きはじめる美しい季節を表現したというノンアルコールのカクテル。コーヒーの華やかな柑橘系の風味をほろ苦さと爽やかさを持ったイタリアンキノットソーダが高めている。
Dolcherry Stout(ドルチェリースタウト): 900円(税別)
プリンチのドルチェと共に楽しみたいスタウトビール。見た目は黒い印象のスタウトだが、ほんのり紫がかっており、チェリーやココアのような香りが漂う。アルコール度数は8%。
「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」概要
営業時間: 7時~23時
所在地: 東京都目黒区青葉台2-19-23
延床面積: 2966m 2
建物: 4階建て
ロースターパートナー(従業員数): 約250名
Webサイト: スターバックス リザーブ ロースタリー 東京