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埼玉県飯能市に「メッツァビレッジ」が本日オープン! 北欧気分に浸りながら余暇を楽しめる空間を演出

2019年3月には「ムーミンバレーパーク」も

2018年11月9日 オープン

かわいい北欧雑貨が目白押し! クリスマス気分が早くも盛り上がります

 北欧のライフスタイルが体験できる施設「メッツァビレッジ」が11月9日、埼玉県飯能市にオープンしました。前日にメディア向けの内覧会が開催され、私ゆきぴゅーがひと足お先にたっぷりと北欧気分を満喫してきましたので、その様子をレポートしたいと思います!

 メッツァビレッジがあるのは西武池袋線の飯能駅から3.4kmの場所にある宮沢湖畔。「メッツァ」はフィンランド語で“森”という意味で、その名のとおり湖の周りには森が広がる自然豊かな場所にあります。2019年3月16日には「ムーミンバレーパーク」のグランドオープンも控えていて、こちらはムーミンの世界観を忠実に再現したテーマパークになるとのことで開園待ち遠しいですわね。ちなみにムーミンバレーパークは入場料がかかりますが(金額は未定)今日オープンしたメッツァビレッジは入場無料です。

木々に囲まれたエントランスロード。緩やかな坂道の先に建物が見えてきます
控えめでセンスのいい看板が好印象
正面に見えてくるのが2階建てのマーケットホール
横から見たところ

マーケットホール2階

 まずは物欲刺激されまくりのマーケットホール2階からご案内いたしましょう。こちらは北欧ブランドのセレクトショップがずらり。ブランド数でいうと100ブランドあるそうです。うっかりしているとお財布の紐が緩みっぱなしになりますからお気を付けを~!

こちらはライフスタイルグッズを取り扱うセレクトショップ「TRE」。雑貨や陶器、アクセサリー、キッチン用品などセンス抜群のフィンランドデザインが揃っていますよ
フィンランドといえばマリメッコ! キッチン用品からバッグなど幅広いラインナップで目移り必至です
イッタラやアラビアなどの定番商品もずらり
暖かそうなウールのニット帽はミッシーファルミというブランド。草木染めの優しいカラーが特徴です
お土産にもぴったりな小物も充実しています。クリスマス関連の商品もたくさんありました
パソコンバッグなどで知られる人気ブランド「GOLLA」のポップアップショップは12月30日までの期間限定とのこと
マーケットホール2階は北欧雑貨があふれる魅惑の空間。フィンランド土産の定番「Fazer(ファッツェル)」のチョコレートもあります

マーケットホール1階

 続いてマーケットホールの1階です。こちらは地元飯能市の物産や新鮮野菜、和スイーツなど8店舗が入ったカフェと食品フロアになっています。湖畔に面した方の列が地元食材を中心にラインアップ。埼玉のソウルフードとも言える「サイボクハム」の出店などが目玉です。通路を挟んでお隣の列にはフィンランド中心の輸入雑貨やスムージーのお店などが入っています。

日本3大銘茶のひとつ狭山茶を存分に使った和スイーツ店「武蔵利休」
抹茶ソフトクリーム(380円)を食べたのですが濃厚なのに甘すぎずさっぱりした後味で絶品! これはオススメ
地元飯能で農薬や化学肥料を使わずに野菜を作る「ひより農園」の安心野菜が買えるショップ。スタッフさんが親切丁寧に教えてくれますよ
埼玉県日高市の「サイボク」は、トンテキやソーセージ、ベーコンなどのボリューム満点の盛り合わせセットが目玉になりそう
北欧のベリー文化を堪能できる「biokia smoothie」ではスーパーベリースムージーをぜひ!
こちらはリンゴンベリースムージー。リンゴンベリー(コケモモ)はビタミンEがたっぷりで美容にもGood
フィンランドのチョコレートや食材を売るお店。北欧パッケージは見ていて飽きません

ヴァイキングホール1階

こちらはレストラン棟。晴れた日には湖を見ながらのテラス席がお勧めです

 物欲を満たしたあとは食欲も!ということで、お隣のレストラン棟をご案内しましょう。1階は5店舗、2階は広いスモーブローレストランになっています。個人的に気になったのはフィンランドの定番コーヒーチェーン「ロバーツコーヒー」。日本では福岡にフランチャイズ形式で2店舗ありますが、ここメッツァ店は日本初の直営店。コーヒーの消費量世界一のフィンランドで愛されているロバーツコーヒーを味わえちゃいます。ちなみにハウスブレンド(100g)は860円で売っていました。

関東初出店の「ロバーツコーヒー」はフィンランドで最も愛されているコーヒーチェーン
まろやかな味わいのブレンドコーヒー。Smallサイズで340円
まったく違和感なく超スタイリッシュな外観の「らーめんAFURI」。スタッフさんもとっても親切です
一番人気だという柚塩らーめん(1080円)。好みで3種類の麺が選べるのがポイント。これから寒くなる時期にぴったりですわね
湖を見ながらのんびりするにはもってこいのテラス席

ヴァイキングホール2階

カフェレストラン「LAGOM(ラーゴム)」で、最新型のkindle Paperwhiteでムーミンの小説を読みながらのお食事はいかが? LAGOMはスウェーデン語で“多すぎす少なすぎす、ちょうどいい”という意味なのだそう

 ヴァイキングホール2階は、1フロア全体がスモーブローレストラン「LAGOM(ラーゴム)」になっています。スモーブローというのはデンマークなど北欧で食べられるオープンサンドイッチのこと。スープとポテト、オープンサンド2種類、ドリンクがセットで1944円。かわいい柄のBOXで提供されます。そのまま外に持っていってピクニック気分で食べてもよし。ちなみにここLAGOMとインフォメーション(ナースセンター)の2か所ではメッツァビレッジの無線LANサービスでフリーWi-Fiが使えます。

店内はセンス抜群で女子は大好きな空間

 ここLAGOMのとっておき耳寄り情報ですの。なんと最新モデルのkindle PaperwhiteやFire HD8タブレットを無償貸し出し中! 青空文庫やムーミンの原作小説(英語)などをオフラインで楽しむことができますよ。湖を眺められるカウンター席でゆっくり読書する時間もいいですわね。

こちらがスモーブローBOX。かなりボリュームあります
レンタル料や予約などなしで、空いていれば利用できるkindle Paperwhite。防水機能搭載のニューモデルです
こんなのんびりした景色が広がります。まさにフィンランド!

クラフトビール&グリル~屋外レストラン~

「Utepils(ウーテピルス)」と名付けられたエリア。ゆったりと気の向くままに過ごしてほしい場所

 レストラン棟の奥の湖畔沿いに作られているのが屋外レストランです。ここには4台のかわいらしいキッチンカーが並んでいて、カジュアルな雰囲気で楽しめるエリア。クラフトビールの飲み比べや、ミートボールワッフルやデンマークホットドック、サーモンスープなどあまり馴染みのないノルディックフードがおつまみとして食べられます。

かわいいキッチンカー
クラフトビール飲み比べセット8種(2600円)
アイスかと思ったらなんと温かいミートボールだった衝撃! ワッフルとこれがなかなか合うのです

湖畔をぶらりお散歩しましょ

フィンランドの首都ヘルシンキまで7781kmもあるんですのね~

 それぞれの店舗からちらちらと見える宮沢湖。お天気のいい日は、ただのんびりとその景色を眺めに行くだけでもいいリフレッシュになりそうです。そうそう、メッツァビレッジはペット同伴もオーケーですのよ。

湖の向こう側は来春オープンするムーミンバレーパーク
それにしても気持ちのいいところですわ~
北欧産の無垢材にこだわったエコチェアが並ぶイベント広場前
こげ茶色の建物がイベント・催事スペースのメッツァホール
今は季節柄クリスマスマーケットを開催中です
北欧のクリスマスマーケットを飯能でお手軽に楽しめちゃいます。とにかく雑貨が豊富。半オープンスペースなので開放的な気分で楽しめます
実は私、このクリスマスリースを買ってきました!
ちょっと気になる子を発見ですの

ワークショップスペースとカヌー工房

カヌー工房では地元材を使ってバードコール作りも

 ショッピングやお食事だけではなく、ワークショップなどのアクティビティも充実しているのがメッツァビレッジの特徴です。これは、年齢問わず学習意欲のある文化を持つ北欧に習っているのだそう。子供だけではなく大人も楽しめるワークショップスペース「Craft bibliotek(クラフトビブリオテック)」では、北欧のモビール「ヒンメリ」作りやアイシングクッキー作り、クリスマスのフエルトバッチ作りなどさまざまな催しが用意されていますので、興味のある人はこちらをどうぞ。

英語ではない、馴染みのない北欧のワードをつけたのは「これってどういう意味だろう?」と知的欲求を刺激するためだそう
幸せを呼ぶ、メッツァダーラヘストの絵付け体験は1000円で開催していました。大人も夢中になって参加できるプログラムがいっぱい
こちらはカヌー工房~ソグベルク~
ラップランド地方の木製マグカップ「ククサ」
ミニサイズのククサも

カヌーをレンタルして湖上散歩はいかが?

フィンランドの景色そのまんま!

 私が一番気に入ったのが宮沢湖でのカヌー体験です。カヌーレンタル受付所に行ってライフジャケットとパドルを借りたら桟橋へ。地元産の木材で作られたカヌーはシンプルでとってもおしゃれ。大人は最大3人まで乗れるのでグループで行っても楽しめそうですわね。見ているだけでも気持ちよくなるカヌー、メッツァビレッジの一押しコンテンツですわよ~。

カヌーレンタル受付(ベネブオクラウス)。サインの絵柄が楽しいですの
カヌー乗り場となっている桟橋
ムーミンバレーパーク方面に漕いでみました
水面が近くて自然と一体感が味わえるカヌー。疲れたらゆらゆら揺れているだけでも気持ちがいい(中学生以上は1人2000円/時間)

ゆきぴゅーが見つけたメッツァビレッジのあんなところ、こんなところ

 派手すぎず、センスのいいサインなどをあちこちで目にするメッツァビレッジは飾らずにくつろげる“ちょうどいい”場所。何回か通ううちに自分のお気に入りの場所が見つかって、1日そこでのんびり読書をするというのもいいかもしれませんね。

これぞメッツァビレッジのインスタ映えスポット!? ぜひ記念撮影を
ところどころで見るダストボックスもデザイン性抜群
コインロッカーはワークショップスペースのお隣りにあります

駐車場やバス停情報

 最後にメッツァビレッジの駐車場情報です。道路渋滞緩和のためにWeb事前予約ができるシステムなので、確実に停めたいという人はぜひ利用してみてください。飯能駅北口からはバスが2社運行していてどちらも所要時間は13分前後となっています。バス停・駐車場エリアから森の中のエントランスロードを歩いた先に、余暇を楽しめる“ちょうどいい”北欧が待っていますよ。

駐車場はP1とP2(立体駐車場)が道路を挟んであります
駐車場はWeb事前予約と時間貸しの2パターン。利用する曜日や時間帯によって使い分けてみて
立体駐車場の横には自動二輪者(オートバイ)置き場。30台分あります
こちらはバスの待合所&トイレ。横に自転車置場(無料)があります
飯能駅北口から直行バス(片道200円)が出ていて所要時間は約13分