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飯能市、バス路線再編に伴う実証運行。停留所以外で乗り降りできる「フリー乗降制度」を採用

2022年9月1日 開始

飯能市はバス路線再編に伴う実証運行を実施する

 飯能市は、原市場(中藤・中澤)地区と南高麗地区で新たな移動手段の実証運行を9月1日から開始する。

 市では「飯能市地域公共交通計画」に基づき、路線バスをはじめとする公共交通機関の維持確保を行なっているが、少子化や人口減少、コロナ禍などで収益が悪化しており、事業者からは現状の体系で運行を継続するのは困難との声が上がっていたという。そこで将来にわたって公共交通体系を維持するため、大型バスのみという現状の運行から移行する。

 実証運行で使用する車両は14人乗りワゴンで、車椅子利用者は事前予約が必要。また、停留所以外でも運行経路上の希望の場所で乗り降りできる「フリー乗降制度」を採用する。