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「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」開幕。内覧会ではムーミン美術館館長があいさつ
森アーツセンターギャラリーで6月16日まで
2019年4月10日 07:30
- 2019年4月9日～6月16日 開催
「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が、六本木ヒルズ森タワー 52階にある森アーツセンターギャラリーで4月9日から始まりました。
本展覧会は、フィンランドにある世界で唯一の「ムーミン美術館」からやってきた原画やスケッチ、「ムーミンキャラクターズ」所蔵の1950年代にフィンランドで作られたイースターカードや銀行・新聞の広告など、約500点におよぶムーミンの展示品が見られる今までにない展覧会で、日本初公開のものも見ることができます。
また、日本との交流にスポットを当てた記念コーナーがあって、トーベ・ヤンソンの作品と浮世絵を並べて展示するなどの興味深い試みも見ものとなっています。
「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」概要
会期： 2019年4月9日～6月16日 ※会期中無休
開館時間： 10時～20時 ※火曜は17時まで。入館は閉館30分前
会場： 森アーツセンターギャラリー（東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階）
入場料（団体料金）： 一般1800円（1600円）、中学/高校生1400円（1200円）、4歳～小学生800円（600円） ※3歳以下無料
巡回予定：
［大分県立美術館］2019年6月29日～9月1日
［松坂屋美術館（名古屋）］2019年12月7日～2020年1月19日
Webサイト： ムーミン展 THE ART AND THE STORY
報道向けの内覧会では、フィンランドのタンペレ市にある「ムーミン美術館」から来日したタイナ・ムッリィハルエ館長があいさつし、ムーミンの生みの親であるフィンランドのアーティスト、トーベ・ヤンソンについて、「トーベ・ヤンソンは才能のある芸術家でした。彼女は画家でもあり、作家でもあり、イラストレーターでもありました。とても勇敢な人で、彼女はすべて自分のやり方で慎ましく生活し、踊ることや飲むことが大好きでした。そして自然が大好きで常に自然を尊重していました。また彼女はフィンランドで女性パートナーがいることを公にした最初の女性の一人でもあります」と紹介しました。
さらに、「トーベ・ヤンソンの書いたムーミンの本は年齢や性別に関係なく世界中で愛されています。彼女が作り出した物語で人は安心することができ、キャラクターに自分を重ね合わせることができます。ムーミンの物語は繰り返し読めて飽きることがありません。タンペレ美術館はこのムーミンの物語をぜひたくさんの日本の皆さんにお伝えしたいと思っています。そして勇敢で才能豊かであったトーベ・ヤンソンの物語もお伝えしたいと思っています」と、日本で開催するムーミン展としては最大級となる本展覧会をPRしました。「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」は6月16日まで会期中無休で開催し、その後、大分や名古屋などを巡回予定です。
また、同フロアにある「Cafe THE SUN」では展覧会開催を記念してインスタ映え間違いなしのコラボレーションメニューが登場！ 展覧会のあともゆっくりとムーミンの世界に浸れますよ。なお、カフェの利用には「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」もしくは展望台、森美術館いずれかの入館券が必要です。
（C）Moomin CharactersTM