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日本エアコミューターと天草エアラインがATR 42-600型機を共用。天草エアラインの運休を回避可能に

JACから天草エアラインへ機材貸し出し。期間中は特別デカール貼付

2018年5月28日 発表

JACと天草エアラインの共通事業機として、天草エアラインへ貸し出される予定のATR 42-600型機「JC01JC(登録記号)」

 天草エアラインとJAC(日本エアコミューター)は5月28日、JACのATR 42-600型機を両社の共通事業機として、6月1日~25日に天草エアラインへ貸し出す計画であることを発表した。

 両社はともに九州を拠点とし、ATR 42-600型機を導入する航空会社として、各種技術協力、販売協力、ATR機の導入準備や運航の協力体制などを行なってきた。今般、同型機の整備に関する業務の管理受委託を行なう体制を整えることで、JACから天草エアラインへの機材貸し出しが可能となる。

 天草エアラインは現在、1機のATR 42-600型機で運航を行なっているため重整備期間中は全便運休としているが、共通事業機を借り受けることで重整備期間中も運航を続けることができるようになる。

 共通事業機としてJACから貸し出しされるのは、登録記号「JA01JC」の機体となる予定で、当該機には貸出期間中に両社のパートナーシップを表現する特別デカールを貼付する。

天草エアラインのATR 42-600型機