ニュース
パナソニックの万博パビリオン「ノモの国」体験してきた。表情×行動で物語が変化、光を集めてまだ知らない自分と出会おう
2025年7月9日 06:00
- 2025年7月7日 時点
パナソニック ホールディングスは、大阪・関西万博 東ゲートゾーンにてパナソニックグループパビリオン「ノモの国」を10月13日まで出展している。
ノモの国は、国内の各企業がそれぞれの専門分野や技術を持ち寄ってつくる「民間パビリオン」の1つ。パナソニックといえば、かつて大阪万博(1970年 日本万国博覧会)で「松下館」を出展していたこともあり、気になっている人も多いのではないだろうか。
このたび実際にパビリオンを見学・体験してきたので、その様子をレポートする。
パビリオンの概要
ノモの国とは、モノとココロがうつし鏡になった世界。グループごとに4つのゾーンをめぐる「Unlock体験エリア」と、自由観覧の展示エリア「大地」を設けている。
体験エリアでは1人につき1つの「結晶デバイス」を手に、ココロ(感性)やカラダ(感覚)を解き放つことで、世界を変えうる自分の可能性に出会える(Unlockする)のが見どころ。
Unlockする際の演出は体験中の行動データや表情によって変化し、なんと160パターンも用意しているとのこと。時期を変えて複数回楽しむ、あるいは家族やグループで結果を共有するのもお勧めだ。
物語の詳細はYouTubeでオリジナルアニメーションが公開されているので、ぜひ来場前に閲覧しておこう。
また「行きたいのに予約が取れない」「現地に行けないけど雰囲気は気になる」という人に向けて、バーチャル会場 東ゲート島(E06)でもコンテンツを展開している。
Unlock体験エリア ZONE1「カガミイケの奥深く」
ゾーン1は、異世界へ没入するきっかけとなる場所。30名ほどのグループで部屋の中央に集まり、立体音響や光、振動によって五感を研ぎ澄ましていく。演出が始まるまで部屋のなかは暗く静かなので、最初は少し怖がる子供もいたが、途中からは次にどんな演出があるのか興味津々な様子だった。
Unlock体験エリア ZONE2「ノモの森」
続いてゾーン2では、結晶デバイスを1人1つ手に取り、自由なココロで循環を表現した不思議な森を探索する。木々や岩に結晶をかざすと新たな光や音が生まれるので、年齢を問わず、誰もがよりたくさんの光を集めることに夢中になっていた。
Unlock体験エリア ZONE3「古木の谷」
森で光を集めたあとは「古木の谷」ゾーンへ。自分の結晶を古木のブースにかざすことで、自分の感性(ココロ)に基づいた“新たな可能性”を知ることができる。
記者の場合は「美しさを感じる力にあふれている」そうで、「物事の不思議をとことん追いかけられる」のが特徴とのこと。ココロは結晶の力で、黄色~ピンクの蝶に変身した。
Unlock体験エリア ZONE4「大空へ」
クライマックスとなるゾーン4では、ココロの分身である蝶たちが大空に羽ばたくため、グループ全員でパワーを送りあう。結晶をうちわであおぎ続けると、蝶たちは光彩の渦(ボルテックスリング)に導かれて飛び立っていった。






















































