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徒歩3分でイルカと触れ合える? 堺旧港を臨むハーバーフロント、開業1周年の「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」に泊まってみた
2026年3月12日 12:00
アゴーラ ホスピタリティーズがドーセット・ホスピタリティ・インターナショナルと展開する新ブランドのホテル「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」(大阪府堺市堺区大浜北町3-1-1)は、3月25日に開業1周年を迎えます。
節目となる日に館内では朝食とアフタヌーンティーに特化したという新しいスタイルのレストランがオープンし、1周年を記念した1日30食限定の「ベイサイド アフタヌーンティー」の提供を開始します。今回は、この記念メニューの試食とホテルの宿泊体験の機会を得たので、その模様をお伝えします。
カジュアルな雰囲気で楽しむ充実した「ベイサイド アフタヌーンティー」
「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」は古い歴史の面影を残しつつきれいに整備された堺旧港に面したホテルです。今回オープンするレストランはクルーザーの停泊する穏やかな海や広い空を一望できる海側にあり、明るく開放的な空間で食事を楽しめます。
「ベイサイド アフタヌーンティー」はその名のとおり港を眺めながらアフタヌーンティーを楽しむメニューで、3段のティースタンドには定番の苺のショートケーキやスフレチーズケーキ、英国伝統のスコーン、そして杏仁豆腐やエッグタルトなどのアジアンスイーツなども並びとても華やかです。加えて3種の宝箱に入った苺と焼き菓子のセットが1つ選べます。セイボリーにはホタル烏賊と春キャベツとオレンジ、野菜と梅肉和えとしらすなど和の食材を使った料理も用意され、見た目にも楽しげです。
早速いただいてみると、スイーツはどれもが奇をてらわず丁寧に仕上げられた上品な味、セイボリーは和の素材の味を十分に活かしたもので、その味のバリエーションを十分に楽しめます。
もちろん飲み物もとても充実しています。ドーセット・ホスピタリティ・インターナショナル発祥の地、香港をルーツとするブレンドティーや世界三大銘茶の1つである中国紅茶・祁門(キームン)など、ホテルならではの個性を感じられるのもうれしいポイントでした。
「ベイサイド アフタヌーンティー」は180分制で料金は3800円と、内容を考えるとかなりリーズナブルです。紅茶の抽出はセルフサービスとなりますが、広々とした明るい空間で気軽に楽しむアフタヌーンティーですから、好きなタイミングで好きな飲み物を自分で用意するスタイルにめんどうさは感じず、むしろカジュアルな印象が残ったくらいです。
1泊2日の体験を振り返ってみるとレストランだけではなくホテルは全体的にカジュアルな雰囲気があり、とてもリラックスした時間を過ごせました。なお17時からはフリーフローでアルコールも楽しめます(別料金)。
シンプルな空間でリラックスできるハーバービューの部屋
今回は「ベイサイド アフタヌーンティー」の試食と合わせて宿泊も楽しみました。海側の部屋から見える堺旧港は天気にも恵まれ、とても気持ちいいものでした。海岸線の形状に歴史の趣を感じつつも、きちんと整備された旧港の周辺には高い建物がなく、空が広く感じるのもその一因でしょう。窓際のベンチに腰かけしばらくボーッとしてしまいました。
今回利用したのは「スーペリアツインハーバービュー」というタイプのツインルーム。このほかソファベッドを加え3名の宿泊に対応したトリプルハーバービューファミリールームやウォーターフロントプレミアムスイートなど海側の部屋も数多く用意され、一部の客室でコネクティングルームとして利用できます。
近隣のドルフィンドームでイルカとのふれあい体験
ホテルから徒歩3分程度。駐車場をはさんですぐ隣にある「ノア ドルフィンドーム」(大阪府堺市堺区大浜北町4-1-1)は、季節や天候に左右されずにイルカと触れ合える室内型の体験施設です。
全国各地で見られる豪快なイルカのショーを見学する場所とは違い、あくまで“触れ合う”施設というところがミソ。小さなお子さんでも餌やり体験が可能です。4歳以上ならトレーナー体験、5歳以上で身長110cm以上ならプールの浅瀬でイルカと一緒に遊んだりイルカのプールで一緒に泳ぐこともできます。
体験前には、あまり人間がベタベタ触るとイルカにストレスがかかってしまうのでは……とかいろいろと考えてしまいましたが、トレーナーの方に伺うと実はイルカの肌へのダメージはなく、むしろなでてもらったりするのは大好きとのこと。
気兼ねなく触れ合いながら自分のあげた餌をしっかり(うれしそうに?)食べてくれると、こちらもすごくうれしくなってしまいます。最初はおそるおそるはじめた体験ではありましたが、帰り際にはかわいくてかわいくて、イルカたちとの別れが名残惜しくなってしまいました。
今回筆者は浅瀬で遊ぶ程度でしたが、ドルフィンスイムを体験している人たちを見てもそれほどハードルは高くなさそうで、皆さん楽しんでいました。昔の昭和歌謡に「イルカに乗った少年」というヒット曲があったそうですが、実はあれ、ここではそんなに難しいことではなさそうです。
今後「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」では宿泊とこのアクティビティをセットにしたプランも予定しているとのこと。この触れ合い体験は、カップルでも、親子でも、ひとりでも、誰にとっても素晴らしい思い出になりそうです。
ディナーは近くの「ホテル アゴーラ リージェンシー 大阪堺」で
「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」から徒歩5分程度、南海堺駅に直結しているのがアーバンホテル「ホテル アゴーラ リージェンシー 大阪堺」(大阪府堺市堺区戎島町4-45-1)。
こちらのオールデイダイニング&ラウンジ「ザ・ループ」で2月2日から平日の18時以降限定で提供しているのが、新スタイルのホテルディナー「Evening Table(イブニングテーブル)」です。今回の夕食はこちらでいただきました。
「ディナーよりも軽やかに、バルより贅沢に」をコンセプトに企画されたもので、22種あるメインディッシュから1品選び、あとは約30種の料理をビュッフェ形式で楽しむスタイルです。
和・洋・イタリアンの豊富なメニューのなかから今回メインに選んだのはビーフグリルとガーリックシュリンプ。旨みたっぷりのオーストラリア産アンガス牛のステーキは柔らかく、強めのガーリックで味付けされたプリプリの海老は質、量ともに想像以上に食べ応えがありました。1人分ごとに焼いたベーコンとチーズを添え提供されるシーザーサラダや、テーブルサービスで好みの味をオーダーできるフレンチフライなどホテルならではの丁寧なサービスとビュッフェ形式の気軽さをあわせ持ったディナーでした。オプションでお酒も楽しめます。
「ザ・ループ」の隣にはこのホテルのメインバー「フォースル(Foresail)」があります。食後にはこの落ち着いた雰囲気のバーでちょっぴりお酒を楽しみました。
今回いただいたのは同店のシグニチャーカクテル“クラシックソルティドッグ フォースルスタイル”。ウォッカベースではなくジンをベースにした古典的なソルティドッグです。ちなみにForesailは船の前方の帆、SaltyDogはイギリスのスラングで甲板員。かつて南蛮貿易などでにぎわった貿易港の街、堺らしい船へのこだわりを感じながら過ごす時間も旅の1コマとして楽しめました。
ゆったりホテルで過ごすのもよし。大阪観光の拠点にするもよし、の好立地
今回訪ねた「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」は南海堺駅から徒歩5分、「ホテル アゴーラ リージェンシー 大阪堺」は駅直結という好立地。ちなみに南海堺駅は大阪ミナミの中心地 なんばから10分程度。関西国際空港から1時間弱とアクセスのしやすさが魅力です。
ほんのりと歴史の風情を残しつつ、よく整備された堺旧港は有名観光地のような華やかさはありませんが、それゆえ都市の喧騒からも離れられますので、個人的には落ち着いた時間を過ごすには最適と感じます。
「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」では、公式サイトからの予約者には事前にオーダーするとチェックインから最大26時間滞在できる「ドーセット26時間ステイ」を用意しています(対象外の部屋もあるので要確認)。ゆったりとした旅を楽しみたい人にはこちらもかなり大きなポイントでしょう。またホテル内にコインランドリーやスポーツジムも用意しているので長期滞在にも便利です。
にぎやかな大阪観光を目一杯楽しみたい人にとっても、関空利用の拠点としても、そして仁徳天皇陵古墳など堺市の名所を訪ねる人にとっても、比較的リーズナブルでカジュアルなホテルライフが楽しめるちょうどいい感じのホテル。それが「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」でした。

















































































