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宮城県南三陸町、2021年秋オープン予定の「震災伝承施設」の名称公募

2020年6月30日まで受付

南三陸町は被災体験を伝える「震災伝承施設」の名称を公募

 宮城県南三陸町は、2021年秋に供用開始を予定している「震災伝承施設」の名称の公募を5月1日から開始しているが、応募資格を町外へも拡大して6月30日まで応募を受け付けることを告知した。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波で大きな被害を受けた志津川地区に整備している施設で、南三陸町民の被災体験を伝えることを一つの目的とし、有料の展示スペースやラーニングスペース、町内外の人との交流を図るフリースペースなどで構成する。同地区に整備中の道の駅に設置されるものであり、観光交流拠点としての機能も持たせる計画となっている。

 公募しているのは、震災伝承施設の名称で、法人や団体を含む中学生以上の人なら誰でも応募が可能。郵送、FAX、メールで受け付ける。