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JAL、GWにホノルル線でファーストクラス設定。エアバス A350-900型機は9月から羽田~福岡線で運航開始
成田~インド・バンガロール線を2020年度夏期ダイヤ中に新規開設
2019年1月23日 17:21
- 2019年1月23日 発表
JAL(日本航空)は1月23日、2019年度の路線便数計画を発表した。
国際線では、就航65周年を迎えるホノルル線を引き続き強化(関連記事「JAL、自動手荷物チェックイン機をホノルル空港に来春導入などハワイ新サービス『Style yourself ~JAL HAWAII~』発表」)。夏休み期間に加えてゴールデンウィークにもJAL SKY SUITE仕様のボーイング 777-300ER型機を投入し、ファーストクラスを設定する。
すでに発表済みの成田~シアトル線を3月31日から週7往復(デイリー運航)で就航。機材はJAL SKY SUITE仕様のボーイング 787-8型機を使用する。同社はかつて1992年まで成田~シアトル線を運航しており、27年ぶりの再開となる(関連記事「JAL 赤坂社長、成田~シアトル線開設でアジア~日本~北米の需要に対応」)。
2017年のビザ発給要件の緩和により、日本~ロシア間の往来が増加していることを受けて、成田~モスクワ線を増便。週4往復から週7往復(デイリー)へと変更する。
また、2020年度の夏期ダイヤまでに成田~インド・バンガロール線を新規開設する。南インドのバンガロールは、現在日本や北米からの直行便が存在しないものの、デリー、ムンバイに次ぐインド第3の市域人口を擁し、「インドのシリコンバレー」と呼ばれるほどIT産業が盛んなことで知られている。
一方国内線では、新機材のエアバス A350-900型機を9月から羽田~福岡線で就航。「順次路線を拡大」するとしている。また、国内線仕様のボーイング 787-8型機を秋ごろから羽田~伊丹(大阪)線に投入。そのほか、グループのJAC(日本エアコミューター)がSAAB 340B型機で運航している出雲~隠岐線、福岡~出雲線、福岡~鹿児島線については、7月1日からATR 42-600型機に機材を変更する。