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関西国際空港、舞妓さんやサムライ、そらやんが国際線到着客をお出迎え。関西訪問を歓迎

2018年9月25日~10月3日 実施

関西国際空港の国際線到着口でウェルカムグリーティングがスタート。10月3日まで行なわれる

 関西エアポートは9月25日、台風21号の被害からターミナルが全面復旧したことを受け、9月25日~10月3日に海外からの訪問客に向けたおもてなしイベントを実施している。

 9月21日にターミナルの北側も含めた全面再開となった関空では、ほぼ100%の旅客定期便の運航を再開しているほか、店内の商業施設もほとんどが営業。関西国際空港連絡橋の完全復旧は2019年のゴールデンウィーク前となることが発表されているが、タクシーなどの乗り入れも許可され、マイカーやレンタカー以外の交通手段は利用できる状況にある。

 そうしたなかで行なわれている今回のおもてなしイベントは、観光庁が策定した「関西インバウンド観光リバイバルプラン」に沿ったもの。関空第1ターミナル北の再開を機に関西地区のインバウンド観光を再び活性化させるべく、韓国と中国の大型連休期間のある9月末から10月上旬の1か月程度を集中キャンペーン期間としてプロモーションするもの。

 関西を観光地として「知ってもらう」「来てもらう」「行ってもらう」「楽しんでもらう」の4つを柱とし、さまざまな観光関係者が協力してインバウンドの来訪を改めて歓迎する取り組みとなる。例えば、航空会社では運賃の割引、鉄道事業者はお得なきっぷの再告知や、座席の無料ランクアップなどを計画し、一部はすでに実施している。

 9月25日の国際線到着口では、サムライや舞妓さん、浴衣や法被をまとった関空スタッフが、国際線到着客をお出迎え。ボールペンや爪切り、ハンドタオルといったウェルカムグッズを配布した。

 グッズとともに配布されるカードには、「Welcome back to KANSAI」とタイトルとともに、「#kix」「#kansai」「#welcomekansaijapan」といったハッシュタグとともに、関西への愛を世界中に発信してくれることを望むメッセージが書かれている。

 このウェルカムグリーティングは、9月25日~10月3日の10時~18時に、第1ターミナル1階ならびに第2ターミナルの国際線到着口で行なわれる。

国際線の到着客を歓迎するウェルカムグッズをプレゼント。舞妓さんやサムライ、浴衣や法被のスタッフに加え、そらやんも参加

 このほか、9月27日~10月3日には、JR西日本(西日本旅客鉄道)と南海電鉄の関西空港駅コンコース「旅の広場」に、空港利用者の笑顔の写真と関西へのメッセージを掲出する「ウェルカムフォトメッセージ」や、SNSを通じて元気な関西を世界に発信してもらうことを目的に、日本文化に触れられるフォトスポット「ウェルカム日本文化体験」を設置する。