NEXCO西日本と国交省、関西国際空港連絡橋の完全復旧目標は「2019年ゴールデンウィークまで」に

NEXCO西日本と国交省は、関西国際空港連絡橋を2019年ゴールデンウィークまでに完全復旧するとの目標を発表した

　NEXCO西日本（西日本高速道路）と国土交通省は9月18日、台風21号の影響でタンカー船が衝突した関西国際空港連絡橋について、2019年のゴールデンウィークまでに完全復旧することを目標にするとの見通しを発表した。

　9月4日にタンカー船が衝突したことで下り線の閉鎖が続いている関空連絡橋については、損傷した橋桁の撤去が9月14日に完了。橋桁の損傷の程度が著しく、再利用可能な一部を除いては新しい橋桁を製作して架け直す方針としたことで、2019年のゴールデンウィーク前までを目標に連絡橋を完全復旧することを目標に作業を進めることになった。ただし、この目標は、海上での作業を予定している2019年春ごろの天候が安定し、作業に支障が生じないことが条件となっている。

　なお、鉄道桁については問題がなく、復旧工事も予定以上に順調に進捗したことから、本日、9月18日始発列車より運行を再開している（関連記事「JR西日本と南海電鉄、関西国際空港へのアクセス鉄道線を9月18日始発から再開」）。

橋桁の損傷状況