エアバス、ANAのA380型機を最終組み立て工場からロールアウト

エアバスは、ANAに2019年春納入予定のエアバス A380型機の初号機を、最終組み立て工場からロールアウトした

　エアバスは8月30日（現地時間）、2019年春に納入予定のANA（全日本空輸）のエアバス A380型機の初号機について、最終組み立て工場からロールアウトしたことを発表した。

　A380型機は、数週間内に予定されている初飛行に向けて、さまざまな地上実験を実施したのち、客室や機体の塗装作業を行なうためドイツ・ハンブルクにあるエアバス工場へ飛行する。

　ANAでは、2019年春からA380型機をハワイ・ホノルル路線に導入予定で、機体デザインについては別記事でも紹介しているとおり“空飛ぶウミガメ”を意味する「FLYING HONU（フライング・ホヌ）」にすることを発表している。また機材は2階建ての全520席仕様で、ファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス73席を2階に、エコノミークラス383席を1階に配置する予定となっている。