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「ミス沖縄2018」が決定。10名のファイナリストが集まり最終選考会開催
2017年11月24日 06:00
- 201年11月19日 開催
沖縄観光親善使節「ミス沖縄2018」の最終選考会が11月19日、OCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)主催のもと、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで開催された。第37代となるミス沖縄2018は、2018年1月1日から同年12月31日までの1年間、観光および公式行事に従事し沖縄観光のPR活動や親善交流を図る。
8月1日より一般公募がスタートし、63名のエントリーのなかから第1次審査の書類選考で30名に絞られ、さらに第2次審査のグループ面接審査を通過したファイナリスト10名より、「スカイブルー」「コバルトブルー」「クリーングリーングレイシャス」がそれぞれ1名、計3名のミス沖縄が決定する。
開会にあたり、審査委員長を務めるOCVB会長の平良朝敬氏より、審査員12名を代表して挨拶があった。「今年度は現時点で504万人の入域観光客を達成しており、目標である950万人を達成する見込みである。これから出場される63名から選ばれたファイナリスト10名に大いに期待する」と述べた。
審査員の紹介に続き、ファイナリスト10名が登場。審査員の一人でもあるデザイナーの山内カンナ氏が手掛けた衣装を身に着け、ステージを華やかに彩った。ファイナリストたちは研修やウォーキングの訓練などを経て、この日に臨んでいる。
続いて、1人ずつ自己PRと特技の披露を行なった。沖縄の踊り「カチャーシー」を披露する人、歌を披露する人、英語でのスピーチを交える人、自身の仕事を活かしたデモンストレーションを披露する人など、それぞれの個性を見せてくれた。
それぞれのファイナリストには、審査員より質問が投げかけられた。答えを用意していない質問へも、あせることなく対応できる力が試された。
ミス沖縄の衣装のデザインを手掛ける審査員の山内カンナさんは、「一人一人よいところがあり、3名に絞らなくてはならないのが苦しい。どの人が選ばれても、その人にハマる衣装を作りたい。一人一人の個性を感じ取ってからイメージを固めるので、現時点ではどのような衣装を作るかはイメージできない。しかし、選出から衣装の完成まで1カ月しか期間がないので責任を感じる」と感想を述べた。
その後、審査員が別室に移り審議へ。その間、沖縄県フィルムオフィスが企画制作した短編映画の上映があり、続いてミス沖縄2017より活動報告があった。ちょうど1年前、ファイナリストたちと同じ気持ちでステージに上がっていたことを思い出し、決定したときの喜びと責任の重みを感じたことなどを語った。
また、彼女たち自身で制作したスライドショーを上映し、日々Facebookに自分たちの言葉で活動報告など情報発信をしてきたことを報告した。
いよいよ結果発表へ
ファイナリスト10名全員が再びステージに並ぶ。発表は、OCVB平良会長より読み上げられた。
スカイブルーは山城美希さん、コバルトブルーは宮平かなさん、クリーングリーングレイシャスは末吉古都子さんに決定。平良会長による認定書の授与に続き、ミス沖縄2017より王冠とたすきの引き継ぎがあった。また、トロフィーや協賛各社からの記念品の目録などが贈呈された。
閉会にあたり、OCVB平良会長より総評が述べられた。「毎年レベルが上がっている。特に語学力の高さは、急増している外国人観光客を迎えることに活かされる。アクシデントもあったが、それに対応する力も見られた。アピール力に期待が持てる。これまで応援してくれた両親や友人、職場の仲間たちへの感謝を忘れず、今後の活動に取り組んでほしい」と結んだ。
選出された3名は、これから研修を重ねて1月1日のデビューに備える。さらなる伸びを目指す沖縄観光のため、大いに力を発揮してほしい。