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県外へ旅に出る魅力をPRする「沖縄旅フェスタ2017」開催、東京などが初出展
2017年11月30日 15:02
- 2017年11月11日~12日 開催
OCVB(沖縄コンベンションビューロー)とRBC(琉球放送)は共催で、11月11日~12日の2日間にわたり旅の総合イベント「沖縄旅フェスタ2017」を沖縄コンベンションセンターで開催した。今回で3回目となる同イベントは、沖縄県民の旅行需要の喚起を図るとともに、就航路線地域との相互交流を図ることを目的としている。
出展者は、旅行会社や航空会社、観光振興団体などの31団体64ブース。今回は東武タワースカイツリー、北海道観光振興機構、中部国際空港(共同出展)、スターフライヤーなどが初出展した。
入口には改札口を模したゲートが設置され、旅行気分を高める工夫が。会場内にいくつか設けられたスタンプコーナーでスタンプを集めるパスポートなども配られた。
それぞれのブースでは、ご当地の名産品や見どころなどを紹介。観光大使のキャンペーンレディやキャラクターも魅力をアピールしていた。
旅行会社ではイベント限定のお得なツアーの販売などを実施。申し込みに行列のできるブースもあった。また客船クルーズを紹介するブースもいくつかあり、沖縄からの旅行=飛行機という選択肢以外の旅の魅力をアピールした。
また、会議棟ではセミナーも実施。取材した12日には東武タワースカイツリーによる東京スカイツリーおよび周辺3区(墨田区/台東区/江東区)の魅力を紹介する講演が行なわれた。
そのほか、お笑いタレント友近さんのトークショーも開催され、会場には多くの人が集まった。友近さんと沖縄との付き合いは、沖縄花月の劇場ができたときには毎月のように来ていたこと、最近は姪っ子などと一緒に家族旅行で宮古島に行ったことなどを語った。
会場の外にはフードコーナーが設けられており、海外の食事や国内各所の名物料理などの屋台が並んだ。
全体的に、国内各地のブースは子どもが喜ぶようなお楽しみコーナーを設けるなど興味をそそる展示内容であった。ぜひ行ってみたいという気持ちを起こさせてくれた。一方、海外のブースはパンフレットの配布のみなどのところもあり、少し物足りなさを感じた。特にアジア圏には沖縄からの直行便も増えたので、もっとアピールしてほしい。