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「2017年 沖縄観光新春の集い」開催、2017年ミス沖縄初仕事
沖縄県の観光関連業者が一致団結
2017年1月5日 14:01
- 2017年1月4日 開催
1月4日にOCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)主催で、2017年「沖縄観光新春の集い」を開催した。沖縄県内の観光関係業界の関係者900名が出席し、親交を深めつつ2017年の観光・コンベンションの振興発展に向けて意欲を新たにした。
式典は琉球舞踊で幕を開けた。「かぎやで風」は沖縄のめでたい席で必ず舞われる祝いの踊り。続いて沖縄の伝統武術である空手演武が披露された。
OCVB会長 平良朝敬氏による主催者挨拶は、2016年は過去最高の入域観光客数を記録したことへの喜びと関係者各位への感謝の意を述べた。国内4エリア、海外4エリアそれぞれの目標値を明確化し、それに向けて関係者一団となり向かっていきたいとの抱負、また2017年3月の沖縄空手会館の指定管理者にOCVBが就任したこと、2020年オープン予定のMICE施設の紹介、報告がなされた。
来賓の代表は翁長雄志沖縄県知事が挨拶。海外からの観光客の伸びが好調であることに今後の期待を述べ、昨年訪れた沖縄ナイトin韓国での好感触などを報告。また今年は航空業界の見本市「ルーツ・アジア2017」が初めて沖縄で開催されることから、新規路線の開拓などに期待を寄せた。
続いて、「ミス沖縄2017」の紹介。スカイブルーの嘉数晴花さん、コバルトブルーの町田満彩智さん、クリーングリーングレイシャスの島袋愛梨さんの3名で、彼女たちにとって、この式典が初の公式行事となった。さわやかで初々しい挨拶が会場に華を添えた。それぞれ抱負を語り、「Facebookの公式ページで情報を発信しているので、コメントや『いいね!』をお待ちしています」とアピールした。
ミス沖縄は2017年のメンバーで第36代になるが、2016年12月には歴代ミス沖縄のOG会が発足。これまで100名余りがミス沖縄として活躍。今回10名のOGが登壇し、発足の挨拶を行なった。
続いての鏡開きはミス沖縄がアテンドし、平良会長、翁長知事、城間那覇市長ほか業界の代表者10名が登壇。会場の参加者からも大きな「よいしょ」の声がかかった。
乾杯の音頭は、城間幹子那覇市長が行なった。今年の干支である酉(とり)が果実を熟す姿を表わす縁起のいい文字であり、実り多い年になるようにと挨拶。「那覇市のキャッチフレーズ『ひと つなぐまち』のもと、那覇市としても沖縄観光の発展に寄与していきたい」と語り、城間氏の音頭に合わせ、参加者一同がグラスを掲げた。
沖縄県の2016年の入域観光客数は840万人を達成した見込み。OCVBでは2017年は844万人を目標としており、2021年には1000万人達成を目標に掲げている。