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「第35回 沖縄花のカーニバル2018」開催目前にプランター贈呈式を実施

2018年1月16日 実施

「第35回 沖縄花のカーニバル2018」開催を控えて、プランターの贈呈式が行なわれた

 沖縄県、OCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)、めんそーれ沖縄県民運動推進協議会が開催する「第35回 沖縄花のカーニバル2018」。1月20日の「もとぶ八重岳桜まつり」を皮切りに、5月6日の「伊江島ゆり祭り」最終日までの約4カ月間、沖縄全体が花関連のイベントで彩られる。

 その開催を目前に控えた1月16日、那覇市のパレットくもじ前のイベント広場にて、プランター贈呈式が行なわれた。イベントに賛同する県内企業が、主催者へプランターや花の苗をプレゼントして、より一層イベントを盛り上げようというもの。

 特設ステージでは、ゆいゆいシスターズのライブでオープニングを飾った。お客さんも一緒にカチャーシーを踊り、楽しい雰囲気で式が始まった。

式のオープニングを飾ったゆいゆいシスターズのライブ

 開会の挨拶では沖縄県 文化観光スポーツ部の渡久地一浩氏が登壇し、「真冬なのに暑いくらいの日差しのなかで、贈呈式を行なえることをうれしく思う。今年も、賛同企業より贈っていただくプランターで、このパレットくもじ周辺が花々で彩られ、お客さまを暖かく迎えることができる。引き続き、魅力あふれる沖縄をPRし、観光誘客に取り組んでいきたい」と述べた。

沖縄県 文化観光スポーツ部 渡久地一浩氏

 続いてミス沖縄2018クリーングリーングレイシャスの末吉古都子さん、観光親善キャラクターの花笠マハエちゃん、マハ朗くんが登壇。末吉さんは、「これからの時期、沖縄では一番桜が咲き毎年恒例の花のカーニバルが始まります。沖縄でしか見ることのできない花々がたくさんの方をお迎えします。期間中には、フラワーラリーや花メッセージコンテストなども開催され、見どころを紹介するパンフレットも配布しています。日本一早い春を、ぜひ沖縄で堪能してしてください」と挨拶した。

ミス沖縄2018クリーングリーングレイシャスの末吉古都子さんが挨拶。花笠マハエちゃん、マハ朗くんも応援に駆け付けた

 続いて贈呈式へ。最初に、農林中央金庫 那覇支店長の野田治男氏より、花の球根と苗を贈呈。野田氏は「地域特性を県内外にアピールできる花のカーニバルに今年も賛同させていただいた。当行でも『花いっぱい運動』を開催しており、各施設に種や球根をお配りしている。たくさんの花々で、沖縄をより一層明るく楽しく盛り上げていただきたい」と述べた。挨拶に続いて、OCVB 平良朝敬会長へ目録が手渡された。

農林中央金庫 那覇支店長 野田治男氏

 続いて、沖縄銀行の金城善輝氏よりプランターの贈呈。「当行では平成元年(1989年)より協力させていただいて、今年で30回目となる。沖縄銀行もタイアップ企画として全店舗で花いっぱい運動を行なっている。みんなで花を咲かせていきましょう」と挨拶した。

沖縄銀行 金城善輝氏

 続いて、琉球銀行の松原知之氏よりプランターの贈呈。「このような天気を用意していただきありがたい。昨年は、タイやシンガポールから直行便が就航し、クルーズ船も増加、今後は新ターミナルビルも完成しますます観光が好調である。OCVBのさまざまな取り組みが実を結んでいると感じている。花のカーニバルへは平成16年(2004年)よりプランターを贈呈させていただいている。ぜひ多くの花を咲かせていただきたい」と挨拶した。

琉球銀行 松原知之氏

 続いて、沖縄海邦銀行の幸家秀男氏よりプランターの贈呈。「当行は緑の銀行として郷土に花を咲かせるべく、平成21年(2009年)よりプランターを贈呈させていただいている。沖縄の魅力は、青い海、白い砂浜もさることながら、冬でも暖かく花に囲まれていることも大きな魅力。当行では昭和49年(1974年)より『みどりの運動』を行なっており、毎年『みどりの講演』を行なうほか、花の苗木をお配りし累計6万本をお渡しした。今後も緑の銀行として支援していきたい」と挨拶した。

沖縄海邦銀行 幸家秀男氏

 続いて、ゆうちょ銀行 那覇支店長の山田隆氏よりプランターの贈呈。「当行はコーポレートカラーが緑色。今年で6回目のプランター贈呈となる。県内177の郵便局とともに観光を盛り上げ、訪れたお客さまが美ら島(ちゅらしま)を感じ、また来年も訪れてくれるようお手伝いをしていきたい」と挨拶した。

ゆうちょ銀行 那覇支店長 山田隆氏

 OCVB 平良朝敬会長からの挨拶では、「贈呈していただいたプランターは、パレットくもじ前や県庁前に設置し街の美化に活用させていただく。また花の種や球根は1月20日より始まるもとぶ八重岳桜まつりで配布、苗は『花メッセージスクールコンテスト』の副賞として活用させていただく。今日の暖かい天候は贈呈式に花を添える形となった。皆さまの期待に応えるべく、一体となって花のカーニバルを推進していく」と語った。

沖縄観光コンベンションビューロー 会長 平良朝敬氏
各登壇者から平良朝敬会長へプランターの目録が渡され、平良会長がまとめて久茂地都市開発へ贈呈した

 各企業から贈呈されたプランターの目録は、パレットくもじを管理運営する久茂地都市開発へ渡された。久茂地都市開発 代表取締役社長の長嶺良三氏は、「久しぶりにカチャーシーを踊り、肩がほぐれて心地よい。カチャーシーは沖縄ならではのおもてなしだ。これから約40日、街角ウェルカムフラワーキャンペーンが開催される。日々開花する花々で笑顔になってもらい、各会場に多くのお客さまが訪れることを願う」と挨拶した。

久茂地都市開発株式会社 代表取締役社長 長嶺良三氏

 最後は全員揃って記念撮影で閉幕。この数日前まで、沖縄はみぞれが観測されるほどの寒波がやってきたが、贈呈式当日は最高気温が20℃を超えるほどの暖かさ。花のカーニバルが謳う「花いっぱいの沖縄」「冬でも暖かい沖縄」にふさわしい1日となった。

贈呈式出席者全員で記念撮影