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大阪駅直結の新スパ「うめきた温泉 蓮」に行ってきた! 大浴場にサウナ、インフィニティプールで眺める都市景観にうっとり

グラングリーン大阪 南館

2025年3月21日 開業
グラングリーン大阪 南館にスパ・ウェルネス施設「うめきた温泉 蓮」開業。さっそく行ってきた

 三菱地所を代表とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の南館(大阪府大阪市北区大深町5-54)を3月21日に開業する。

 注目施設のひとつが、南館ゲートタワー内に同時開業する関西最大級の健康増進施設「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」。運営は「神戸みなと温泉 蓮」などを手掛けるラスイートで、温浴・運動・食事・メディテーション・美容の5つをテーマにしている。

 2024年9月のグラングリーン大阪先行まちびらきで開業した北館に続く今回の「南館」は、パークタワー(地下3階~地上39階)、ゲートタワー(地下3階~地上18階)、サウスタワー(地下3階~地上28階)の3棟で構成され、うめきた温泉 蓮はこのうちのゲートタワー(3~4階)に入居。

 JR大阪駅のうめきた地下口に直結し、「ルクア1100」の2階デッキ、「イノゲート大阪」と「バルチカ03」の地下道/2階デッキからもアクセスできる。

 駅近ながら、手ぶらで気軽に本格的な温泉に浸かれるだけでなく、サウナ、岩盤浴、エステ、ジム、インフィニティプール、食事、休憩スペースなどで1日過ごしてリフレッシュできる。

グラングリーン大阪 南館。パークタワー、ゲートタワー、サウスタワーの3棟で構成される
3棟の低層階はファッションやライフスタイル、飲食店、ウェルネスなどの全55店舗の商業施設が入り、連絡通路で行き来できるようになっている
「グランドオープン大阪」マップ。3月21日に開業するのは南館(黄色で囲われた部分)
ゲートタワー3~4階に開業する「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」外観
うめきた温泉 蓮の3階エントランス・ロビー

 うめきた温泉の泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性・中性・低温泉)。地下1150mから湧き出た天然温泉(源泉:神戸みなと温泉)で、古い角質を取り去る美肌効果や保温効果が期待できるという。

 男女それぞれの大浴場があり、シャワーヘッドはすべて“ごしごししなくても汚れが落ちる”で人気のブランド「ミラブル」。男性側にはローマのスパを彷彿とさせる「テルマエ・パティオ」と称した広大なドライサウナ、水風呂、ととのいスペースを完備。女性側には、潤いながらデトックスできる足湯付きのナノミストサウナを完備する。ロッカー・パウダールームも数は多めで、女性用ドライヤーには「ReFa」を用意。

地下1150mから湧き出た天然温泉
男女それぞれの大浴場。天然温泉風呂やミラブル風呂など多彩な浴槽がある。シャワーヘッドもすべてミラブル
男性側には広大なドライサウナ
セルフロウリュもでき、水風呂とシャワー付きととのい椅子を完備
ロッカールーム
男性大浴場のパウダールーム
女性大浴場のパウダールームには充実のアメニティとReFaのドライヤー

 ほかにも、岩盤浴・溶岩浴・ホットヨガのスタジオ、ナイトタイムは映像投影による幻想的な空間が楽しめる25mの屋内温水プール、リハビリにも利用できるアクアジム&ジャグジープール、最新のフィットネス機器を備え、ボクササイズとエアリアルヨガに特化したスタジオなどを完備している。

 プールやスタジオでは、健康的で充実した生活を送るためのレッスンプログラムも展開し、ヨガ教室、バイクエクササイズ、SUPヨガなどを開催する予定とのこと。

岩盤浴・溶岩浴
フィットネスジム
25mの屋内温水プール
アクアジム&ジャグジープール

 なかでも注目したいのが、水着で入るフォトジェニックな「屋外温水インフィニティプール」。38℃前後の温水プールなので通年利用でき、昼間は緑あふれる都市公園を、夜は梅田の煌びやかな夜景を眺めて寛ぐことができる。

うめきた公園の緑を望む昼間の明るい景色から、マジックアワーはロマンティックなムードに
夜になるとプールはライトアップされて幻想的

 4階は主に休憩・リラクゼーションのフロア。飛行機のビジネスクラスのようなマッサージチェアと個別モニターが備わる個室型の「プライベートブース」、お風呂上りやフィットネス終わりに開放的空間で自由に寛げて飲食スペースとしても使える「センターラウンジ」、アロマオイルトリートメントや美容機器を駆使した「リラクゼーションサロン」などを有する。

 また飲食施設は、掘りごたつスペースで寛ぎながら発酵をテーマにしたメニューを味わえる「御食事処 発酵道 水蓮」と、和食とウェルビーイングに基づいた食事療法メニューを融合した「御食事処 ライブ割烹 万蓮」の2店舗を運営する。

御食事処 発酵道 水蓮
御食事処 ライブ割烹 万蓮
多彩な休憩スペースとリラクゼーションルーム
飛行機のビジネスクラスのようなマッサージチェアと個別モニターが備わる個室型の「プライベートブース」。隣席同士の仕切り窓を開ければペア席にも

 うめきた温泉 蓮の入館料金は、ベーシックプラン平日3190円/土日祝3740円、1DAYパスポート平日7040円/土日祝9020円などとなっており、蓮アプリ会員は各プラン200円引きになる。詳細は公式サイトを確認いただきたい。

うめきた温泉 蓮のオリジナルグッズも販売
3~4階は館内エレベーターや専用階段で行き来できる
うめきた温泉 蓮の料金表

 なおグラングリーン大阪は3月21日に南館を開業後、2027年春ごろに南北街区の中心にある「うめきた公園」後行工区(ノースパークの一部)をオープン。2027年度に全体まちびらきとなる。

“関西最後の一等地”と呼ばれた梅田貨物駅跡地を活用し、緑あふれる都市公園と南北街区をつくる大規模再開発「グラングリーン大阪」