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ミシュラン13年連続三つ星の「カンテサンス」、JALの機内食を初監修

カンテサンスのスペシャリテ「山羊乳のバヴァロワ」登場

2020年9月~11月 提供

レストラン「カンテサンス」オーナーシェフ・岸田周三氏監修のファーストクラス機内食メニュー

 JAL(日本航空)は、東京発の欧米路線ファーストクラスの機内食において、ミシュランで13年連続三つ星を獲得している東京・御殿山(品川区北品川)の「レストラン カンテサンス」オーナーシェフ・岸田周三氏監修のメニュー(洋食)を秋メニュー(9月~11月)として提供する。

 提供路線は羽田/成田発のシカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ロンドン、パリ行きでのファーストクラス機内食。アミューズブーシュ、オードブル2種、メインディッシュ2種、デザートの6皿で構成するコースメニューとなっている。

「カンテサンス」岸田周三氏監修のファーストクラス機内食(洋食)

提供期間: 2020年9月~11月
提供路線: 羽田空港/成田国際空港発~シカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ロンドン、パリ行きのファーストクラス
メニュー:
[アミューズブーシュ]
・山羊乳のバヴァロワ ※カンテサンスのスペシャリテ
[オードブル]
・雲丹のクスクス
・北寄貝と野菜のマリネ
[メインディッシュ]
・オマール海老とフランス産キノコのフリカッセ
・和牛フィレ マデラソースと赤ワインのソース
[デザート]
・栗のマカロン コーヒーのグラニテ
Webサイト: BEDD 岸田周三氏

山羊乳のバヴァロワ
雲丹のクスクス
北寄貝と野菜のマリネ
オマール海老とフランス産キノコのフリカッセ
和牛フィレ マデラソースと赤ワインのソース
栗のマカロン コーヒーのグラニテ

 岸田シェフの起用についてJALは、「これまでの機内食もお客さまから大変ご好評いただいていましたが、お客さまに新しい機内食の世界観を楽しんでいただきたいと考え、大変チャレンジングでしたが『カンテサンス』の岸田周三シェフをお迎えすることとなりました。

 岸田シェフと機内食について議論した際に『こうしたら機内食はもっと美味しくなるのでは?』と次々とアイデアが出され、岸田シェフと一緒に創り上げたメニューでお客さまに新たな感動を感じていただきたいと思いました。

 これまではオードブル、メインからぞれぞれお好きなものをお選びいただくスタイルのコースメニューでしたが、岸田シェフから『カンテサンス』と同様におまかせコースのみとしたいとのご提案があり、岸田シェフの料理に対する想いや『カンテサンス』でのメニューコンセプトに共感し、JALとしても新しいサービススタイルに挑戦することとなりました」と説明している。

 岸田シェフによると、機内で「冷たいものを冷たく、温かいものを温かく」料理を楽しめるようにメニューを考えており、「機内で最も美味しく召し上がっていただけるよう考え、シンプルに素材の持ち味を引き出すことを追求しました。特に温度に関しては機内でもこんなに熱い料理を出せるのかと思っていただけるように考えたつもりです。皆さまに心からお食事を楽しんでいただけるよう想いを込めたコースをお楽しみください」とコメントしている。

レストラン「カンテサンス」オーナーシェフ・岸田周三氏は1974年愛知県生まれ。26歳で渡仏。パリ「アストランス」のスーシェフとしてパスカル・バルボ氏に師事。帰国後、2006年にレストラン「カンテサンス」をオープン。2007年から13年連続でミシュラン三つ星を獲得。ゴ・エ・ミヨ2020では最高評価を獲得、「今年のシェフ賞」に選ばれる。水産資源を守り、食文化を未来につなげるためChefs for the Blueの理事として活動している