「ミシュランガイド東京2021」発表。サステナブルな取り組みを評価するグリーンスターも6軒登場

「ミシュランガイド東京2021」のセレクションを発表した

　日本ミシュランタイヤは、東京の厳選した飲食店・レストランと宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京2021」のセレクションを発表した。

　アジアで初めてのミシュランガイドとして2007年に発行された「ミシュランガイド東京」は毎年更新を重ね、「2021」では446軒の飲食店・レストランと34軒の宿泊施設を掲載。新たな三つ星が2軒誕生し、14年連続の3軒を含む12軒が三つ星の評価になった。また、計60軒の飲食店・レストラン、宿泊施設が新たに掲載され、変化の速い東京の特徴を反映している。

　加えて、飲食店・レストランのサステナブルな取り組みも調査し、献身的で革新的な施設を「ミシュラン グリーンスター」として紹介。東京セレクションでの紹介は今回が初となる。また、グリーンスターに向かって前向きな取り組みをしている施設も「ポジティブステップ」として併せて掲載している。

　フランス料理「レフェルヴェソンス」は2012年に一つ星で初掲載、2015年に二つ星となり、今回三つ星かつグリーンスターを獲得。ガス利用を削減などサステナブルな取り組みが評価された。もう一つの新三つ星である中国料理「茶禅華」は、日本のミシュランガイド初の中国料理の三つ星となる。

　日本料理「かんだ」、フランス料理「カンテサンス」「ジョエル・ロブション」は14年連続三つ星での掲載。カンテサンスは、持続可能な漁業を推進活動が評価され、グリーンスターでも紹介されている。

　書籍は12月10日に発売。また、セレクションはミシュランガイド公式Webサイト「クラブミシュラン（Club MICHELIN）」でも公開する。

Webサイト： クラブミシュラン（Club MICHELIN）

「ミシュランガイド東京2021」

発売日：
価格： 3180円（税別）
ISBN： 978-4-904337-48-6 C2026

「ミシュランガイド東京2021」

「ミシュランガイド東京2021」の三つ星店