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東北中央道 大石田村山IC~尾花沢ICが4月15日15時30分開通。無料道路が新庄市方面から南へ延伸

並走する国道13号の主要渋滞箇所を回避

2018年4月15日15時30分 開通

東北中央道(E13) 大石田村山IC~尾花沢IC間が4月15日15時30分に開通

 国土交通省 東北地方整備局 山形河川国道事務所は、山形県内で整備を進めている東北中央自動車道(E13) 大石田村山IC(インターチェンジ)~尾花沢IC間(延長5.3km)を4月15日15時30分に開通する。併せて、2018年度の開通を目指して東根ICの北側で整備を進めているICの名称を「東根北IC」に決定した。

 今回開通するのは、東北中央道の山形県内区間の一部で、事業を進めている東根IC~尾花沢IC間(延長23km)の最北部区間。北側は尾花沢IC~新庄北IC間が開通済みで、今回開通区間と合わせて大石田村山IC~新庄北IC間がつながることになる。

 同区間は国道13号と並走しており、大石田村山IC~尾花沢ICと並走する区間では死傷事故率が100件/億台キロを超える事故危険箇所が3カ所あるほか、下新田交差点は渋滞が多い。今回の開通により、尾花沢ICの北にある野黒沢IC~大石田村山IC間の所要時間は約3分短縮されると試算されている。

 東根IC~尾花沢ICの残る区間について、最南部区間となる東根北IC~東根IC間は2018年度の開通を予定。東根ICの北側で整備中のIC名を「東根北IC」に決定した。東根ICは山形空港の最寄りICであり、東根IC~尾花沢IC区間が順次開通することで、山形空港から各地への観光アクセスの利便性も向上する。