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ANA、福岡空港国内線の新ラウンジを2月7日供用開始。上級会員向けANA SUITE LOUNGEなど事前公開

ANA LOUNGEは面積を1.2倍に拡大。ANA PREMIUM CHECK-INも新設

2019年2月7日 供用開始

ANAが福岡空港国内線ターミナルのラウンジをリニューアル。新設されたANA SUITE LOUNGEも登場

 ANA(全日本空輸)は、2月7日より福岡空港国内線ターミナルの新ラウンジの供用を開始する。

 新ラウンジは、「ANA LOUNGE」の面積を従来の1.2倍に拡大したほか、プレミアムメンバー向けの最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」と、これらのラウンジにつながる室内型のチェックインカウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」を新設。2月4日、報道陣向けに事前公開されたので、内覧会の模様をレポートしていく。

お披露目式典の開会式は新ラウンジの受付カウンター前で行なわれた
全日本空輸株式会社 福岡空港支店長 村部由佳夫氏

 お披露目式典の冒頭、ANA 福岡空港支店長 村部由佳夫氏より「福岡空港では、既にご存知のとおり、2018年6月に1階の出発カウンターをリニューアルさせていただきました。そしてこの度、満を持して『ANA LOUNGE』ならびに『ANA SUITE LOUNGE』、合わせて室内型の『ANA PREMIUM CHECK-IN』をお披露目させていただきます。

 新しいラウンジをオープンさせるにあたりまして、『一期、一会』のコンセプトのもと、社員一同新たな気持ちでここ福岡からANAらしさを表現して、おもてなしの心でお客さまをお出迎えさせていただきたいと思います。2020年1月に、このターミナル自体(再編事業)の改装完了がいよいよと迫ってまいりました。私たちの新しいラウンジも、その一翼を担えれば、と思っております。窓一面に映る滑走路や、福岡の街並みが見えますが、季節の移ろいを感じていただきながら『一期、一会』を感じていただければと思います」とあいさつがあった。

全日本空輸株式会社 CS&プロダクト・サービス室室長 阿瀬尚之氏
フォトセッション

 続いて、ANA CS&プロダクト・サービス室 室長 阿瀬尚行氏から「私どもの『Inspiration of JAPAN』というコンセプトに基づきまして、国内線の各空港のラウンジを日本伝統や先進性をうまく融合させながら新しいラウンジを作っていく、という風にリニューアルを進めてまいりました。

 ご存知のとおり、新国立競技場などを手掛ける隈研吾先生に監修をお願いしておりまして、2017年9月には新千歳空港のラウンジをリニューアル、先日は伊丹空港国内線のラウンジ、そしてここ福岡空港、今年中には沖縄那覇空港と、私どもの旗艦空港のラウンジを随時リニューアルし、お客さまをお迎えしたいと思っております。

 特に今回の福岡空港に関しましては、従来の1.2倍の広さということで、これまでよりも、よりゆったりとした環境でお過ごしいただけます。また国内線プレミアムメンバーのお客さま専用に新設いたしました『ANA SUITE LOUNGE』、これらのラウンジに直結した『ANA PREMIUM CHECK-IN』というカウンターも新たにご用意しました。

 それぞれのラウンジの大きなテーブルには、福岡を中心とした歴史あるモチーフを展示しています。『ANA SUITE LOUNGE』では、地元福岡のフードも用意しており、地域性を持ったラウンジにしてまいりたいと考えております」と、コンセプトを中心とした説明が述べられた。

室内型のチェックインカウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」

 ANA PREMIUM CHECK-INは、ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEへとつながる、室内型のチェックインカウンター。カウンターを抜け、エスカレーターを上ると受付が現われるが、ANA PREMIUM CHECK-INの入口と共通の「光壁」の演出がなされている。これは越前手漉き和紙によって雲を想起させる意匠となっている。

 ラウンジ手前の受付カウンターは、段違いの天板を採用しており、車椅子ユーザーにも対応している。左に進むとANA LOUNGE、右に進むとANA SUITE LOUNGEへと続く。うねりのある天井は航空機のフラップをイメージ。

ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEの共通エントランスとなるANA PREMIUM CHECK-INの入口付近。雲を思わせる「光壁」が目印
ANA PREMIUM CHECK-IN内のチェックインカウンター
ラウンジ手前の受付カウンター
奥がANA LOUNGEの入口
受付カウンターは2段になっており、車椅子ユーザーにも対応する

広さが1.2倍になった「ANA LOUNGE」

 従来のANA LOUNGEラウンジから、1.2倍の面積となって生まれ変わったANA LOUNGE。約600m2もの広さで、これまでの混雑を緩和する狙い。入ってすぐの大テーブルには栓の木を使用したディスプレイの上に、九州各県の伝統工芸品を展示している。各工芸品の選定はデザインを担当した隈事務所によるもので、ANAのイメージカラーである青を貴重とした工芸品が選ばれている。

 壁面にも大テーブルのディスプレイと同じく栓の木が用いられており、重厚なイメージのANA SUITE LOUNGEよりも軽やかな雰囲気を演出している。各ソファシートは、滞在時間が短くても気軽にくつろげるよう、という願いが込められている。

 テーブル席、カウンター席、ソファ席は仕切りのある・なしとバラエティに富んだ席が用意されているが、全各席にACコンセント(100V)とUSBポートが1基ずつ用意されており、PC作業やスマートフォンの充電に対応している。またドリンクコーナーは、ソフトドリンクとアルコールが提供されるが、ビールが従来の2銘柄から4銘柄となった。

ANA LOUNGEの全景
ラウンジ奥(滑走路側)から入口方面
ラウンジ奥から滑走路側方面
ラウンジ奥のソファ席。各椅子にテーブル、各椅子の下にACコンセント(100V)とUSBの電源が1基ずつ設置されている
ラウンジ入口奥側から滑走路方面
ラウンジ入口付近のソファ席。各席にテーブルとAC電源が設置されている
各席の右側に肘掛けにもなるテーブルを設置。AC電源はテーブルの付け根に設置されている
電源部は、ACコンセント(100V)とUSBポートが1基ずつ設置されている。出力は2Aを確保
中央部のテーブルには、九州の伝統工芸品が展示されている
手前から、博多人形(福岡県)、唐津焼(佐賀県)、有田焼(佐賀県)、福岡の線香花火
滑走路側のカウンター席
ラウンジ中央のカウンター席は、微細な模様入りのガラスがシェード代わりとなっている
ラウンジ奥の一人がけ用ソファ席
一人がけ用ソファ席は左側のテーブルを使用する
ほかの席と同じく、電源はACコンセント(100V)とUSBポートが1基ずつ設置されている。出力は2Aを確保
ラウンジ奥のソファ席は、2〜3人ごとに肘掛けが付いているタイプ。テーブルが別体となっている
電源部はACコンセント(100V)とUSBポートが1基ずつ設置されている。出力はほかの席と同じ2Aを出力
ドリンクコーナー
ビールサーバーは4銘柄から選ぶことができる
ハイボールや焼酎なども用意されている
ソフトドリンクコーナーは青汁のサーバーも用意される
エスプレッソマシーンはEGRO製
入口付近は滑走路や誘導路が間近
トイレは入口近く
男子トイレは壁面がダークトーンでまとめられている
入口すぐに通話用の個室、その奥に喫煙スペースが設けられている
喫煙スペースは自動ドアが2重になっている

国内線のプレミアムメンバーが対象の最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」

 今回、福岡空港に新設されたANA SUITE LOUNGEは、国内線のプレミアムメンバーが対象となる最上級ラウンジとなっており、提供されるサービスもANA LOUNGEと異なる。こちらも大テーブルにANA LOUNGE同様の伝統工芸品が展示されている。ANA SUITE LOUNGEの工芸品は、高取焼(福岡県)、博多人形(福岡県)、白瓷(佐賀県)と3種類。

 受付にも採用されていた航空機のフラップをモチーフとした天井と、ウォルナットの壁面を採用した落ち着いた雰囲気が特徴となっている。

 こちらはドリンクだけでなくフード類の提供もあり、地域性を意識したメニューが用意されている。福岡産のあまおうイチゴを使用した千鳥屋の「あまおうショコラどら焼き」、太宰府天満宮にある「梅が枝餅」などが提供される。梅が枝餅は、かさの屋の物が用意されておりホットプレートで常に温かい状態で味わうことができる。

エントランス付近
入口付近から奥側方面
大テーブルから奥側方面
中心部は衝立付きの個人用シートが並ぶ
奥側から滑走路方面
奥側から入口方面
個人用シートには丸型テーブルが用意される
シート下部にAC電源とUSBポートを設置
ラウンジ奥には3方が壁となっているスペースがある
ドリンク&フードコーナー
チョコレートや胡麻いなり、おにぎりやパン類が提供される
スープコーナー
ANA LOUNGEと同じくエスプレッソマシーンはEGRO製
ドリンクコーナー
ビールサーバーはANA LOUNGEと同じく4銘柄から選ぶことができる
かさの屋の梅が枝餅がホットプレート上に用意されている