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NEXCO東日本、外環道 三郷南IC~高谷JCT開通記念セレモニー。石井啓一大臣や森田健作県知事が出席
東京外かく環状道路の千葉区間が16時に全通
2018年6月2日 13:59
- 2018年6月2日16時 開通
NEXCO東日本(東日本高速道路)は、外環道(東京外かく環状道路)三郷南IC(インターチェンジ)~高谷JCT(ジャンクション)間(延長15.5km、4車線)と、国道298号の国道6号~国道357号間(延長11.4km、4車線)を6月2日16時に開通する。
10時からは松戸IC~市川北IC間の本線上に設けられた特設会場で、国土交通大臣の石井啓一氏や千葉県知事の森田健作氏らが臨席して開通式典や開通セレモニーが開かれた。
セレモニー後の囲み取材で国土交通大臣の石井啓一氏は、「セレモニーに参加して、地元の皆さま、首都圏全体から大きな期待が寄せられていることを実感しました。国交省としては外環道をはじめとした首都圏三環状道路の早期完成に向けて、引き続き関係機関や地元のご協力をいただきながら、全力で取り組んでまいります」とコメント。
千葉県知事の森田健作氏は、「千葉から首都高速道路を通らずに関東各地に行けるというこの時間の短縮、人とモノの流れが大変スムーズになることは、大変ありがたいこと。湾岸エリアは観光面、物流面で重要な場所が多く、千葉県にとってありがたいことです。千葉県としましても、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)大栄JCT~松尾横芝や基幹道路、アクセス道路などにしっかり取り組んでいきたい」と話した。
埼玉県三郷市にある三郷南ICから千葉県市川市にある高谷JCTまでの区間が今回開通することで、外環道全体の計画である約85kmのうち約6割が完成。関越自動車道(大泉JCT)、東北自動車道(川口JCT)、常磐自動車道 (三郷JCT)、東関東自動車道(高谷JCT)が結ばれ、都心の交通の円滑化、物流の生産性向上が期待される。
本誌では5月15日に行なわれた事前現場公開をレポートしているが(関連記事:「NEXCO東日本、6月2日開通の外環道 三郷南IC~高谷JCT間を事前公開」)、開通日の通り初め、開通の様子なども随時お届けする予定だ。