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外環道 三郷南IC~高谷JCT開通で都心の渋滞損失時間が「約3割」減少
国交省、NEXCO東日本、首都高が発表
2019年1月10日 12:36
- 2018年6月2日 開通
- 2019年1月9日 発表
国土交通省 関東地方整備局、NEXCO東日本(東日本高速道路)関東支社、首都高(首都高速道路)は、外環道(東京外かく環状道路)三郷南IC(インターチェンジ)~高谷JCT(ジャンクション)間(延長15.5km、4車線、2018年6月2日開通)開通後の整備効果について発表した。
開通前の埼玉エリア(東北自動車道・E4)~千葉エリア(東関東自動車道・E51)の交通は都心を経由していたが、開通後はその約8割が外環道へ転換。首都高JCTの2か所の4車線化もあり、中央環状線を含めたその内側における首都高の渋滞損失時間が約3割減少した。また、小湊鐵道バスの「ちばたまライナー」(千葉~さいたま大宮線)では、同じ人数の運転士で1日4往復から6往復に増便できるようになるなど、生産性向上に寄与しているという。
一般道では市川・松戸市内の主要な一般道路の交差点43か所において、交通量が約1割減少。交通量が減少し、旅行速度が改善した結果、道路渋滞による損失時間が約2割減少したとのこと。南北方向の一般道の通過時間が短縮し、地域の走行環境が改善したことで、特に市川松戸線の通過時間が最大で約4割短縮、国道6号から京葉道路 原木IC間では通過時間が最大で約3割短縮したという。