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セントレア、LCC向け新ターミナル着工。安全祈願式を実施
2019年供用予定。「FLIGHT OF DREAMS」や愛知県国際展示場と空中回廊で接続
2018年5月17日 12:23
- 2019年度上期 共用開始予定
セントレア(中部国際空港)は5月16日、LCC向けの新旅客ターミナルビル本格着工にあたり、安全祈願式を行なった。
新ターミナルは現行のターミナルから徒歩約4分の距離に、2階建て2棟構成で建築。合計10スポットを備える。新ターミナルは2019年度上期の供用開始を予定している。
セントレアのLCC向け新ターミナルビル
供用時期: 2019年度上期
年間旅客取扱数: 450万人(国際線300万人、国内線150万人)
延床面積: 約4万m 2
構造: 2階建て2棟構成(チェックイン棟、コンコース棟)
スポット数: 合計10スポット
Webサイト: セントレア新ターミナル特設サイト
新ターミナルビルの建設予定地である空港島南側には、ボーイング 787型機の飛行試験初号機「ZA001」の展示をメインにした複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」や愛知県国際展示場なども建設され、これらが空中回廊で直結される予定だ。
安全祈願式でセントレア 代表取締役社長の友添雅直は、「新旅客ターミナルビル新築工事は、中部国際空港のより一層の機能強化を目指すもの。新たなターミナルビルの整備をとおして、航空ネットワークのさらなる拡充、インバウンドの受入環境の充実、エアライン拠点化の促進、そして、今後ますます多様化するお客さまニーズにも的確に対応していきたい。また、近隣施設とともに新たな賑わいを創出し、地域の成長と発展にこれまで以上に貢献していきたい』とあいさつした。
セントレアでは新ターミナル供用開始に向けて、空港内では建設工事や不足している駐車場の追加拡充整備など大型工事が計画されており、これに伴う工事車両の通行や道路規制などについて注意を呼びかけている。また、新ターミナルの施設の情報や工事進捗などは、特設サイトで随時公開していくとのこと。