ニュース

名古屋の観光スポットが入場無料になる「セントレア道民割」第二期特典を発表

「名古屋おもてなし武将隊」の徳川家康と哉太郎が札幌駅前で名古屋観光をPR

2018年8月30日 実施

「セントレア道民割」第二期の特典を発表

 セントレア(中部国際空港)は8月30日、北海道・札幌市内のホテルで「セントレア道民割」第二期発表会を実施した。

「セントレア道民割」とは、北海道からセントレア発着便を利用する北海道在住の利用者を対象に、名古屋名物の土産やなごやめしなどをプレゼントするキャンペーン。7月は伊勢名物の「赤福」、8月は「世界の山ちゃんの手羽先」、9月は「味仙の台湾ラーメン」の空港内施設で使える無料引換券を提供してきた。

 司会を担当した中部国際空港 営業推進本部 航空営業部 エアライングループ 原田有隆氏によると、7月の「セントレア道民割」利用者数は2608人で、セントレア~北海道便の利用者数は17万4000人と、2017年7月の利用者数15万9000人を上回る数字が記録されており、8月も道民割利用者数が1600名を突破したとのことで着々と効果を上げているようだ。

7月~9月のセントレア道民割特典
7月~8月も好評だったセントレア道民割

 今回はセントレア道民割を10月以降も継続して実施するということで、「名古屋おもてなし武将隊」の徳川家康と哉太郎が登場。

「名古屋おもてなし武将隊」は名古屋を世界一の観光都市にすべく蘇った「もののふ集団」で、セントレア道民割と名古屋観光のPRに駆け付けてくれた。

 第二期は第一期とはコンセプトを変え、道民に中部エリアの観光地をもっと知ってもらおうと定番の観光スポットを入場無料にすると発表。徳川家康は10月は「名古屋城」と「名古屋テレビ塔」、11月はナガシマリゾートの「なばなの里 イルミネーション」、12月は北海道命名150年にちなんで、北海道の名付け親である「松浦武四郎記念館」の入場無料券を提供することを、スライドの映像とともに時代劇風の口調で時折冗談も交えながら紹介してくれた。

 セントレア道民割第二期の実施期間は、10月1日から12月31日までとなっていて、必要なものは北海道発~セントレア着の搭乗券、北海道在住であることが分かる身分証明書等(免許証、保険証、学生証)の2点。セントレアターミナルビル2階到着ロビー内の「セントラル・ジャパン・トラベルセンター」(8時~22時)にて、搭乗券と身分証明書を提示し、入場無料券を受領することができる。

セントレア道民割第二期の得点を紹介してくれた「名古屋おもてなし武将隊」徳川家康(左)と哉太郎(右)
10月のセントレア道民割特典の名古屋城と名古屋テレビ塔が無料
11月はナガシマリゾート「なばなの里 イルミネーション」が無料
12月は北海道の名付け親「松浦武四郎記念館」が無料
入場無料券はセントレア2階到着ロビー内の「セントラル・ジャパン・トラベルセンター」で

 続いて6月8日より完成公開された名古屋城 本丸御殿 、3月29日に名古屋城の正門側と東門側にオープンした金シャチ横丁を動画で紹介。

 金シャチ横丁は、名古屋城正門側を義直ゾーンとして江戸時代の商家をイメージした純木造の建築物が並ぶ街並みで、伝統的な「なごやめし」を提供する定番・老舗が9店舗、また名古屋城東門側は宗春ゾーンとしてモダンな「新風」というコンセプトにあった建築物で、名古屋の新しい食文化を発信する7店舗が軒を連ねている。

 金シャチ横丁の事業会社である日本プロパティマネジメント 事業プロデューサー 伊藤道彦氏によると、各旅行会社とのミールクーポン発行についての契約を進めていて、ツアーのなかに全店舗で使える共通利用券を準備中とのことで、「名古屋にお越しの際は金シャチ横丁に寄っていただきたいと思っております」とコメントした。

 また、11月のセントレア道民割で特典となるナガシマリゾートの「なばなの里 イルミネーション」のほか、ナガシマスパーランドの「4Dスピンコースター嵐」「超激流プール」「ジャンボ海水プール」や、12月のセントレア道民割特典の「松浦武四郎記念館」のCMなども紹介された。

名古屋城では完成公開されたばかりの本丸御殿が見ものだ
名古屋城のすぐそばにある金シャチ横丁ではコンセプトの違う2つのゾーンでグルメを楽しむことができる
ナガシマリゾート「なばなの里 イルミネーション」はSNS映え間違いなし
ナガシマスパーランドではさまざまなジェットコースターやプールなどのアトラクションが楽しめる
「松浦武四郎記念館」では松阪市指定史跡 松浦武四郎誕生地も公開していて、こちらも合わせて見学したい
今回司会を担当した中部国際空港株式会社 営業推進本部 航空営業部 エアライングループ 原田有隆氏
金シャチ横丁の紹介をする日本プロパティマネジメント株式会社 事業プロデューサー 伊藤道彦氏

 このあと、「名古屋おもてなし武将隊」の徳川家康と哉太郎は札幌駅南口交差点付近で、名古屋名物「味噌カツ」と「セントレア道民割」のチラシを配布。徳川家康は一人一人に時代劇口調で話しかけ、記念撮影などにも応じながら名古屋観光を積極的にPRした。

 始めは雨が降っていて通行人は少なかったものの、徐々に雨が上がり通行人が増え、用意した味噌カツ200個は約40分ほどで品切れとなった。

雨が降ろうが槍が降ろうが味噌カツ配布開始!
一人一人に時代劇風の口調で「名古屋の味噌カツはいかがじゃ?」と味噌カツを渡し、セントレア道民割と名古屋観光をPRする徳川家康と哉太郎