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三菱航空機、「MRJ」量産初号機の納期を1年延期

2017年第2四半期から2018年へ

2015年12月24日 発表

国産リージョナルジェット旅客機「MRJ」

 三菱航空機は12月24日、国産リージョナルジェット旅客機「MRJ」の量産初号機の納入時期を、2017年第2四半期から1年程度延期すると発表した。

 MRJは、11月11日に初飛行を実施。三菱航空機によると、その後の試験飛行で機体の基本特性が良好であることを確認しているが、開発を加速するなか、いくつかの課題を認識し、全体スケジュールのレビューを行なった結果、延期するに至ったという。

 今後は、開発のマイルストン管理を行ない、進捗に合わせてスケジュール精度を高めていくという。また、北米での飛行試験の早期実現、三菱航空機本社、シアトルエンジニアリングセンター、モーゼスレイクテストセンターの役割と体制を明確化し、各種作業の加速などの施策を講じて開発作業を推進していくとのこと。

(編集部:柴田 進)