週末駅弁
郡山駅「ふくしま満福味めぐり弁当」
2026年8月14日 12:00
「ふくしま満福味めぐり弁当」は今年の春、期間限定で発売していた駅弁です。すでに販売は終了していますが、駅弁を通じて福島の特産品を知ってもらえる素晴らしい商品だったのでここで紹介します。
まずはご飯から。使われているのは米どころ福島県の数あるブランド米のなかでも最上位に位置付けられるという「福、笑い」です。香り・甘みが強く、それでいてふんわり柔らかく炊き上がるのが特徴のこのお米は開発に14年の歳月をかけたそうで、食べてみると確かに駅弁のご飯ではなかなかお目にかかれないふっくら感と甘みが印象的です。炊き立てではなく、冷めてから食べる駅弁への採用にその自信がうかがえます。
お次はおかずで福島の味をめぐっていきましょう。鶏の照り焼きは福島県産丸大豆醤油を使いながら味付けは濃過ぎず素材の味わいをしっかりと活かしています。もちろん鶏肉は福島県産です。添えられたごぼうの炒り煮は筋っぽさがなく、えぐみのないこごみ醤油漬けとともに柔らかな食感です。福島牛が入った和風ハンバーグはやわらかな食感ながら食べ応えがあります。
赤魚白醤油焼きには福島松川浦産あおさのオイル漬けが乗っています。ちょっぴり洋風の味付けであおさの風味がとても引き立っていて、美味しく食べられます。ちなみに相馬市の東側に位置する松川浦には、太平洋上に伸びる一本道のようなドライブルートがあって非常に美しいところです。駅弁(鉄道)の話のなかで申し訳ありませんが、個人的にはもう一度走りたい道の1つです。
続いて、食後のデザートの天ぷらまんじゅう。会津地方の郷土料理だそうで、ほんのりとした甘酒の味と香りが特徴です。ちなみにこの甘酒も県内の醸造元のものだとか。
福島の名産をギュッと集めた「ふくしま満福味めぐり弁当 」は自慢のお米の味わいに合わせたのか、食材はバリエーションに富んでいるものの、どれもが刺激の少ないやさしい味付けで統一されているのが印象に残りました。
ちなみに筆者の場合、駅弁を通じてその土地の名産品を知ることも少なくなく、それが次の旅の参考になることもしばしばです。今回の駅弁も「味めぐり」の名にふさわしいもので、それぞれの料理を今度はその街で食べてみたくなりました。
「ふくしま満福味めぐり弁当」
価格: 1480円
販売駅: 郡山駅
購入場所: 郡山駅 福豆屋二号売店
購入日: 2026年5月17日




























