旅レポ
世界遺産・モスマン渓谷散策に、隠れ家的セレブホテル、船上レストランも! ケアンズ旅でどこにいく?
2024年1月8日 00:00
ケアンズといえば、日本から一番近いオーストラリア(7時間半)で時差も約1時間。さらに今から向かってもめっちゃ夏!で年中泳げる観光エリア。
そんなケアンズ旅の今回は、世界遺産・モスマン渓谷とお勧めホテルにディナー向けレストランをメインにご紹介します。
日帰りで世界遺産散策、ガイドと一緒に歴史と文化も学べるんです
この日訪れたのは、デインツリー公立公園内の世界自然遺産・モスマン渓谷。1988年に登録された世界最古の熱帯雨林「クイーンズランド州湿潤熱帯地域」に属しています。
本エリアを管理しているのがクク・ヤランジの人々。彼らが運営を行なう「Mossman Gorge Cultural Centre」へ。ここでは世代を超えて語り継がれてきた文化を「ドリームタイムウォーク ツアー」(大人90AUD、子供45AUD)で学ぶことができます。
ガイドツアーでは、どのように森と共存し生きてきたのかを実演を交えてレクチャー。自然素材から作られた染料で模様をつける意味や、虫刺されに効いたり、石鹸のように泡立つ植物があったりと驚きがいっぱい! ツアーのラストにはブッシュティーとダンパーも振る舞われ、ちょっとしたお茶会も楽しめますよ!
ツアーとともにお勧めなのが併設のギフトショップ。伝統的なアートを施した製品がどこよりも多く揃い、いずれもおしゃれ!
熱帯雨林から地続きのセレブホテル「SILKY OAKS LOUGE」へ。理想の休日がここに!
デインツリー内の隠れ家高級リゾートホテル「SILKY OAKS LODGE」も訪問。地元産木材を活用したツリーハウスには、ベランダではハンモックが揺れ、世界遺産内での忘れられない極上ステイができます。
目の前が熱帯雨林という最高のロケーションを活かした「the Treehouse Restaurant」でのランチもご紹介。鳥の声やモスマン川のせせらぎをBGMに創作料理がいただけます。ルームも食事も含め、宿泊してみたいリゾートNo.1と個人的になりました。
ポートダグラスでは、ビールで乾杯! 5つ星ホテルのハイティーで優雅な時間を
モスマン渓谷に続いて訪れたポートダグラス。ケアンズからクルマで約1時間ほどの港町です。開放感あふれるハーバーには、個人所有の船が数多く停泊中。港に面する「Hemingway's Brewery」でのんびり1杯飲んだら、タウンへ繰り出すのがお勧め。
ポートダグラスといえば、4マイルビーチも有名。ということで「Flagstaff Hill Lookout」からトレイルで海を目指すことにしました。食後の運動にも最適なうえ、フォトスポットもあり写真映えも抜群。
トレイル後、汗をかいたのでそのままクールダウンに「シェラトングランド・ミラージュリゾート ポートダグラス」へ。5つ星のビーチフロントリゾートで、客室目の前のプールと4マイルビーチへシームレスに移動ができるのがポイント。
湯船があって疲れほぐれる〜、ケアンズ、泊まってリラックスできるホテルって?
フライトやアクティビティ後にうれしいのはやっぱり湯船。ということで、滞在前半は「ヒルトン ケアンズ」に宿泊。湯船だけでなく、バブルバスを完備の部屋もあり、滞在中多くの日本からの旅行客が利用していた印象です。朝食には和食も。また、ケアンズの港にほぼ直結、「ESPLANADE」へもさくっと5分で行けてとっても便利でした。
観覧車の目の前! 「ESPLANADE」直結のデザインホテルは姉妹のおてんば末っ子がイメージ
繁華街どまんなかの「クリスタルブルック フリン」は旅の後半に滞在。こちらは姉妹の名前をつけたデザインホテルで系列の「ライリー」「ベイリー」に続く3姉妹の末っ子をイメージしているんだとか。高級感もありながらガラス張りプールがあったりとポップな雰囲気が魅力!
ホテルの特徴の1つが徹底したサステナブル。NOプラスチック・ペーパーレス・キャッシュレスを掲げ、ストローや使い捨てのアイテムも一切なし。自然保護や地産地消食材の積極的な採用も含め、地球と地域にやさしい運営を行なっているんだそう。
ディナーどこいく? 地元の名店にイタリアン、贅沢に船上クルーズもいいかも!
思いっきりケアンズを楽しむならディナーをしっかり食べて翌日に備えるのが吉。石焼牛肉のパワーメニューから、シーフード、イタリアンまでケアンズの美食が味わえるお店も教えちゃいます。
まずはケアンズ港に面する人気店「DUNDEE'S WATERFRONT DINING」。「ワニとカンガルーの串焼き」(Entree Kangaroo 3本24AUD、Crocodile 3本26AUD)からバラマンディ、さらにフィレを目の前で焼き上げる名物「石焼きオージービーフ」(58AUD)まで、オーストラリアの一度は食べたいがてんこ盛り。日本人スタッフもいるので、ケアンズ初心者さんにもお勧め!
続いては同じくケアンズ港から出港する「Spirit of CAIRNS」の「ディナークルーズ」(119AUD〜)をご紹介。トリニティ湾の水上クルーズをしながら、優雅なディナーが味わえますよ。地産地消メニューも豊富に揃え、エビのカクテルや生牡蠣もたっぷり。ビュッフェ式なのでシーフード好きにはたまらないはず!
なお、ディナーお勧めレストランのラストはアーケード内にあるカジュアルダイニング「Bellocale」。イタリア系移民が多いケアンズは、イタリア料理店もハイクオリティ。同店では、シーフードをメインとした絶品イタリアンが頬張れます。常に満員なので、ディナータイムは早めに行くのが鉄則!
なお、「Bellocale」から徒歩すぐの「Abbott Street」には「ナイトマーケット」も。ということでホテルに帰る前にちょっと寄り道。地元産マンゴーをふんだんに使ったドリンクやデザートで話題の「THE MANGO BAR」へ。
「マンゴージュース」(7.8AUD)など、食べ歩きにもぴったり。マーケットは毎日16時30分からなので、お土産を買ったり小腹満たしにとぜひ、近くを通ったらふらりと立ち寄ってみて!