旅レポ
LCCだけどボーイング 787。スクートの関空~ホノルル線で行くハワイ(その2)
カラカウア通り沿いの「アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート」
2018年1月23日 00:00
スクートは2017年12月19日、関空~ホノルル線を就航した。LCC(格安航空会社)が日本からホノルルに就航するのはこれで2社目。
今回、この初便に搭乗してスクートとハワイ州観光局が実施したプレスツアーに参加してきたので、その模様を数回に分けてお伝えする。前回は初便とカカアコ地区でのショッピングをお伝えしたが、今回は宿泊先と初日のディナーを堪能した2つのホテルを紹介する。
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オーシャンフロントのリゾートホテル「アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート」
今回宿泊したのは、カラカウア通り沿いでワイキキ湾に面したリゾートホテル「Outrigger Waikiki Beach Resort(アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート)」。カラカウア通り沿いで海に面しているのは、こことお隣の「モアナ・サーフライダー」だけ。とにかく立地がよくて、すぐ近くにロイヤルハワイアンセンターがあるし、カラカウア通りを行ったり来たりしてるだけでも楽しい。ホテルの目の前が砂浜なので、海まではホントにゼロ分で行ける。
アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート
所在地: 2335 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
Webサイト: アウトリガー・ホテルズ&リゾーツ
関係者によると「ハワイには大人が夜しっとり楽しめるところがなかった」そうで、それを解決したのがホテル併設の「ブルーノート・ハワイ」。いわずと知れたジャズ・ブルース専門のライブハウスで、日本でも東京や名古屋に店舗がある。
また、アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾートには3つのレストランがあり、特に「デュークス・ワイキキ」はいつも混んでいる人気店で、宿泊客以外も多く訪れている。
記者の泊まった部屋はベランダがモアナ・サーフライダー側を向いた「パーシャル・オーシャン・ビュー」というタイプで、面積は34m 2 。ベランダから少し顔を出せばビーチを臨める部屋で、ベッドのヘッドボードやテーブル、椅子などは暖かみのある木製。ギラギラしてない落ち着いた内装が好印象だった。
できたばかりのグリルダイニング「ザ・リーフ バー&マーケットグリル」で柔らかいステーキを堪能
到着初日のディナーは、宿泊先から10分ほど歩いたところにあるアウトリガーの別のホテル「Outrigger Reef Waikiki Beach Resort(アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート)」内に2017年11月にできたばかりのグリルダイニングでいただくことに。こちらもオーシャンフロントのホテルで、併設の「ザ・リーフ バー&マーケットグリル」は席のすぐ外が砂浜というロケーション。
その特徴は、自分でショーケースから肉を選んで、4種類の調味料(シーズニングパウダー)から好みのものを指定、オープンスペースにあるグリルで自由に焼けるというスタイルにある。ステーキ肉のほかにも、串に刺した肉と野菜などもあって、まるで浜辺にバーベキューに来たような気分で贅沢にグリル料理を楽しめる。メニューは日本語表記もあるので、英語が苦手でも安心だ。
記者が頼んだのはもちろん牛ステーキの「Rib Eye(リブアイ)」。12オンス(約336g)で40ドル(約4440円、1ドル=約111円換算)。グリル料理にはもれなくサラダバーも付いているので、間違いなくお腹いっぱいになる。
調味料は「モカ・ラブ」「スモーク&スパイシー」「レッド・サンド」「グリーン・ハーブ」のなかからスタンダードなモカ・ラブをチョイス。モカ・ラブはアンチョ・チリ、コナ・コーヒー、ブランシュガー、ハウス・スパイスをブレンドしたもので、ちょっと甘みがあるみたい。
たっぷり調味料をまぶしたらいよいよグリルへ。「グリルマスター」と呼ばれるスタッフが好みの焼き加減に応じて「何分焼けばよいか」を教えてくれるので、あとは基本的にセルフ。今回はなんだかんだいいながらグリルマスターが最後まで焼いてくれた。
ちなみにソースは「ウスターソース」「ステーキソース」「カルビソース」「照り焼きソース」「チミチュリーソース」「しょうゆソース」の6種類が用意されていて、ステーキとしょうゆにしたけど、ソースなしでも十分美味しいし、より肉の旨味が感じられるのでソースなしか、ごく控えめに付けるのがお勧め。
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート
所在地: 2169 Kalia Rd, Honolulu, HI 96815
Webサイト: アウトリガー・ホテルズ&リゾーツ
次回はワイキキ中心部からダイヤモンドヘッドロードまでじっくり2時間かけて巡ったセグウェイツアーを紹介する。