旅レポ
マリメッコづくしのフィンエアーで行くルスカシーズンのフィンランド旅(その2)
サウナヨガ&朝プールからスタートのヘルシンキ観光編
2017年12月14日 00:00
9月上旬に開催されたフィンエアー主催のプレスツアーレポート、今回は2日目にヘルシンキで体験したサウナヨガやアルヴァ・アアルト展、ヘルシンキ・デザイン地区散策の様子などをご紹介します。午後は荷物をピックアップして空港へ。いよいよ“ルスカ(紅葉)”シーズンのラップランドへ飛びますわよ~。
マリメッコづくしのフィンエアーで行くルスカシーズンのフィンランド旅 記事一覧
まるでオシャレなカフェ♪ Hotel F6の朝食を食べたら早朝プールへ
前回フィンランドを訪れたときも感じたのですが、ヘルシンキのホテルは本当にオシャレ。特に朝食で使うお皿やコーヒーカップがイッタラやアラビアなど人気ブランドのものだったりするので、北欧食器が好きな人なら、朝からテンションアップしちゃうこと間違いなしです。ヨーグルトやシリアルの横には必ずてんこ盛りのベリー。そして日本だと少々お高めな意識高い系雑穀パンが種類豊富にあるので、普段ジャンキーの私でさえ、なんだかとってもウェルネスな人になった気がしてしまうから不思議です。
ウェルネスな気になっただけではなく、この日は本当に超健康的に朝から活動しましたの。なんと8時過ぎからサウナヨガとモーニングスイム体験! 向かった場所はマーケット広場のすぐ隣で、ホテルF6から1kmも離れていないところにある「Allas Sea Pool」。2016年にオープンしたサウナを併設するヘルシンキ市民憩いの公共プールです。
まずはサウナヨガ。インストラクターは青い目が印象的なティナさん。本場フィンランドのサウナヨガ創設者で、たびたび日本にもサウナヨガを広めに来日している方です。
私たち日本人が想像するサウナよりずっと低い温度(50~55℃くらい)のなかで行なうサウナヨガは、ベンチに座っていくつかのポーズをとってエクササイズをする、1セッション30分ほどのプログラムです。それほど難しいポーズはないのですが、終わったころには身体の芯からじーんと温かくなっていて、筋肉がほぐれているのがよく分かりました。身体のバランスとコンディションが整うサウナヨガは寝つきをよくする効果にもつながるのだそうですよ。
サウナヨガで身体をほぐしたところで、青空の下の屋外プールへGo! 27度に設定されている水温はもちろん外気より温かくて気持ちいい~! ゆっくり何往復もしている年配の方もいたり、クラス単位で遊びに来ている小学生たちもいたりと、地元の人たちに親しまれているプールなんだなぁと感じました。プールからあがったらシャワールームで着替えて併設のカフェでひと休み。アルコールも注文できる居心地のいいカフェでした。
フィンランドの最新デザインに触れるデザイン地区エリアめぐり
お次はヘルシンキの「Design District」と呼ばれるデザイン地区の散策です。現在ヘルシンキの街にはデザイン発信地として認定された約200の最先端ショップが集まったエリアがあります。お店はギャラリーやカフェ、レストラン、雑貨店などさまざまで、目印は店頭に貼られたロゴ入りステッカー。
ヘルシンキ自体が徒歩で見て回るのにちょうどいいサイズの街なので、このDesign District地区の散策といっても特に大変なことはありません。きっと「あっ、このお店も認定店なのね!」という感じで出くわせるはず。見ているとあれもこれもと財布の紐が思わず緩んでしまう魅惑のフィンランドデザイン。ヘルシンキの街を1日歩いていたらきっと目が肥えるでしょう。
アテネウム美術館でアルヴァ・アアルト展を見学。常設展示も見応えあり
ヘルシンキ中央駅のすぐ近くにあるアテネウム美術館で、2017年5月から9月末まで開催していた企画展「Alvar Aalto - Art and the Modern Form」を見てきました。世界的に有名な建築家でありデザイナーでもあるフィンランド人のアルヴァ・アアルト(1898~1976)の作品を総括的に見ることができるこの展覧会は、今年のフィンランド独立100周年を記念しての催しだったのだそうです。
私はどうしてもアルヴァ・アアルトといえば、Artek(アルテック)のスツール=「デザイナー」と連想してしまうので、建築家としてのアアルトが残した作品を見ることができるとても興味深い展示会でした。なかでもドイツの写真家Armin Linkeが撮影したアアルト建築の写真パネルがステキでした。
北極圏の街レヴィを目指してフィンエアー・フライト
この日の午後はフィンエアーの国内線でラップランド地方に位置するキッティラ空港へフライト。飛行機の中から見た眼下の風景は、街や住宅っぽいものはほとんど確認できず、ひたすら森と湖が広がる北の大地! やってきました北極圏という感じです。
キッティラ空港からクルマで20分ほど走って到着したレヴィという街がこの日の宿泊地。これからのシーズン、ヨーロッパ各地からウィンタースポーツを楽しもうと多くの観光客でにぎわうラップランド最大級のリゾート地です。宿泊した「ブレイク ソコス ホテル レヴィ(Break Sokos Hotel Levi)」も、すぐ裏がスキー場という立地。あと半月もすると初雪が降るというシーズンでしたが、きっと今は一面真っ白な銀世界が広がっていることでしょう。
さて、ラップランドに来たので夜のアクティビティは「オーロラ鑑賞」だったのですが、残念ながら快晴で雲一つない好条件の空にもかかわらず、この日は現われてくれませんでした。ま、自然相手なので仕方ありませんわ~。
いよいよ次回からラップランドの晩秋の大自然で楽しんださまざまなアクティビティをご紹介します。はたしてオーロラは見られるでしょうか???お楽しみに~♪