イベントレポート
【ファンボロー航空ショー 2018】エアバス、ボンバルディアCシリーズを改称したA220-300の内部公開
2018年7月17日 14:58
- 2018年7月16日~22日(現地時間)開催
イギリス・ファンボロー空港で7月16日から22日(現地時間)、世界最大規模の航空ショー「ファンボロー国際航空ショー(Farnborough International Airshow)2018」が開催されている。会期前半の16日から20日は航空業界向けのトレードショー、後半21日と22日は一般向け公開日となっている。会場では、民間向け/軍用の航空機の静的展示や展示飛行、カンファレンス、航空機購入についてのアナウンスなどが行なわれる。
会期初日の16日には、エアバスが「A220-300型機」を地上展示し、内部を報道公開した。A220-300はもともとボンバルディアが開発、単通路で130席クラスの「CS300型機」と呼ばれていたもので、7月10日にエアバスが名称変更をアナウンスしたばかり。
展示機も側面に大きく「AIRBUS A220-300」と記されたエアバス仕様で、白をベースに鮮やかなブルーのラインが尾翼付近に描かれている。座席の配列は2-3アブレストで、シートピッチは30~35インチ(非常口席は39インチ)。オーバーヘッドビン(手荷物収納棚)は大きく、ゆとりのある印象を受けた。また、窓も一つ一つが大きく、採光性の高い作りであると感じられた。