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羽田空港に一足早いクリスマス、JALとサンタクロースがコラボイベント

JAL便に乗って天草の世界サンタクロース会議へ

2015年9月10日 実施

 JAL(日本航空)は9月10日、羽田空港国内線第1ターミナルで、世界のサンタクロースとのコラボイベントを実施した。羽田空港内に現われた26名のサンタクロースは、搭乗客らにも人気を集め、記念撮影にも気軽に応じていた。

 このコラボイベントは、9月12日~14日に熊本県天草市で開かれる「第3回世界サンタクロース会議 in 天草」に参加するサンタクロースがJAL便を利用することから実現したもので、今年で2回目の実施となる。

 世界サンタクロース会議は、グリーンランド世界サンタクロース協会が公認するサンタクロースが集まり、さまざまな問題を討議するほか、クリスマスの正しい過ごし方の啓蒙活動などを行なう催し。タレントでアジア圏唯一の公認サンタクロースであるパラダイス山元氏と、熊本県出身の放送作家である小山薫堂氏の働きかけで天草市で開催されている。

 今回のコラボイベントに参加したのは、グリーンランド世界サンタクロース協会が公認した、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、カナダ、アメリカ、ドイツ、香港、日本の8カ国26名のサンタクロース。10時ごろに出発ロビーに集まったサンタクロースは、羽田空港にあるアンジュ保育園の園児とともに合唱。園児はもちろん、行き交う人々との交流も気軽に行なわれており、シールやバッジ、メッセージが書かれたJALのポストカードといった、一足早い“サンタさんからのプレゼント”を贈っていた。

羽田空港国内線第1ターミナルの出発ロビーに集まるサンタクロース
アンジュ保育園の園児とサンタクロースが合唱
サンタクロースと園児が順番にハイタッチ
園児へのプレゼントも贈られた

 26名のサンタクロースはその後、12時30分発のJL117便で伊丹空港(大阪)へ向かうため搭乗口へ移動。ここでもJAL職員とともに輪になって踊ったり、合唱をしたりと大盛り上がり。

 こうした交流イベントが終わったあともサンタクロース同士で記念撮影をするなど楽しそうな時間を過ごしており、一方で、通り過ぎる搭乗客も一足早く会えたサンタクロースに喜びの声をあげ、多くの人が記念撮影をしていた。

セキュリティチェックを通過して搭乗口へと進むサンタクロース
旅立つJAL便に手を振ってお見送り
JAL職員12名らと一緒に輪になってダンス。途中からは一般の搭乗客も誘われて、みんなで楽しんでいた
踊りやフォトセッションを終えたあとは、搭乗まで記念撮影や人々との交流の時間。中央の写真に写るアコーディオンの彼は、常にクリスマスソングを演奏して場をクリスマス色に染めていた

 そうして休むヒマもないほど人々と交流する時間を過ごしたサンタクロース26名は、JL117便に搭乗して大阪へ飛び立っていった。この後、9月11日の伊丹発福岡行きのJL2057便、天草エアラインを乗り継いで天草市へ移動する。

続々と搭乗していくサンタクロース

(編集部:多和田新也)