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「SAGA SANTA SUMMIT 2018」に参加のサンタクロースご一行がANA便で羽田空港から佐賀へ出発

2018年10月7日 実施

佐賀県で行なわれる「SAGA SANTA SUMMIT 2018」に参加するサンタクロース15名が羽田空港から出発。羽田空港から旅に出る人たちを楽しませた

 10月7日~10日に実施される「SAGA SANTA SUMMIT 2018」に参加するサンタクロース総勢15名が、10月7日のANA981便で羽田空港から佐賀へと出発した。羽田空港の出発ロビーでは、一足早く現われたサンタクロースとの出会いを楽しむ人で盛り上がった。

 SAGA SANTA SUMMIT 2018は、日本磁器発祥の地である佐賀県有田町に建ち並ぶ有田焼窯元の煙突が、 「プレゼントを届ける際の侵入訓練に最適」との理由で開催地に選ばれた。期間中は有田町のほか「トナカイのソリ」訓練のため、 有明海干潟での「ガタスキー」実習体験や、 県内の観光スポットなどを訪問することになっている。

 SAGA SANTA SUMMIT 2018に参加するのは、グリーンランド国際サンタクロース協会 公認サンタクロースの15名。ノルウェーから3名、 アメリカから1名、 デンマークから2名、 フランスから2名、 イギリスから1名、 カナダから3名、 香港から2名が来日。日本からは唯一の公認サンタクロースであるパラダイス山元さんが参加する。

佐賀県では佐賀県観光PRキャラクター「壺侍(つぼざむらい)」がサンタクロースをおもてなし

 9時50分のANA981便の出発に合わせて羽田空港に姿を見せたサンタ一行は、ANA地上旅客スタッフの青いサンタクロースの誘導でターミナル2の出発ロビーを一列になって行進。常に「オーホッホッホッ~!」の声を響かせながら、ますはチェックインカウンターに集合し、その後、保安検査を抜けて、ANA981便の搭乗ゲートである58番搭乗口前へと移動した。

「オーホッホッホッ!」の声を響かせながら羽田空港の出発ロビーを行進するサンタクロース
まずはチェックインカウンター前で記念撮影

 搭乗口前では、日本唯一の公認サンタクロースであるパラダイス山元さんがあいさつ。「このあとサンタさんは佐賀へ行きます。佐賀でサンタサミットを開催します。なにをするかというと、佐賀の有田町に煙突がたくさんあるんですね。そこで煙突登りの練習。それから、嬉野では忍者と会って忍者に煙突内にどうやったら入れるか教えてもらう。そして、有明海ではムツゴロウなどを獲るときに使う『ガタスキー』。あれをなんとかソリの操縦訓練に役立てられないかと。そしてバルーンに乗ったりもします。サンタさんはいつもクリスマス以外はトナカイのソリを使えないんですね。それは国際法で決まっています。そういうわけで今日は、ANA空の旅で、我々、佐賀まで行こうと思っています。機内もご一緒させていただきます。よろしくお願いいたします。『オーホッホッホッ~!』」と、旅の目的を紹介した。

 クリスマスにはまだ早く、しかも15名のサンタの集団ということで、不思議そうにする人や、サンタに会えた歓声を上げる人など、羽田空港から旅立つ人の反応はさまざま。サービス満点のサンタさんは写真撮影にも気軽に応じたほか、輪になっての合唱などを披露し楽しませた。

搭乗口へ向かうサンタクロース。2名は電動カートに乗って移動
あいさつをする日本唯一の公認サンタクロースであるパラダイス山元さん
搭乗口前で記念撮影
搭乗まで時間があったのでしばし休憩。その間も記念撮影などには気軽に応じた
搭乗口前に戻ると一瞬で写真を撮る人だかり。輪になっての歌を披露し、羽田空港から旅立つ人を楽しませた

 また、サンタクロースが搭乗するANA981便の搭乗客には、記念品としてお菓子とステッカーをプレゼント。乗客はPBB(旅客搭乗橋)にずらりと並んだサンタさんに囲まれながら機内へと向かう。

 そして最後にサンタご一行も機内へ。地上ではブルーのサンタさんが見送るなか、176名(幼児5名含む)を乗せたANA981便が出発していった。

ANA981便を担当する地上旅客スタッフも、青いサンタクロース帽子を着用
トナカイではなく飛行機を使った空の旅なので、サンタクロースとはいえルール通りに搭乗
ANA981便の搭乗客に記念品を配布。サンタさんに囲まれて機内へと進む
PBB(旅客搭乗橋)で搭乗客を出迎えるサンタクロースご一行
配布した記念品はお菓子とステッカーのセット
この便の利用者ではない子供にもプレゼント