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JAL、女性スタッフが見送りや出発作業を行なう「ひなまつりイベント」を成田空港で実施

2016年3月3日 実施

 JAL(日本航空)は3月3日、成田空港内で「JAL ひなまつりイベント」を実施した。フライトを支える各職場の女性スタッフが搭乗ゲートに集合して搭乗客の見送りを行ない、ひなまつり気分を盛り上げるもの。さらにランプでの航空機出発作業もほぼ女性スタッフで行ない、地上車両も花飾りでデコレーションした。

JL407便搭乗ゲートは女性スタッフのみ

 JL407便(12時15分発、フランクフルト行き)が出発する63番搭乗ゲートのカウンター内や搭乗客の誘導はすべて女性スタッフ。出発ロビーでは、搭乗時にお菓子(ひなあられ)のプレゼントや、手作りフォトフレームでスタッフと記念撮影するなど、搭乗客も楽しそうにしていた。JAL広報部 成田広報室のアシスタントマネージャー 高橋良枝氏に聞くと「お客様が季節感を持っていただき、楽しんでいただくのが最大の目的だが、英語でロビーの掲示を行なうことで海外のお客様に日本の文化も感じてもらいたいと思っている。このイベントをお客様が楽しんでいただき、次もJALを利用していただければうれしい」と話した。

手作りフォトフレームで女性スタッフと記念撮影。出張のために搭乗する男性は「スタッフの方たちと写真を撮るなんて滅多にないこと」と照れ笑いしていた
ひなあられを配り搭乗客と記念撮影。カウンター業務や搭乗客の誘導なども、すべて女性スタッフ
ひなまつり気分を盛り上げるカウンター装飾。搭乗ゲートでは女性スタッフが見送り

ほぼ女性スタッフだけで航空機出発作業を実施

 搭乗ゲートのみならず、JL407便の航空機出発作業も女性スタッフが行なった。地上車両にも、ひなまつりを連想させる花模様の装飾を施し、搭乗客の心を和ませていた。また、ランプでは女性スタッフが並び、横断幕で搭乗客の見送りを行なった。

ランプでの航空機出発作業と、飛行機を見送る女性スタッフたち

(酒井 利)