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開業7周年を迎えた「無印良品 銀座」のいま。旅の準備から多国籍レストランまで、各フロアの見どころをまとめて紹介
2026年7月7日 06:00
- 2026年5月 取材
2026年4月に開業7周年を迎え、国内外から多くの人が訪れる世界旗艦店「無印良品 銀座」(東京都中央区銀座3-3-5)。トラベル Watchでは2019年の開業時に内覧レポートを掲載しているが、コロナ禍を経て進化を続ける同店の売り場をあらためて取材してきた。
特に目を引くのは、圧倒的なスケールのトラベル用品売り場(4階)だ。実際のキャリーケースをじっくり試せるコーナーなど、買い物客に寄り添ったリアル店舗ならではの工夫を紹介する。
さらに、2025年のリニューアルでより魅力が増したという地下1階のレストラン「MUJI Diner」や、焼きたてのクロワッサンが香る1階の「MUJI Coffee&Bakery」ほか、旅の準備とあわせて立ち寄りたい「衣」「食」「住」フロアの最新動向もお届けしよう。
4階 旅行用品:売上2.5倍! 約140台のキャリーケースが並ぶ圧巻の光景
4階でひときわ存在感があるのは、整然とディスプレイされたキャリーケースの群れ。インバウンド需要が本格的に復活した2023年度以降、トラベル用品の売上は前年比2.5倍と急伸。
トラベル用品(MUJI to GO)は銀座店が展開に力を入れているカテゴリーの1つで、その勢いを象徴するように、売り場には「2026年仕様」の最新モデルや「MUJI Labo」商品を含む約140台ものキャリーケースが並んでいる。
銀座店が最もこだわっているのが、20Lから105Lまで全サイズを前面に配置した「比較しやすい」ディスプレイだ。4階フロアマネージャーの森菜々子さんによると、これには旗艦店特有の理由があるという。
「最大サイズの105Lはベーシックなカラー展開のみのため、まず前面でボリューム感を比較していただき、裏面の棚で36Lや75Lといった多色展開モデルのバリエーションを選べるように配置しています」(森さん)
銀座店ならではの「ハードキャリーケース」の売れ筋傾向も興味深い。全国の店舗やネットストアでは機内持ち込みサイズである「黒の36L」が不動の1位だが、銀座店では「黒の75L/105L」といった大型サイズが非常に好調とのこと。
重量5.1kg(105L)という軽さやシンプルな設計が支持されているだけでなく、銀座で買った多くのお土産をその場でパッキングして帰るという、インバウンド客の多い店舗ならではの事情が反映されているようだ。
ほかにも売り場の工夫として、実際の使用シーンを再現したディスプレイやホテルの客室でよく見かけるバゲージラックを設置している。気になるキャリーケースを実際に広げたり引いてみたり、サイズ感や使い勝手をじっくり試すことができるのだ。
仕分けケースなどを使ったパッキングのお手本も展示されており、どのように荷物を詰めればよいかひと目で分かる工夫も施している。
実際に触れて、旅の準備を具体的にイメージしながら自分にぴったりの1台を選べるのは、足を運んで買い物を楽しむ実店舗ならではのうれしいポイントといえるだろう。
地下1階~1階:焼きたてパンが並ぶベーカリー、世界の食文化が学べるレストラン
「食」の進化も銀座店の大きな魅力だ。地下1階の「MUJI Diner」は、2025年2月から「素(そ)の食」をテーマに世界各国の料理を期間替わりで提供するスタイルへ。直近では2026年3月にメニューをリニューアルし、11時~14時のランチは1950円~2200円の定食を、17時~21時のディナーは定食・アラカルト・飲み放題付きコースなどを提供する。14時~17時のティータイムにはドリンクやデザートも楽しめるとのこと。
1階の「MUJI Coffee&Bakery」は、2025年2月に店内レイアウトを刷新。新たに導入されたエスプレッソマシンにより、自家焙煎の「銀座ブレンド」を使用したラテやアメリカーノが楽しめるようになった。
パンは「バケット」のほか、かなりの「クロワッサン」推しで、シンプルなクロワッサンからチョコ・あんバター・アーモンドなどスイーツ系、サンドイッチやパイなど食事系まで幅広くそろっている。
記者も実際に、クロワッサンの生地を使った「メロンパン」(320円)と「ベーコンエッグのクロワッサン」(390円)をテイクアウトしてみたが、あまりにおいしそうな見た目と香りにすっかり写真を撮るのも忘れてしまい……。
どちらもバターの風味と皮(クッキー生地)部分・しっかり厚みのある具材とのバランスがよく、価格も比較的お手ごろなので、次回は店内のイートインスペースで焼きたてを楽しみたい。
2階~6階:「感じ良い暮らし」が並ぶショールームのような売り場
2階には「MUJI Labo」コーナーや刺繍サービス、3階には整然と並べられたヘルス&ビューティーに自転車、トラベル用品を取り扱う4階にはイベントコーナーやグリーン・ガーデン、5階にはリビングやベッドルームを再現した家具・寝具など、ほかの店舗ではなかなか見かけない商品・サービスが各階にそろっている。
何より銀座店で注目したいのは、品揃えの豊富さだけでなく、どの売り場にも実際の利用シーンを体験できるディスプレイがあること。良品計画は企業理念として「感じ良い暮らしと社会」の実現を掲げており、世界旗艦店である銀座は、その哲学が感じられるショールームのような店舗ともいえる。
また、6階には「MUJI HOTEL GINZA」のフロントがあり、ここでは買い物だけでなく、無印良品のシンプルで機能的な価値観を「宿泊」という形でフル体験できる。
同社の宿泊滞在事業「MUJI STAY」についての詳細は、新施設「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」の取材記事をご覧いただきたい。
「無印良品 銀座」店舗情報
所在地: 東京都中央区銀座3-3-5
アクセス:
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅(B4出口)から徒歩3分
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅(5番出口)から徒歩3分
JR山手線 有楽町駅(中央口)から徒歩5分
営業時間: 11時~21時





































































