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京都・清水に誕生した無印良品のホテル「MUJI BASE」に泊まってみた。全4タイプの客室と館内サービスをまるごと紹介

2026年5月20日 開業
無印良品の宿泊施設ブランド「MUJI BASE」第5弾が京都にオープン

 無印良品を展開する良品計画は、京都・清水に新たな宿泊施設「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」(京都府京都市東山区清水4-171)を5月20日にオープンする。

 今回は、開業に先立って行なわれた試泊体験付き内覧会に参加してきたので、全4タイプの客室や充実の館内サービスなど、施設の全貌を詳しくレポートしていく(設備・客室の仕様は開業時に変更となる可能性がある)。

京都市バス 清水道から徒歩2分。清水寺や八坂神社の近くにあり、京都駅や河原町・祇園四条からもアクセスしやすい立地

団体向けの大部屋を再構成。ゆったり広めの客室は全4タイプ

 清水寺の正門(仁王門)から徒歩で10分。40年以上にわたって、修学旅行生など団体客を受け入れていた「アメニティーホテル京都」の外観はそのままに、客室をはじめ館内をフルリノベーションしている。

 全18室の客室には、無印良品のアイテムを約9割採用。同じく良品計画が展開する「イデー」のインテリアや、京都に関わりのある作家の作品も取り入れ、シンプルでありながら穏やかな空間に仕上げたとのこと。

建物の2階~5階に全18室を備える。記者が泊まったのは5階で、2階には洗濯機などが利用できるユーティリティルームあり(詳細は後述)
無印良品のアイテムを中心に、一部はイデーのインテリアや京都を拠点とするアーティストや京都近郊で活動する作家の作品も取り入れている

 客室は、滞在スタイルに合わせて選べる以下の4タイプを用意している(宿泊料金はいずれも1泊1室あたり、宿泊税を含む)。6歳以下の子供は、大人1名につき1名まで添い寝(無料)で宿泊可能。

ダブルルーム(全6室、定員2名、2万200円〜)

 約18.3m2のコンパクトな空間にクイーンベッド1台を備えた、一人旅にも最適な客室。

ツインルーム(全1室、定員3名、3万1600円〜)

 約24.5m2の部屋に、2段シングルベッドとデイベッドを配置。館内2階に1室のみ、窓が広く開放感のあるユニークな構造となっている。

ツインルーム バスタブ付(全10室、定員3名、4万5000円〜)

 約29〜31m2のもっともスタンダードなタイプ。シングルベッド2台とデイベッドのほか、ダイニングテーブルや浴槽も完備し、長期滞在やビジネス利用にお勧めとのこと。今回、記者が泊まったのもこのタイプだ。

ツインルーム バスタブ付(502号室)
記者が泊まった部屋(501号室)

ファミリールーム(全1室、定員4名、6万2799円〜)

 館内2階に1室のみのスイートタイプ。約53.3m2の客室はリビングと2つの寝室に分かれており、ダブルベッド各2台(計4台)を備える。親子3世代やグループなど、同じ部屋でもゆったりと過ごしたい場合に利用したい。

和室の隣にある寝室(ダブルベッド2台)
キッチン裏にある寝室(ダブルベッド2台)
洗面台も2つある

全室シンク・冷蔵庫付き。周辺には名物スーパーや無印良品の大型店舗も

 全室に無料Wi-Fi、ミニシンク、冷蔵庫、湯沸かしポット、食器類、ダブルルーム以外の3タイプと共用部のユーティリティルーム(後述)には電子レンジを備えており、長期滞在にも対応。

 宿泊プランは素泊まりが基本となっているものの、1階の小川珈琲ではモーニング・ランチ・カフェメニューを提供する。メニューなどの詳細は別記事にてお伝えしたい。

大きなゴミ箱がシンク下に2つあるうえ、冷蔵庫も2ドアタイプ
必要なカトラリーはダイニングの棚にそろっている。シンクには食器用洗剤・スポンジを用意
宿泊者限定のモーニング(2500円、事前予約制)

 そのほか、徒歩圏内にあり地元住民に50年以上愛されているスーパー「ハッピー六原」(京都府京都市東山区轆轤町110)や、生鮮食品を扱う「無印良品 京都山科」(京都市山科区竹鼻竹ノ街道町91、クルマで約15分)を活用するのもお勧めだ。

徒歩4分の「ハッピー六原」
徒歩3分の「フレスコ」も京都のローカルスーパー。東山安井店はかなりインバウンド仕様

手ぶらでも安心。無印良品の人気アイテムが試せる充実のアメニティ

 客室には、無印良品の人気商品であるぽち菓子やドリップコーヒー、自分で詰める水のボトル、施設オリジナルのエコバッグ、近隣の観光地・お店情報をまとめた冊子が入った「街歩きボックス」を用意。

 3種類の香りが選べる「超音波うるおいアロマディフューザー」やルームフレグランススプレー、空気清浄機、温冷切り替え機能付きの「大風量マイナスイオンドライヤー」も備えており、滞在中に気になるアイテムを生活空間で実際に試すことができる。

街歩きボックス
超音波うるおいアロマディフューザー
ルームフレグランススプレーなど
空気清浄機
ハンガーは6本あった(ベッド2台、定員3名のツインルームの場合)

 洗面台には、使い切りサイズ(パウチタイプ)の化粧水、乳液、オイルクレンジング、洗顔フォーム、バスソルトといったスキンケア用品、竹で作られた歯ブラシやくしなどが並ぶ。

 充電器や延長コード、爪切り、ワインオープナーなどの備品もフロントで貸し出ししているため、最低限の荷物で身軽な旅行を楽しんでいただきたい。

使い切りサイズのスキンケア類
大風量マイナスイオンドライヤー 温冷切り替え機能付き
広いお風呂は大人+子供が同時に入っても大丈夫そう
パジャマはフリーサイズ(1サイズ)のみ。ボトムスはやや短めの丈で、男性M~Lサイズくらいの大きさだった
備品や施設案内は専用サイトから確認できる
Wi-Fiの速度も十分

連泊も快適にサポートする館内設備「ユーティリティルーム」と売店

 少し長めの「暮らすような滞在」を提案する「MUJI BASE」ブランドならではの設備として、2階には宿泊者専用の「ユーティリティルーム」を設けている。

 水ボトルや持参した水筒に給水できるウォーターサーバーをはじめ、製氷機や電子レンジ、洗濯機・乾燥機(各800円/回、キャッシュレス決済のみ)を備えており、連泊の強い味方となってくれる。

洗剤・柔軟剤は不要とのこと

 また、1階の売店では、日焼け止めやフェイスマスク、靴下、タオル、水筒、書籍、キャリーケースにボストンバッグなど、旅をサポートする無印良品のアイテムを取りそろえている。客室やお茶の時間に試して気に入ったものを買って帰る、といった楽しみ方もできそうだ。

日焼け止めなどスキンケアのラインアップはかなり充実していた

小川珈琲が宿泊者専用ラウンジに。京都ならではのおもてなし「お茶の時間」

 21時~24時の「お茶の時間」は、1階の小川珈琲を宿泊者専用ラウンジとして開放。無印良品の3種類のお茶(ノンカフェイン)から好きなものを1つ選び、ホテルスタッフにその場で淹れてもらえるうえ、お茶のおともにおかきやチョコレートといったお菓子もいただける、無料のおもてなしサービスが行なわれる。

 お茶とお菓子を味わいながら、日中とは異なるカフェの雰囲気を楽しんだり、1日を振り返ったりするのもよいだろう。

1階の小川珈琲が宿泊者専用ラウンジに
一日の終わりをゆったり過ごしてみてはいかがだろうか

MUJI BASE KYOTO kiyomizuの基本情報とオープン記念プランを紹介

MUJI BASE KYOTO kiyomizu(写真提供:株式会社良品計画)

所在地: 京都府京都市東山区清水4-171
アクセス: 京都駅からクルマで約15分、京都市バス 清水道から徒歩2分
チェックイン: 15時~24時、事前セルフチェックインに対応
チェックアウト: 10時、1名あたり+2200円で最大11時まで延長可能
門限: なし
※24時以降はエントランスを施錠するため、入館時はインターホンにて対応
宿泊プラン: 素泊まりのみ、オプションとして朝食(2500円、現地払いのみ)やガイドツアー(1500円)を追加可能
※全館禁煙

 チェックインとチェックアウトは、フロントに設置されたタブレット端末を使ったセルフ方式。館内サービスの確認、朝食や宿泊者限定のガイドツアー「早朝の清水参り」の予約は、専用のWebサイトから行なえる。

フロントのタブレット端末
客室の鍵はカードキーではなく暗証番号4桁となっている
宿泊者限定ガイドツアー「早朝の清水参り」を担当するMUJI BASE KYOTO Kiyomizu スタッフ 浦岡昇一さん

 オープン当日の5月20日から7月31日までは、通常よりお得なオープン記念料金にて予約可能。MUJI BASEブランドに興味がある人はもちろん、清水寺や八坂神社など祇園・東山エリアでの観光を検討している人、京都での“暮らし”を旅しながら体験してみたい人は、ぜひこの機会に予約してみてはいかがだろうか。