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仙台に初進出の星野リゾート「界 秋保」4月25日開業決定! 全49室が渓流ビューの温泉宿、予約受付スタート

2024年4月25日 開業

2023年10月12日 予約開始

仙台市街地からクルマで約30分の秋保温泉に、星野リゾート「界 秋保」が開業

 星野リゾートが展開する温泉旅館ブランド「界」は、宮城県初進出となる「界 秋保」(宮城県仙台市太白区秋保町湯元平倉1番地)を2024年4月25日に開業すると発表した。これに伴い、本日10月12日から宿泊予約を開始する。

 秋保温泉は“仙台の奥座敷”とも呼ばれる歴史深い温泉地で、歴代天皇や伊達政宗をはじめとする藩主が身体を癒やしたともされる。

 奥羽山脈から流れる名取川を見下ろし、四季の移ろいを感じられる立地を活かして、岩組みの開放的な露天風呂や自家源泉かけ流しの内湯、渓流のせせらぎを楽しめる足湯テラスなども設ける。

大浴場の露天風呂は大自然に囲まれて開放的。内風呂は自家源泉かけ流しの「あつ湯」と「ぬる湯」の2つの浴槽がある
名取川に面し、渓流の音や風を間近で感じる足湯を備えたテラスを設ける予定

 客室は49室あり、その全室が渓流ビュー。広さの異なる和室(定員2名~4名)をはじめ、特別室や愛犬ルームを用意する。

 部屋のデスクには光を受けて緑に輝く「仙台ガラス」のアート、部屋番号の札には伝統工芸品の「白石和紙」、寝室の障子にはこけしの柄をあしらうなど、至るところにご当地の要素を取り入れている。

和モダンな客室「紺碧の間」。紺碧色の縁側で、渓流の景色を切り取る
「紺碧の間」は地域の文化に触れるご当地部屋で、左は昼間、右は夜の雰囲気
名取川の峡谷「磊々峡(らいらいきょう)」が、かつて“紺碧の深淵”と表現されたことから着想を得ている
仙台ガラスのアート
障子に隠れたこけし柄

 夜は、大名の食事をイメージした会席料理。牛テールと仙台味噌のリエットや旬の海の幸を盛り込んだお造りを、脚付きのお膳でを提供する。

 また「特別会席」では、米どころ宮城県らしく“俵の形”に雲丹を巻いた牛肉をいただく「牛の山海俵鍋」、牛タンやセリといったご当地食材が楽しめるという。

 宿泊価格は、2名1室1人あたり夕朝食付で1泊3万1000円〜。

特別会席で味わえる「牛の山海俵鍋」
会席料理(基本)の一例
特別会席の一例
ご当地食材を盛り込んだ特別会席には「牛の柔らか煮 シチュー仕立て」などの料理も
先付けのリエットは、名産の仙台麩や1枚ずつ手焼きの「みち乃くせんべい」につけて
星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」