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東池袋の「宮城ふるさとプラザ」2024年度中に閉店へ。萩の月や牛タン人気で生産者支えた18年の歴史に幕

運営団体が後継店舗の開設検討へ

2023年12月20日 発表

東池袋の「宮城ふるさとプラザ」が2024年度中に閉店。運営団体が後継店舗を開設する方針を検討

 宮城県物産振興協会は12月20日、宮城県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」(東京都豊島区東池袋1-2-2)の閉店に対する方針について発表した。

 宮城県議会農林水産委員会がすでに明らかにしているとおり、県は「宮城ふるさとプラザ」を2024年度中に閉店することを決定。同店は2005年のオープン以来、延べ1260万人が来店し、銘菓や農水産物、ご当地グルメのすんだシェイクや牛タンなど、80億円にのぼる県産品を売り上げた。

 閉店を惜しむ声も多いなか、店舗の運営を担う同協会は「お客さまからの信頼、また生産者の方からの期待は計り知れないほどの価値がある」として、後継店舗を開設するため検討を進めていく方針を示した。

 具体的な場所や規模は現状未定だが、今後も首都圏における県のPRに取り組みたいとしている。

東池袋にある宮城県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」