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もはや暮らしたい! 離島初「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」に泊まってみたら圧巻の夕景とハイレベル島料理に癒やされた
2023年8月30日 00:00
- 2023年8月下旬 取材
日本の離島に初となる「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」(沖縄県宮古島市平良久貝550-7)が開業し、8月26日にグランドオープンを迎えました。
6月から始まったソフトオープン期間を経て、いよいよ本格開業です。さっそく泊まる機会が得られたので、滞在の楽しみ方を写真たっぷりでご紹介しましょう。
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ホテルに到着した瞬間目に飛び込んでくる、宮古ブルーのオーシャンビュー
沖縄本島の南西部に位置する宮古島。ホテルは宮古空港からクルマで約15分、下地島空港からは約25分の自然豊かなトゥリバー地区に立地し、宮古島の中心市街地や宮古諸島で2番目に大きな伊良部島へアクセスできる「伊良部大橋」にもほど近い場所にあります。
エントランスに到着するとまず目に飛び込んでくるのは宮古ブルーの海。宮古島は河川や湖がない土地なので、ひときわ澄んだ海が自慢です。また沖縄県では6軒目となるヒルトンですが、ここはホテルすぐ目の前の「みやこサンセットビーチ」に隣接しているということもあり、夕景の美しさは随一。
敷地内には宮古島らしい樹種が植えられリゾート感たっぷり。また開放感あふれるロビーをはじめ、館内の至るところに島の自然をモチーフにしたアートが配されています。
全客室にプライベートバルコニー付き。朝から夕までとことん絶景に浸れる!
客室は329室。伊良部大橋の全景とオーシャンビューを望むプライベートバルコニーが全室に備わります。
客室タイプは「デラックスルーム」(35~37m2)を中心に、ゆったりとした広さの「プレミアムルーム」(41m2)、特別な専用ラウンジを利用できる「エグゼクティブルーム」(35~37m2)とリビング・ベッドルームが分かれた「スイートルーム」(70~131m2)、そして車椅子でも入室可能なシャワールームを備えた「アクセシブルルーム」(35m2)の5種類。
どの部屋も宮古島の自然をデザインに取り入れたお洒落な雰囲気ながら、55インチ液晶テレビ、無料Wi-Fi、枕元やデスクまわりの電源タップ、湯沸かしポット、冷蔵庫、セキュリティボックスなど必要なものはすべて揃っています。
今回泊まったのは、2台のベッドが配置されたスタンダードな「ツインデラックスルーム」(35m2)。トイレとセパレートになったバスルームは湯船が付き、大きい鏡の洗面台には上質なアメニティや1200Wのハイパワーなドライヤーも。海やプールで存分に遊んだあとでも快適にリフレッシュできる機能が備わっていました。
名物プールと隣接の「みやこサンセットビーチ」。島素材のドリンク片手に真っ赤な夕日に酔いしれる!
なかでもホテル最大のこだわりはプール。ファミリー用・大人用・キッズ用と、水深の異なる5つのプールが屋内外にあるので安心して水遊びを楽しめます。
またホテルすぐ目の前に広がる「みやこサンセットビーチ」へは、このプールを通って直接アクセス可能。ヨガやSUP、スノーケリング、島ウォークといったさまざまなアクティビティも予約を受け付けているので、ぜひ宮古島の大自然を体験してみてください。
遊び疲れてちょっと休憩したい、あるいは水には入らず眺めて楽しみたいという人は、2階ロビーにあるラウンジ「茶寮」や屋上階のルーフトップバー「ユナイ」へ。
茶寮では軽食やドリンクメニューを揃えており、宮古ブルーの海を眺めながら気軽に寛げます。ショップコーナーで地ビールやスイーツをテイクアウトして、自分の部屋に持って行くのもアリ。
夕景にどっぷり浸るなら18時からオープンする「ユナイ」がお勧め。ここでは宮古島産のハーブやフルーツを使ったオリジナルカクテル、ノンアルのモクテルをオーダーできます。青い空と海に溶けていくような夕日に魅了されること必至です。
島料理ってこんなに美味しいの!? 家族で楽しいビュッフェor大人の本格イタリアン、滞在中はどちらも試すべし
さて、プールや海でひとしきり遊んだら夕食タイム。ホテル館内の飲食施設は前述の茶寮とユナイのほか、シグネチャーレストランの「イゾレッタ」とオールデイダイニング「アジュール」があります。
イゾレッタでは本格イタリアンを世界各国のワインとともに味わえます。今回いただいたのは夏季メニューで、宮古島産マグロのカルパッチョ、宮古島産ピンザ(ヤギ)のロースト、石窯で焼きたてのピザ、メインディッシュは沖縄県産黒毛和牛のアフォガーレと、地元食材を生かしたフルコースでした。ランチ利用もできますよ。
一方「アジュール」ではビュッフェを提供。こちらも沖縄らしい郷土料理をはじめ、和洋中のバラエティに富んだメニューがずらりと揃っています。例えばゴーヤチャンプルー、宮古島野菜と島豆腐の白和え、グルクン(地魚)の南蛮漬け、ラフテーと冬瓜、県産豚の黒酢酢豚、宮古味噌を使ったミニトゥリバーガーなど。
夜は、シェフがライブキッチンで焼き上げるステーキやカービングマシンで1枚ずつ切り分けてくれる生ハムもイチ押しです。
アジュールでは朝食とランチもビュッフェをいただけます。目の前で調理してくれる卵料理や沖縄県産ハーブチキンのグリル、宮古そばなど、夜とはちょっと趣向の異なるメニューでライブ感を演出。そして注目したいのが、自分で“作ってみよう”コーナー。ビュッフェボードの一角に具材が並び、お好みの量でご飯を盛ってタコライスやポーク卵おにぎりを作れます。
さらに朝限定でワッフルマシンも登場。生地を機械に流して両面返すと、ヒルトンのロゴが焼き付いた大きなワッフルが完成します。カリッふわっとした食感に、フルーツソースや生クリームなどトッピングも自由にアレンジできるとあって、老若男女に大人気の様子でした。
まだまだある館内施設。あらゆる利用者に配慮したホスピタリティに癒やされ、もう帰りたくない!
キッズクラブ「スプラッシュ」には、靴を脱いで子供と保護者が自由に遊べる遊具や絵本がいっぱい。小学生~9歳を対象としたさまざまな体験アクティビティ(有料)も行なっています。
フロントで頼めば子供用アメニティを無料で提供してもらえ、ベビーベッドや子供用パジャマなどもレンタル可能です。
また旅の疲れを癒やすスパ「TWURIBA(トゥリバー)」では、完全個室のトリートメントルームのほか、友達やカップルで同時施術を受けられる2名用のカップルルームを用意。
沖縄在来種「月桃」の精油配合オイルを使った「琉球トリートメント」などを受けられます。
そのほかテクノジムのスポーツ機器を備えた24時間営業「フィットネスセンター」は滞在客なら無料で利用でき、長期滞在客にはありがたいランドリーコーナーを完備するなど、とことんファミリーフレンドリーにこだわっています。
大人も子供も、日本人もインバウンドも、1人でもグループでも快適に過ごせるヒルトン沖縄宮古島リゾート。ここを拠点に、心置きなく宮古島旅行を楽しめそうです。
さらに2026年春、敷地に隣接してブティックホテル「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」が開業することが発表されました。ますます注目の宮古島へぜひ足を運んでみてください。