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ヒルトン沖縄宮古島リゾート、海と夕日の絶景に恵まれグランドオープン。座喜味市長「島の観光振興を牽引してくれると期待」
2023年8月28日 17:30
- 2023年8月26日 グランドオープン
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区は8月26日、日本国内では離島に初進出となる「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」(沖縄県宮古島市平良久貝550-7)をグランドオープンした。
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三菱地所と鹿島建設が初めて開発したビーチリゾートホテルで、宮古空港からクルマで約15分、下地島空港からは約25分。サンゴ礁の海とマングローブ林に囲まれた自然豊かなトゥリバー地区に立地する。
客室はツインルームを中心に329室。伊良部大橋の全景とオーシャンビューを見渡せるプライベートバルコニーが全室に備わる。また、ホテルすぐ目の前に広がる「みやこサンセットビーチ」へは敷地内から直接アクセスできる構造になっており、SUPやスノーケリングといったさまざまなアクティビティを通じて宮古ブルーの海を満喫できる。
そのほか併設のレストランでは、島の食材をふんだんに使った朝食ビュッフェやイタリアンのコースディナーを提供。美しい夕景とともにオリジナルカクテルを味わえるルーフトップバーも完備している。
約2か月のソフトオープン期間を終え、いよいよチャペルや宴会場といった館内の各施設・サービスも本格的に運用開始されることとなった。
この日は市内外から関係者を招いてグランドオープ二ングセレモニーとパーティーが開催され、ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア代表 ティモシー・ソーパー氏をはじめ、来賓として出席した宮古島市長 座喜味一幸氏ら計12人がテープカットに臨んだ。
沖縄県に6軒目の開業となったヒルトン沖縄宮古島リゾート。総支配人の棚町誠二氏は、その魅力について「とにかく絶景のロケーション。我々ヒルトンのなかでも最大の武器だと思う」とコメント。
また「洗練された客室と多彩なアクティビティ。プールはご覧のとおり家族用・大人用・子供用と屋外に3つ、屋内に2つ設けており、ほかにもキッズクラブ、スパ、フィットネスと、あらゆる利用者に対応したさまざまな施設がある。それがヒルトン沖縄宮古島リゾートの強み」とアピールした。
今後は宮古島に貢献できるホテルとして「島にお住まいの方々とタッグを組み、(国内外からの観光客だけでなく)島民の皆さまにも施設をご利用いただき、宮古島を全体で盛り上げていきたい」という。
パーティーに登壇した座喜味市長は宮古島の入域観光客について、「伊良部大橋の完成以降、右肩上がりとなり、2018年度には100万人を達成するなど観光産業は大きく成長した。コロナ禍で厳しい影響を受けたものの昨年度からは回復を見せ、2023年4月〜7月の観光客数は毎月、過去最高値を記録している。コロナ前を遥かに超える状況」と説明。
これを踏まえ、「インバウンドも徐々に戻りつつあるなか、日本だけでなく全世界に多くのファンを持つヒルトンが開業したことは、宮古島市にとって大変喜ばしいこと」と祝辞を述べた。
なおヒルトン沖縄宮古島リゾートでは開業記念として、宿泊者以外でもプールやランチビュッフェを利用できる日帰りビジタープランを9月30日まで実施中。宮古島市民ならさらにお得になる。
プールのみの価格は大人7000円(市民3500円)、子供3500円(市民1750円)。プール&ランチビュッフェの価格は大人8800円(市民4800円)、子供4400円(市民2400円)。予約は公式サイトで受け付けている。