Yahoo!天気アプリに「風レーダー」機能追加、防災にも普段の生活にも便利

Yahoo!天気アプリに搭載された「風レーダー」機能

　Yahoo! JAPANは、iOS版のYahoo!天気アプリに「風レーダー」機能を6月までに追加すると発表した。Android版では、すでに4月から利用できるようになっている。

　同機能は、2時間前から最大72時間先まで1時間間隔でピンポイントに風速や風向きを確認できるというもの。Yahoo!天気アプリを起動し、「雨雲レーダー」機能の左側にある上から2番目のタブをタップすることで利用できる。

　地図上に流れる線のアニメーションで風速や風向きが表現され、色の分布図で風速を確認できるため、視覚的に風の状況を捉えられる。世界中の情報を参照できるようになっており、台風の発生なども確認可能。日本国内ではさらに細かい地点ごとに風の状況を確認できる。

　画面の下部には、指定した地点の風速や風向きの推移を確認できる折れ線グラフも用意されており、強風が想定される場合には「非常に強い風」「猛烈な風」といった表現で注意喚起も行なわれる。

　Yahoo!天気・災害 エンジニアで風レーダーのプロジェクトマネージャーを務める瀬川浩司氏は、「台風の時など、風が強く身の危険が迫るようなこともあることから、この機能の開発に着手した」と振り返る。

　そうした災害対策としても有益な機能だが、マリンレジャーや自転車、洗濯物を干すかどうかなど、普段の生活で風の影響を受けるような場面でも便利に使えるだろう。

Yahoo!天気・災害 エンジニアの瀬川浩司氏