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うめきた2期、開発の進む現地に大型の完成予想模型現わる。プロジェクト名は「グラングリーン大阪」に
公園+南北街区でヒルトン最上級「ウォルドーフ・アストリア大阪」も出店
2023年2月7日 18:00
- 2023年2月7日 実施
三菱地所を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は2月7日、本開発事業のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定し、あわせてロゴマークを公開した。「グラングリーン大阪」のグリーンは公園を中心として生まれる「自然と都市の融合」というテーマを込めている。
「うめきた」はJR大阪駅北側の梅田貨物駅、通称「梅田北ヤード」跡地を利用した再開発地区の名称で、大阪最後の一等地として2013年に先行開発区域として「グランフロント大阪」が開業している。
現在開発が進むうめきた2期地区は総地区面積9.1ヘクタールで、約半分の4.5ヘクタールの広大な都市公園を中心に南街区・北街区で構成する。都市公園内には、来月開業予定のJR西日本の大阪駅新ホーム「うめきた新駅」に直結する「大屋根施設 情報発信棟」や「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」などが整備される。
また南街区にはヒルトンホテルファミリーの最上級ホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」やアップスケールホテル、北街区には「キャノピー by ヒルトン大阪梅田」の開業が決定している。
プロジェクト名称・ロゴマークの発表に伴い、関係者向けのPRルームも合わせて報道陣に公開された。うめきた2期工事地区を眼下に見下ろす部屋に設置され。工事の進捗状況とあわせて完成予想模型で具体的な街のイメージができる。なお、PRルームは一般の見学はできない。
記者発表会で登壇した三菱地所 執行役常務の木村透氏は、本開発プロジェクトの概要説明のあと、「長期化しているコロナ禍ではあるが、人と人の交流が希薄になっている。リアルの交流の重要性が再認識されている。国籍・性別を問わず、いろんな方々にお越しいただける街にしていきたい」と抱負を語った。
2024年夏ごろには北街区のホテル・中核機能施設・商業施設および都市公園の一部が先行まちびらき。2025年春には南街区のオフィス・ホテル・中核機能施設・商業施設が全面開業し、2027年度にはすべての完成を目指す。